今までずーっと航空祭に行きたいと思っていたんですが、なかなかタイミングが合わずじまいでした。
基地って言うのは、どこでも中心地からは少し離れたところにあり、交通の便が悪いことが多いですし。その日の天気が悪いかもしれませんし。飛行機を撮るような望遠レンズなんて持ってないですし。と、いろいろ理由は付けられますが、一番の問題は「気づいたら、開催日時を過ぎてた」というパターン。
ただの、ド忘れじゃ無いか！
今年は、そういうことが無いように、早めに超望遠レンズのレンタル予約をして、キャンセルしたらお金が掛かるという背水の陣で臨みました。
前日は少し雨が降り、また風邪気味で体調も良くないこともあり、昼前に着いて、適当にブルーインパルスが撮れれば良いなぁ～ というスケジュールで移動開始。
行きの西武池袋線は空いていて、とても快適でした。
とは言え、最寄りの稲荷山公園駅に着くと、それなりの人。臨時改札を抜けて、解錠までは5分ほど。子供連れやご老人が多いので、歩く速度に差があるのが辛いですが、なんとかメイン会場までたどり着けました。
思ったほど混んでないなぁ！
ロープで仕切られ最前列付近まで容易に入ることが出来ました。到着時間が11時頃だったので、ちょうど「C-1・U-4 陸上自衛隊による空挺降下」を見ることができます。
パラシュートの降下って、地面が近い方が難しいですよね…
さくーっとこなしていく陸自の方々はさすがです。
(後ろで、肩車された子供が「お父さん！ 人が落ちてる！ 大変だよ！」って騒いでました)
その後、購買に向かうために、一度場所を離れました。
お土産が欲しかったのですが、どこも長蛇の列だったので、諦めて飲み物だけ購入して戻ります。すると、先ほどまでまばらだった人たちが、一気に密集して来たのが分かります。別会場で行われていたイベントが終わり、メインとなるブルーインパルスを見るために、みんな滑走路に集まってきたのです。
(とは言え、聞き及んでたほどの混雑じゃ無かった)
最前列に潜り込むことは不可能だったので、適当な中盤の場所を確保。150mm-600mmをメインに、17mm-40mmの2本で撮影します。
ブルーインパルスは最終整備から、搭乗、チェック、離陸も含めて場内にアナウンスが入るので、大変わかりやすいです。とはいえ、機体が地上にいる間は、最前組以外はほとんど見ることが出来ません。
離陸後は、どちらの方向から、どのような事をするのかもアナウンスが入るので、安心してレンズを切り替えながら撮影することが出来ました。
さすが晴天の特異日ですね。ビックリするぐらいの青空。
ブルーインパルスを見たのは初めてですが、本当に凄いですね。自衛隊員の技術力には驚かされるばかりです。なんであの速度で動きながら、あの間隔ですれ違えるんだー！
最後は、F-15Jの帰投です。目の前のエンジンが爆音を立てて飛び立っていきました。他の航空機は気になりませんでしたが、F-15Jの音はデカい。戦闘機は出力が違いますな！
あ、帰りの売店は、全品200円均一セールでした！ 電車が混むので通り抜けてしまいましたが、自衛隊饅頭とか、自衛隊クッキーを買って帰れば良かった！
初めて入間基地航空祭に参加した結果、思ったこと。
・地上撮るなら、開場前に並んで場所取り必須。飛んでるものだけなら、後からでも全然平気。
・(撮影する場所にもよるけど)ブルーインパルスの軌跡は、24mmでは広角が足りないかもしれない。
・(同)望遠は500mmもあれば足りると思う。
・離着陸や整備なども見るのなら、早めに来て最前列を確保。小さな椅子があると良い感じ。レジャーシートは禁止だけど、みんな使ってる。
・撮りたい構図があるなら、敷地外からで積極的に狙える。迫力重視なら、やはり敷地内。
・滑走路正面から撮るなら、敷地外の狭山市役所多目的広場がよいように思う。
人間基地航空祭と揶揄されるぐらい混雑すると聞いていたのですが、思ってた程じゃありませんでした。ドラマ「空飛ぶ広報室」で話題になった2013年に32万人とピークを迎えましたが、その後29万人、20万人と推移し、今年は16万人だったそうです。混雑してないわけだ～！
戦闘機の撮影は、旅客機と違い速度が全然違うので、多少の先読みが無いと、きっちりと撮影するのは大変でしょうね。
旅客機は、ルートが固定されているのに対して、こういった航空ショーは戦闘機の軌道も読めないですし…（ある程度は予測出来るケースもあるけど。）
当然ながら望遠レンズは必須でしょうけど、それ以上に、航空ショーの軌道を読む「勘と経験」が必須でしょう。
まあ、最悪、大きめに撮影してトリミングすればいいのですが…（超弱気…汗）
▼million_cottonさん
旅客機に比べて、圧倒的に小さくて速い。なかなか手強かったです。600mmだと、ファインダーに機体を入れるのも大変でした。
同じ場所で撮ってても、他の撮影者の写真を見ていると、うまいなー！と思うのもあって。もう少し精進が必要だと思いました。
航空ショーも慣れが必要ですね。
もう何回か見に行って、練習しようと思います。
百里に行ったのはいつだったかなー。
T4はまだデビューしてそんなに経ってなかった時代だった記憶・・・。
▼ちゃがまさん
かなり前ですねぇ
あ、カワサキワールドに行ったら、T-4がいました。ビックリです。
浜松航空学校でタッチアンドゴーを繰り返しているのはT-4ですかね？
であれば2昔前に毎日拝んでましたｗ近所に住んでましたのでｗｗ
あっちの航空祭の日にアパートに爆音が響いて「誰だ人んちの上で飛んでるのは！」
と窓から見上げたらアリンコの様に小さいF/A18らしき双発の軽戦のシルエットが飛んでましたｗ
「あんなの近くで飛ばれたらたまらんなー」とつくづく思いましたけどねｗ
▼omoteさん
T-4っぽいですね～
それにしても、戦闘機の音は凄いですね。
タマになら良いけど、しょっちゅうだとぶち切れる人の気持ちも分かります。慣れると思いますけど。