月が地球の周りを回っており、その軌道が太陽との間にあるために起きる日食。実は、計算すると、半年に一度は起きているんですね。
 ただし、月は地球の公転軌道面から約5度ほど傾いて公転しているため、毎回違う場所で見られることになります。そして、軌道も楕円であるため、見かけ上の大きさがかわり、皆既日食だったり金環日食するわけですね。
 難しい話は、この辺で。
 まずは、先日購入した日食グラスをレンズの前に設置して、写真を撮ってみます。
 ティッシュ箱を分解し、全面の穴を開け、レンズに被せるという超イージー仕様です。
 

雑誌付録の日食グラス

 ガラスが5mm近くあり、綺麗なまでにゴーストが出ます。さすが写真用ではないだけの事はあります。色味も変わっていて、かなりグリーンに転びます。これは、どうしようもないので諦めました。580円ぐらいで雑誌(ムック)になってたヤツです。
 もう一つは、前回の日食(2009年の奄美大島近辺)の時に、何かで手に入れたまま、大事に持ってた物。ビクセン製。目の所だけ2カ所小さく空いてるタイプです。
 
さすがビクセンの日食グラス

 ガラスが薄く、色味も変わらないために、かなりいけそうです。が、何せ見える部分が小さい!この穴越しに写真を撮るのはさすがに耐えられません…。
 しかし、1500円ぐらいする単品日食グラスの画質は、まぁまぁですね。
 と、そんな事をしていると、雲が厚くなり始めました。このまま曇ってしまうのか…! 心配していると、なんというか、ちょうどいい曇り具合になってきます。これなら、裸眼でも行けるんじゃね? という事で、なるべく直視しないようにシャッターを切りました。
 うん、イイネ!
 
かけ始め'%><br /><%=image 3,'金環日食なう'%><br /><%=image 4,'そして終了

 近所のマンションや、道路、あらゆるところで人が立ち止まって上を見あげている様は、なにか不思議なものでした。未知との遭遇してるみたいです。
 近所の学校は、登校時間を早めて、グランドで見てたりしてたようです。脇見運転で児童に突撃事故とかありそうですしね…。
 撮影に使ったのは、EOS 20D(最悪CMOS焼けてもいいし)に、ウチに有るレンズで一番長いTAMON 28-270mm。というわけで430mm相当で撮影しました。ISO100、F22で-2補正です。
 (写真追加)
 ちょっと色いじってみた。
 
嵐の金環日食'%><br /><%=image 6,'そして終わりの部分日食

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