カメラ屋を覗いたら、人気沸騰中の一眼レフ「Df」が展示されていたので、ちょっとだけ触ってきました。
 質感がすごく高くて、持っているだけで満足できそうです。
 ファインダーは明るくクリアで、十分な広さ。目の位置によっては、液晶の表示が蹴られやすい印象がありました(眼鏡掛けているのもあるので)。
 CMOSセンサーはD4と同じもの。1600万画素で、nikonとしては恐ろしいほど控えめ。シャッター音はもう少しキレが欲しいかな。全体の質感やCMOSセンサーが良いだけに、ちょっと気になります。
 クラシカルな操作系ですが、私には全くなじめませんでした。ダイヤルの中央を押しながら回すというのを、片手ではこなせないのです。私が不器用なだけでしょうか。軽く触っただけでは動かないのは大事ですケドね。
 もっとも、システムとして速写向けではないので、当然と言えば当然なのかもしれません。三脚に固定して、のんびりいじって、シャッターチャンスを待つ。単焦点で、値はセットしまたまま、スナップショットを撮って回る。そんなのが似合いそうです。
 最近は、スペック至上主義の一眼レフ業界。こういった尖ったカメラが、もう何種類かあっても良いように思いますね。