さて、昨日に引き続き5D2の話です。
 AE(露出)などは、7Dの進化形になっておりますが、AFは1D系のユニットそのままという豪華な5D3。デジタルになって、1D系のユニットがそのまま下位機に乗せられたというのは、初めてじゃないでしょうか。
 カメラ屋の店内というそこそこ明るい状況(LV7~8ぐらい?)。装着されていたレンズはEF24-105F4Lという手ぶれ補正機能つきのものです。このシャッタースピードなら手ぶれはほぼ完全に無視していいと思います。
 手持ちで、遠くの店内、近くの値札。交互に動かしてはピントを合わせます。その食いつき方と滑らかさは、従来の5系とは別格です。スッスッス。コッコッ。という最後の微調整もなく、スー。ピタ。という感じ。
 それを背面液晶で最大倍率に拡大してみますが、ちゃんとAFポイントにしっかりピンが来ている。当たり前と言えば当たり前なのですが、何度かやっていると多少迷ったり、ピントを微妙に外すこともあるものです。しかし、5D3には、そんな感じが全くありません。信頼してAFに任せられると思います。
 ある程度のレンズと距離なら、しっかりまつげにピンを持ってくるのも難しくなさそうです。AFだけに限って言えば、私の持っている1D3よりも食いつきは上かもしれません。
 そして、記録メディアはCFとSDのダブルスロット。使ってみると、これが本当に便利。かさばるRAWは、書き込みの速いCFに。普段使いはSDに、と分けたり。大切な撮影は、バックアップを兼ねて両メディアに。特にSDはノートPCなんかにスロットがある事が多いので、出先での大画面の確認にと重宝します。
 5D2も出始めは30万ぐらいしました。そう考えると、暫く待てば、十分に買い替えに値する金額に落ちてくると思います。少なくともボディの堅牢性、シャッターフィーリング、AF、メディアスロットだけで、価格アップの分は納得できるでしょう!!!
 低感度の画質にはそれほど差が無いようですから、じっくり構えて風景などを撮影する人は、価格の落ちている5D2でも十分かもしれません。一時期は15万円台まで価格が落ちていましたが、今は少し戻して17万円半ばぐらいです。
 価格差を気にしなければ、握ったときの満足感は圧倒的に5D3です。

1件のコメント

  1. >価格差を気にしなければ
    そここそ、一番気にしなければいけない個所と思われwww
    バッティングするD800Eの評判、売れ行き次第で下落幅は変わると思いますが、D800Eがそれほど評価が上がってないっぽいので、しばらくは30万台での販売と思われ…う~ん。

    million_cotton
  2. ▼million_cottonさん
     D800安いですね~。センサー自体の性能はNIKONに軍配が上がると思います。
     今回のCANONはAFと、ボディの作りですかねぇ。
     以前から、5系はスタートの値段が高い機種ですから、半年待てば万事OKなのでは。
     D800Eは、難しいですよ。
     解像感なんて言葉に期待して買うような層には扱える気がしません。

    千歳

コメントは受け付けていません。