カメラを新しくした昨年。CanonのEOS-1DxからEOS Rになり、マウントがEFからRFになりました。
ついでに、あまり使わないレンズ(EF-sなど)をボーンと売ってしまったために、現在手持ちのレンズラインナップに大きな穴が空いたままなのです。
さて、残ったレンズの一覧を記録しておきます。
(この日記のレンズ名称は、珍しく正式表示しております)

EF17-40mm F4L USM

20D(2003年)に購入したレンズ。当時はAPS-C用のEF-sレンズというものが無かったので、標準レンズとして購入しました。まさかこんなに長く使うレンズになるとは思いませんでした。
(買った当初はF4と言う暗さ(ライブ撮影が多かった)もあって、実はあまり使っていなかったのですが。最近は屋外撮影が多いので、大変重宝しております。カメラの高感度画質も上がりましたしね)
コッテリしたLレンズらしい描写で、色のりは申し分ないのですが、周辺の流れやにじみはちょっと目立つレベル。今でも「このレンズはすごく良いよ!」という書き込みを見るのですが、正直Lレンズとしてはどうかという所。シャープさも足りない。とは言え、中古なら十分に買いやすい価格です。まぁ、発売当時から「価格のわりには…」という枕詞が付くレンズでした。
RFレンズでは、まだこの辺りのF4通しは開発発表されていないので、どうするか悩むところ。つなぎにEF16-35mm F4L IS USMを購入しようか思案中です。

EF70-200mm F2.8L IS USM

2001年発売。IS付きの初期型です。描写力は今でも十分。色抜けもボケも綺麗。塗装がボロボロになってきたけど、描写だけで言うなら買い替える必要は無いかなと思っています(2型以降は、もっと良いそうですが)。
とは言え、最近の機種に比べるとISの効きが足りない(3段相当ですが…)。
こちらはRF70-200mm F2.8L ISの開発が発表されているので、発売待ちって所ですね。

EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM

大正義のフィッシュアイレンズ。楽しい楽しい。これはしばらくRFレンズでは出ないと思うので、しばらくキープの予定。

RF35mm F1.8 MACRO IS STM

EOS Rとともに購入したレンズ。いわゆる並レンズなんですが、ヌケの良さというか、シャープさ、コントラストの良さは次世代レンズ群を予感させるに十分な性能です。Rを買って良かったなぁと思いました。
あとやっぱり、単焦点は楽しいです。

そうなんですよ。40mm~70mmの間の「標準」が、ないんです~。
あんまり困っていないと言えば困っていないんですが。
RFには、RF24-105mm F4 L IS USMという超絶便利ズームがあるんですが、これを買うと他のレンズに交換しなくなるんじゃないかという危惧と、Lを名乗るならもう少し描写力が欲しい(他社のF4通しレンズに比べても)という悩みがあります。うーんうーん。
近い内にRF28-70mm F2 L USMを借りて使ってみますが、さすがにこんな超弩級のレンズを標準として使う気にもならないわけです(なにせ70-200と同等の1.5kgある)。800g位で24-70mmF2.8IS位出してくれないかなぁ!

あ、あれれれ。
と、書いているうちに、辛抱がたまらなくなりEF16-35mm F4L IS USMをポチってしまいました。
EF17-40mm F4L USMに比べてISが付いた分200gほど重たくなったのがポイントです。重量よりは、グッと全長が長くなった方が気になります。焦点距離に関して、個人的に望遠側が40mmだろうが35mmだろうが、この辺は標準ズームに重なるので、あまり気にしてません。この5mmが気になるシーンなら、最初からレンズを交換してしまうと思います。

15年を超えて使っているレンズもあるなか、サードパーティ製のレンズ(私の場合はタムロン)は、何かしら不都合が出て途中途中で手放しています。片ボケする。VCが効きにくくなる、むしろブレる。筒が伸びなくなる。うーん、呪われているんでしょうか。もちろん全く問題なく使っている方が多いのも理解していますが、ウチではCanon純正ではそのような事は一度も無く、非純正は100%駄目(4本)になってます。

似たような焦点距離のサードパーティ製レンズは、上記の経験があるので(あくまで個人的に)パス。一段明るいEF16-35mm F2.8L III USMに関しては、そこまでの明るさは不要と言うのと、やはりISの有無。価格も大きく差があるので、正直なところ手が出なかったというのが正解です。
ちなみに、EF16-35mm F2.8L USM(1型)とEF16-35mm F2.8L II USM(2型)はあまりが質が良くないのでおすすめしません。

EF16-35mm F4L IS USM

さて、肝心のEF16-35mm F4L IS USM。
まだ本格的に撮影をしたわけではないのですが、さくさくっと撮影してみただけでも画質の良さが分かります。
全体的にシャキッとした画になった。EF17-40mm F4L USMは全体的に眠い感じがするのですが、EF16-35mm F4L IS USMはスッキリシャープです。
周辺の流れが良くなった。一目瞭然なレベルで良くなりました。
開放時の周辺減光は、変わらず大きめ(1.5段ぐらいあるハズ)。2段絞ると、ほぼ解消!
ISは便利で大正義。
鞄にしまうときは、少し長さが気になる。

お値段を考えると、EFマウント持ちなら買って損のないレンズですので、全力でおすすめします。

さて、35mm~70mmの間が、ポーンと空いてしまっております。
RF24-70mm F2.8L IS USMも今年中に出るようですので、かなりに気になっております。ISもついて、大本命となってくれると信じております。