2:30起床です。
ボチボチ準備して、3:30のシャトルバスに乗って出発地点へ向かいます。
預けておいた自転車を受け取ったり、荷物を預けたり、朝食(大おにぎり2コ)を摂ったりします。しかし、寒いです。14度と表示されていますが、体感はもっと寒く感じました。
5:30に最初の組がスタート。我々のんびり組は6:00頃にスタートしました。
体が温まってくると、快適そのもの。海岸線をひたすら快調に進みます。
最初のエイドステーションでは、小おにぎり1個、バナナ1本を頂きました。もう少し食べた方が良いよ! と言われましたが、このアドバイスが覿面に効いてくるとは思いませんでした。
2番目のエイドステーション近辺は追い風もあって35km/hで走れます。小おにぎり2個、バナナ2本食べました。
前半の山場、2本の大きな上りも余裕です。今まで上りは苦手で仕方が無かったんですが、ムリせずゆっくり着実に漕ぐことで、すんなりと登り切ることが出来ました。あ、次からヒルクライムレースにも出てみようかなと思えた瞬間でした。
さて、西からの追い風と言う事は、ある地点からは向かい風になると言う事です。この辺りで序盤のエネルギー摂取不足が効いてきます。足が回らなくなり、漕いでも漕いでもスピードが出ません。
20km/hを維持するのも辛いぐらいになってきて、ハンガーノックっぽい事に気づきます。やばい、実にヤバイ。3番目のエイドステーションでは、小おにぎり6個、バナナ4本と塩飴を頂きました。
BS(弁当ステーション)の両津では、12:00の足切り30分前到着。100kmに6時間とはかなりゆっくり休みすぎ、向かい風で遅すぎです。なので、のんびりしている余裕はありません。味噌汁と、大おにぎり2個を食べて、早々に出発です。
後半はひたすら風との戦いです(前半と後半では、後半の方が長い)。
なるべくエイドステーションには寄り、カロリーを補給して行く作戦です。佐渡ロングライドは、補給物資が大量で、足切りギリギリでもちゃんと食料にありつける。これがどれだけ有り難いことか!
5番目のエイドステーション付近で、かなりカロリーが体に巡るようになってきました。いろいろなところが痛くなってきましたが、ペダルを踏めば前に進むようになってきます。このエネルギーが切れないように、小おにぎり4個、バナナ3本食べます。
6番目のエイドステーションでも、あと30分ほどで「足切り」と言われます。スタッフが慌ただしく動いています。この先は、後半の難所「平均8%で今回の最高標高に達する坂」があるのです。
実際に坂にさしかかると、皆さん疲れているらしくかなり押して歩いている人が多く見受けられました。ですが、大量に食べ続けた私は案外平気。歩くこともなく、最も軽いギアでジリジリと登っていきます。
この坂を上り、そして下ったところに最後の7番目もエイドステーションがあります。
もちろん、時間がぎりぎり。残り5分で足切りというレベル。スタッフが総動員で出発するように促しています。時間を越えると、自転車と人をバスで輸送しなければなりませんからねぇ。ここでも、小おにぎりと、バナナを各2ずつ。この先はゴールですから、あまり多く食べなくてもOK!
残りの距離は20km。残り時間は1時間。普通に考えれば、何ら問題は無いハズなんですが…!!!!!!! 最後の坂が2本控えているのですよ!!! 足キリされるとバス直行ですが、エイドステーションを出てから休む分には問題ありません。仲間と「ちょっと走ったら休憩しようぜ!」と言っていたんですが。うまく足並みは揃わないものですね。
そんなこんなで無事にゴール。15分ほど時間を残すことが出来ました。