出るのか出ないのか、かなり謎な扱いだったEOS 60Dが、噂通りバリアングル液晶を搭載して発表になりました! 現行の50Dの後継と言うよりも、若干下、Kissと7Dの間を埋めるよう、ゾーニングが変更になっている気がします。
 KissX4 → 60D → 7D
 バリアングル液晶以外にも、いろいろ意欲的な機能が搭載されていて楽しいです。
 サブ電子ダイアルが、従来のダイアル+KISS風のボタンになってたりして、色々感心します。
 アートフィルターなんて、今流行ですもんね! 撮ったった写真をジオラマ風とか、トイカメラ風とかに出来るヤツです。
 それと、ライブビュー時のマルチアスペクトサポート。標準の3:2に加え、4:3、16:9、1:1の4種類だそうです。四角い写真を撮りたいとか、TVサイズ、コンデジサイズにしたいときには便利ですね。1:1なんて、CDやDVDの盤面、CDのスリーブ作成に丁度良いサイズだと思います!
 「雰囲気を選んで撮影する」も、細かい設定が不慣れな人には良いと思います。
 本当に、Kissからのステップアップを主眼に置いたカメラだと思います。
 連続撮影速度が50Dの約6.3コマ/秒から約5.3コマ/秒に落ちているのは、Digic4の限界かな。画素数が増えてますので、その分相殺だと思います(50D=1500万画素×6.3コマ/秒=9450万画素/秒。60D=1800万画素×5.3秒=9540万画素/秒)7DはDigic4が2個乗ってますから、問題なしです。
 それよりも、なによりも、同時発表されたレンズ群がスゴイ!
 428328のリニューアル! 蛍石使って、SWCコーティングで、フッ素加工されて、もう、CANONの本気ですよ! ロンドンオリンピックに向けての本気具合が伝わってきます。
 あと、54、64もリニューアルですって。フォトキナに参考出品するみたいです。
 長玉Lが揃ってリニューアルですね!
 EF 70-300mm F4-5.6 L IS USMは、恐らく、100-400のリニューアルというか、後継なんでしょうね。ちょっと格好悪いカタチしてますが
 個人的目玉は魚眼ズームレンズ「EF 8-15mm F4 L Fisheye USM」。
 このレンズは、予想を大きく裏切るレンズだった! (EF-sだと思ってた)
 全周魚眼(写真の中に丸く写真が写る)と、対角魚眼(写真の長辺が対角180度で写る ← 普通に魚眼と言ったらコッチ)を1本でカバーし、かつ35mmフルサイズ! RAWで撮っておけば、歪み補正で、強力な広角レンズとしても使えるはず!(私のようなAPS-Hで使える魚眼ってなかったので)
 冬のボーナスで買おう、そうしよう!