「発射台で大爆発」という予想していたんですが。
 ちゃんと飛びましたね…。自国内に被害を出してるようですけど。
 なんだか、最終的には「弾道ミサイルじゃないもん! 巡航ミサイルなんだもん! 間違ってないんだからね!!!!!(///▽///)」とか言い出しそうで怖いです。
 米韓が発射を確認(早期警戒衛星による赤外線検知)という報告に対して、日本政府はしばらくは「確認されず」。1時間近く経って発表ということも話題になってますね。
 本当のところは知りませんが。何となく想像するに、「もう少し飛んでくれないと、対空レーダー網に引っかからないので、日本からは分からない」じゃないかな。同時刻に、自衛隊側には多少なりとも動きがあったそうなので、現場にはちゃんと情報は飛んでたように思います。(よく分かりやすい図)
 今回は、壮大なミサイル防衛(MD)の予行演習だったように思います。自衛隊にとっていい経験ではないでしょうか。
 ぶっちゃけ、あれがまともに飛んだ場合、イージス艦が積む対空ミサイルの上昇限度はおおよそ250km(SM-3)。届かないんですよね-。各地に配備されたPAC-3の有効射程は15km程。弾頭を積んでいないミサイルを打ち落としても、破片を多くするだけ。非対称ジメチルヒドラジンが大量に降ってきた場合に備えて、化学防護隊が居れば良かったんじゃないのかなぁと思いました。
 ぶっちゃけ、北朝鮮は日本に届くレベルのミサイルは既に開発済みなんだし、今更って感じですよね。衛星が打ち上げられるレベルとなると、これは大陸間弾道も可能ですから、アメリカさんには脅威になるのかな。
 というわけで、今回の大騒ぎは、自衛隊の実践演習と、アメリカへのパフォーマンス。あと、北朝鮮と世間様に「怒ってるぞ!」のアピールという所ですね。日本にとっては、衛星打ち上げなんかより、ウラン濃縮の方がよっぽど怖いわ!