CDは盤に張られた情報をレーザーで読み取って音にするが、現在のプラスチックの盤は透明度が完全ではないため読み取りも不完全。また日光や高温でもわずかに曲がり、音質が劣化する。これに対し、ガラスCDは完全に透き通っており、温度や湿度変化を全く受けないため、いつまでも同じ状態で聞ける。

 ちょっ!!! どこから突っ込めばいいのかと!
 現在のCDに用いられるポリカーボネートは、レーザーの波長(780nmだっけ?)から見れば透明と見なしてOKです。温度による変化はガラスの方が少ないですね。ただ、全く影響を受けないと言い切るのはどうかと... ガラスもソーダ灰が残存する水分に溶けてアルカリを示す場合がありますし、ガラスだから一概に保存性がよいと言って良い物か。初期のCDは、アルミの酸化によってダメになっちゃう物がありましたが、今はそんなことないしねぇ。
 逆に、重量が大幅に増えるので、スピンドルモーターに負担が掛かって、プアなデッキだと、かえってエラーが増えそうな予感です。
 ちなみに、マスターディスクや検査用のものには、もともとガラス製のCDが存在します。 もしかして、これをマネしたかっただけなのかも!