プロ向けのデジタル一眼レフカメラ「D5」を3月に発売すると発表しました! 千歳はCanonユーザーですが、Nikonの動向は見逃せません! あ、はD5の細かい情報はこちら。同時に発表されたAPSフラグシップはD500はこちら。ストロボの新機種はSB-5000はこちら
 ここ最近は、CanonもNikonもオリンピックイヤーに一桁機を発売するのが慣例となっていました(NikonはD2Xs/D3s/D4sのように改訂版を挟む)。当然リークされる情報も増えてきて「今年もそろそろ発表があるはずだ」と期待が高まっておりました。
 (Canon 1Dxに対して弱いと評されていたところを徹底的に改善してきた感がスゴイです)
 有効画素数は2,082万で、今回からS/M/LサイズのRAWが選択できるようになりました。常用感度は最大102400で、拡張するとISO3280000相当だそうです。328万ですよ! ベース感度100から見ると、実に15段! それに合わせて、AFの低輝度側の検出限界は-4EV(ちなみに、EV0は、f1でSS1秒の時に適正になる明るさ)ですよ! ファインダー越しに物体を見分けられるギリギリぐらいまで追いついてくるでしょうね!
 良いなぁと思ったのがAFのフォーカス調整。レンズやカメラ本体には個体差があるので、どうしても位相差で検知した距離と、レンズのフォーカスを合わせたときが一致しない場合があります。今の中級機以上のカメラは、これを補正する機能があるんですが、メニューで近距離ならどれぐらい+/-とか、遠距離の場合はどうとか入力しなければなりません。D5は、ライブビュー時に自動的に補正値を設定することが可能になりました。ライブビューは素子で受けているので、原理上ピントが確実に合います(というか、ここに合わせないと意味が無い)。これと位相差センサーとの差を自動的に記録する。なんで今までこれが無かったのか! と思える画期的な機能です。
 AFは驚異の153点。実際に選択できるのは55点で、残りはアシストっぽいですね。カバー率も相当大きくなっているみたいです。この辺をドカンと良くするのは相当に難しかったはず。スゴイです。
 記録メディアも面白いことになっています。XQD×2とCF×2のモデルが有り、また、サービスセンターでユニットを交換することも出来るそうです。当面はCFのモデルで使い、それなりに価格が熟れてきたらXQDに移る。そんなことが出来るのも魅力的です。
 (内部的にはPCI-exを引いていて、CFのユニットの方に変換チップが載ってるんでしょうけど)
 D500はD5の流れを受け継いだAPS-Cフラグシップ。Canonの7D2を超えるような贅沢な仕組みになってます。ミニD5ですねー。
 あと、ストロボも、ようやく電波式になりました。遮蔽物があっても安心して配置できますね~。STM搭載のレンズも出てきましたし、今年のNikonはとても面白そうです!
 この感じで行くとCanonの1Dx2は2400-2200万画素。14コマ/秒(AF非追従15コマ/秒)、ISOは100-102400で拡張50-1638400ぐらいかなー。メディアはCFast×2。オンチップADコンバーター搭載で、従来のCanonよりも高感度には強くなってくるハズ。こちらも、もうすぐ発表があると思います。楽しみ楽しみ!
 あ、今回は買える気がしません(バイク売れば良いのか…?)。

1件のコメント

  1. 調べれば調べるほど、この機種の恐ろしさが分かる…。
    というか(撮り手が)AF制御し切れるのかなあ…なんて思ったり。
    まあ、プロ向けなので、その点は私の手の届かない世界なのかもしれませんが…。
    だって、店頭価格75万って…ハハ…(滝汗)

    million_cotton
  2. ▼million_cottonさん
     パラメーターや、感度など、びっくりするぐらい設定できるんですよ… 未だに、自分の設定が正しいのか自信が無いです…
     液晶TV(50型)買うのに、30万! 高い! と思いますが、カメラ70万は、どう思案しようか悩みます。謎な金銭感覚になってしまいました。

    千歳
  3. ▼Time after timeさん
     ブリトラ! メジャー復活ですよねー!
     早速アルバムの方を注文しました! ラジオは聴けませんでした!

    千歳

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