つい先日、Insider向けにFast ringで提供されたWindows10のBuild 10565。ISOファイルを取得したので、新PCに入れてみました。このBuildからクリーンインストール時に、Windows 7/8/8.1のプロダクトキーでアクティベーションできるんです!
 私は、実験でOSを入れ直したり、仮想マシンで使う事が多いので、ボリュームライセンスを取得して、SA(ソフトウェアアシュアランス)で異なるエディションのWindowsを使えるようにしてあります。
 というわけで、更新インストール。
 Windows8.1(アクティベート) → Windows 10にアップグレードしてあるのものにBuild 10565を被せてみました。もちろん、アクティベーションは維持されます。
 Diskをフォーマットして、Build 10565をクリーンインストール。
 すると、ボリュームライセンスのWindows8.1 Proキー(MAK)ではアクティベートできませんでした(当然)。遡ってWindows8 Pro、Windows7 Proのキーも試しましたが、ダメ。
 アクティベート済みのボリュームライセンスキー(MAK)では、ダメという結論に達しました。元々ボリュームライセンスキーは対象外とMicrosoftは公言しているので、当然の結果です。
 あ、余ってた通常版のWindows7 Proのキーは、ちゃんとアクティベートできました。
 というわけで。
 アクティベート済みのWindows 7/8/8.1 → OK
ボリュームライセンスキーでのクリーンインストール → NG
DSP版やプリインストール版のキー → OK
 という結論に達しました。まぁ、今は無償アップデート期間なのでいいのですが。これが来年になったら、どういう扱いになるんですかね? 
 (Microsoft側で固有情報を保っていて、一度アクティベートしたマシンであれば、そのままアクティベートできるようですが、どこまで信用していいやら。また、自作だと、ハードウェアの変更もあるわけですね。Windowsのライセンスは10に無償アップグレードした時点でOEM版扱いに近くなるようで、一定以上のハードの変更は認めない、という事になるのでしょうか?)
 (追記)
 パーツを大きく替えたら、所持しているWindows7/8/8.1を入れて、無償(期間中は)アップグレードしてね。有償期間になったら、お金払ってwindows10を買ってね、という感じみたい。