私が撮影班で参加しているバンド「Sterling」のメンバーで、温泉&スキーに行ってきました!
 場所は、名湯と名高い群馬県草津温泉。東京からはちょっと(というか、高速降りてからが)遠いのですが、泉質、湯量では日本トップクラスの温泉です。湯もみで有名ですね。源泉の温度が高すぎるので、板でお湯をかき混ぜ、温度を下げる方法です。水を加えずに温度を下げるので、源泉100%濃度の温泉を楽しめると言うわけですね。
 まず宿で着替え、一日目のスキー!
 と、思いきや、その日の天候は、極寒+雪。ぶっちゃけ、吹雪です。山頂の気温は-11℃。瞬間最大風速は28mと猛烈。もちろん動いているリフトは限られています。
 仲間は果敢に挑戦していたようですが、私は「今回初めてスキー(はぁと)」なユーザーにつきっきりで教えてました。ロッジ前でもすごい風。スキー板を履いたままでは、風に流されて立ち止まっていられないような突風が吹きます。
 そりゃー、スキーが嫌いになりますよね-。
 というわけで、戦線離脱1名様ご案内。
 さて、宿は「きんだい」というペンション。5つのお風呂があって、全て貸し切りタイプで使う斬新な形態の宿です。草津は、全て自然湧出という希な温泉。Phは1.7と強酸性泉です。源泉は50-96℃と非常に高いのも有名なポイントです。
 実際に入ると、皮膚にキズがある場所が「強烈に痛い」ぐらい肌を浸食する感じがします。いや、そりゃ、皮膚病に効く温泉で有名なわけですよ。表面に居る病原菌、間違いなく死滅レベルですから。
  

湯畑なう!'%><%=image 2,'モニュメントも完備!

 本当にいいお湯でした。
 談話室には、Nゲージ、HOゲージ、ミニカーが所狭しと飾られて、趣味人なら間違いなく興味を引かれる所。
 
もちぶた美味い

 夕飯は、上州のもちブタをメインにしたコース料理。値段もリーズナブルで、本当にいい宿だと思いました。ワインも豊富で美味しい。ハーブティも自家栽培のものを使っているようで、とても驚くようなお茶を頂けました。これなら納得のほぼ満室だったようです。
 夜はUNOなどで盛り上がって就寝。翌日は、願いが通じたような綺麗な晴れ。気温は変わらず-11℃ですが、風速はすこし楽になって15.8m。リフトも順調に動いているようです。
 前日スキーを教えておいてナンですが、この千歳忍。スキーは10数年ぶりという恐ろしいブランク。リフトの乗り方もすっかり忘れてしまっているようなアフォでございます。仲間は、みんな前日ある程度滑っているからいいですが、私は、ほぼほぼぶっつけ本番です。
 リフト-リフト-ゴンドラ-リフト-リフトと乗り継いで、いきなり山頂まで来てしまいました。しかも、林間コースのない中上級者コースオンリーです。うっはー!です。頂上は寒すぎてダイヤモンドダストが舞っています!
  
画に描いたような晴れ'%><%=image 4,'寒すぎて樹氷状態

 しかし、人間。昔覚えた事というのは、案外と体が覚えているモノで、不思議と一度も転ぶこと無く滑りきることができました。上の方をぐるぐる回り、リフト券の元は取った辺りで下山。レストハウスでカツカレーを頂きました。疲れた体には美味!うん。普通にカツが美味い。
 その後、借りていたスキー道具を返し、仲間と別れ、一路東京へ。
 半数は、別の宿にもう一泊するそうです。
 さて、久しぶりに滑ってみましたが、やっぱりスキーは楽しいね。なので、来月は越後湯沢に行くことにします。もう一滑りするぞ!
 それでは皆さん、良いお年を!