DC12VからUSB互換のDC5Vに変換するキット(要は、車載用のUSB電源)を購入したんです。
 搭載初日はすこぶる調子の良かったのですが、翌日から、なんだか電圧が一定しなくなり、最終的には全く給電しなくなりました。
 使っているうちに、通電を示すLEDランプが点滅していたので、これは、振動による半田のクラックではないかと思いました。
 これが、PC用の500円ぐらいの部品なら簡単に使い捨てるのですが、3000円近くもするんです。高いです。一応簡易防水になっていて、パッキンらしきものもあるんですが、本当に気休めです。
 実際にバラしてみると、案の定、電源用のコイルの足が外れていました(コイルを振動から守るボンドが少なすぎて、コイルが動きまくった結果)。
 振動が多いですからね、仕方ないです。
 久々に半田付けをしようと思ったら、コテはあるのに、半田がない。前の大掃除の時に捨ててしまったようです。しかし、夜も10時過ぎ。
 「ドン・キホーテに行けばあるかも知れない…」
 と思いつつ、行って無駄足だったときのダメージが計り知れません。家の近所には一応普通のホームセンターがあるからです。
 翌日の仕事帰り。とりあえず、使い勝手の良さそうな細さの物を選び、チョイチョイと半田付け。12Vだと、部屋の中で通電のテストが出来ないのが面倒です。バッテリーに繋いで、テスターでチェック。ちゃんと5Vの出力があります。念のため、ふたたび振動で外れないように、ちょいとダンパー的な物を挟んで、ボンドで固定します。これで、こいつはもう少し頑張ってくれることでしょう。
 それにしても、こんな単純な基盤に3000円とは…。絶対的な需要が少ないからと言って、ちょっとボッタクリ過ぎです。500円のDC-DCコンバーターキットに、ケーブル。自己癒着テープで半防水。これでいいんじゃなイカ?
 (追記)
 調べてたら、100円ショップで、車のシガーソケットからUSB5Vを取り出すアダプタが売ってるらしい。DCDCコンバーターだけでも数百円はするはずなのに…。
 (モトローラのMC34063が入っていれば、1.5Aぐらい抜けるらしいぞ…)