これの為にWii Uを買っておいたと言っても過言では無いゲーム。ピクミン3が発売されたので、速攻で買ってきました~!
小さな謎の生き物を駆使して、惑星から脱出するアクションパズルゲームです。
任天堂らしい「謎を一つ解くと、それがプレイヤーの経験になって次に繋がる」感じがもの凄くよくできている作品です。それは「アイテムの発見方法」だったり、「敵の倒し方」だったり。ゼルダの伝説に非常によく似た根っこをしていると思っています。
ゲームバランスが非常に秀逸で、初見でも何とかクリアはできる。けれども、効率を重視してクリアタイムの低減を目指し出すととんでもないマゾケーになる優れものです。
難易度は、初代と2の間ぐらいでしょうか。操作性などを含め、いろいろあった問題点をきれいにまとめてきていると思います。
画面上にアイテムは見えるのに、現状のピクミンでは取りに行けないもどかしさ。でも、ルートを発見してあっと一歩というところでクリエイターの仕掛けたトラップにはまり、思わず出る声。
「違う、この色のピクミンじゃない!」
いそいそと基地に戻る。新しい色のピクミンを出して回収に向かう。よし、もう少しというところでタイムアップ。翌日、同じコースで派遣すると、原生生物が復活してて、遠くから聞こえるピクミンの断末魔。
「くっそ、またやられた!」
そんなどうでも良いことで、一喜一憂できる素敵なゲームです。
ちょっとした広場に出て、一歩踏み出すと、おどろおどろしい音楽と共に飛び出る中ボス。分かっていても「ドキっ」とします。そして、ピクミンが喰われないように必死で逃げ惑い、こいつを倒すのは、明日にしようと心に固く決めるのです。赤ピクミン100匹決戦隊です。
ああ、君たちの死は無駄にしないよ…。
「引っこ抜かれて~ 戦って~ 食べられて~♪」と、ついついCMソングを口ずさんでしまう千歳でした。
P.S.
確かにボリュームは少ない。あと、敵が少ない。油断したら全滅という恐怖感も少ないので、かなり優しいイメージ。
スーパールイージのように、アドオンディスクが出るんじゃないかと想像。