さて、9/20に仕込んだカボチャ酒蒸留実験の報告をする日がやってきました。
 麹によるデンプンの糖化。そして酵母によるアルコールと二酸化炭素の発生。ここまでは順調です。ぷつぷつと湧く炭酸からは、カボチャの臭いがほのかに香ります。
 そして、2週間。
 瓶を開けると…。あれ、あまり香りがしない。
 濾し布とキッチンペーパーを使って澱を取り除き、圧力鍋に。蒸気口にシリコンチューブを刺し、冷却水槽を経て生成物が溜まる仕組みです。鍋の圧力が上がってくると、ポタポタと蒸留された液体が溜まっていきます。
 前回の芋の時は、結構強烈な臭いだったんですが、今回はそれも少ない…。
 結局600ccほどの成果物で実験終了。
 味を見てみると、完璧に、ただの消毒用アルコールです。味も何もない。なんだこれ。完全に実験失敗です。抽出実験は成功だけど、実験全体としては失敗です。
 結果。カボチャはそもそも、こういう用途に向いてない。あと、蒸留の温度が高すぎた。70度ぐらいの温度でゆっくり出来たら、もう少し風味も取り出せたんだろうけど。何にしても、どぶろくの段階で臭いがないって事は、やっぱり味もないって事ですよね-。あーあ。
 ちょうどいい加水アルコールなんで、キッチンの消毒用に使いたいと思います。
 よい子のみんなは、真似しちゃダメなんだからねっ! するなら、芋がいいよ!

1件のコメント

  1. 寝るつもりで風呂入って覚醒。結局iPhone発表みてAndroid含む価格動向を楽しみになる展開。
    買えないけど最近PS3でアイマスやりたいです。BF3も興味有り。

    ちょろ
  2. ▼ちょろさん
     iPhoneはどうなるか楽しみですね。たたき合いとなるか、起爆剤となるか。
     ウチのPS3はもっぱらDVDプレイヤーです。

    千歳

コメントは受け付けていません。