せっかく買ってきた超高速コンパクトフラッシュなので、CrystalDiskMarkで計ってみました。まずは、自宅のPCにレキサーのCF/SDリーダーで。
 

Sequential Read : 118.189 MB/s
Sequential Write : 89.607 MB/s

 思ったほどスピードが出ていませんね。オンボードとは言え、古いNECのUSB3.0チップだからでしょうか。
 続いて、会社のPCにバッファローの比較的あたらしいCF/SDリーダー(高速タイプ)で。
 
Sequential Read : 121.942 MB/s
Sequential Write : 103.054 MB/s

 PCIe 1xの外付けUSB3.0拡張カード→USB3.0 HUB経由です。USBのコントローラーは、新しいルネサス製です。少しスピードアップしました。こうなると、マザー-USB3.0コントローラーよりも、チップの性能とカードリーダーの性能向上の方が効くと言うことが分かります。どちらにしても、PCIe 1xの150MB/sの制限に引っかかっている気がします。
 NECの極薄ノートPC Lavie Z(2014モデル)にバッファローのCF/SDリーダー直結でベンチを取ります。
 
Sequential Read : 153.683 MB/s
Sequential Write : 137.645 MB/s

 カタログスペックに近い数字が! これがIntelの内蔵USB3.0コントローラーの実力か! これは速い! この辺も地味に改良されているんだなぁと実感しました。PC買い替えろって事ですね。ぐぬぬ。
 2~3年前の最速と呼ばれるレベルのコンパクトフラッシュからも更に高速化されているのが分かります。特に、書き込みは6割ぐらい速いです。カメラの場合主に書き込みばかりになりますから、この速度アップはバッファ開放までの時間に直結するのでありがたいです。
 コンパクトフラッシュで採用されているUDMA7の規格上の速度が167MB/s。コマンドオーバーヘッドを考えると、よく実測で150MB/sを越えてくるものだと感心します。中のフラッシュメモリなんかは、もう、とっくに(高速SSDなんかで使われてる)1000MB/sに耐えるレベルなんでしょうね。