会社のPCのHDDが信じられないぐらいヘタってきたので、こっそり(自腹)換装。
 業務用と言うことで、大変な数のアプリケーションがインストール/アンインストールされ、強烈に肥大化したレジストリ。
 スタートアップを整理しても、サービスを制限しても、レジストリをクリーンアップしても、デフラグをしても、気のせい程度の改善しかされません(でも、してないと、もっと恐ろしいことになってるとは思う)。
 電源を入れてから、Windows7のログイン画面が表示されるのに1分。ログイン後、まともにデスクトップを操作できるようになるのに5分。ヘタをすると7分。ひたすらHDDのアクセスランプが点灯しっぱなしになります。朝の1回だけなら許せますが、アプリのインストールなどで再起動があると… もう、仕事する時間ががっくり削られる気がします。
 HDD自体SMARTを見ても特にエラーが発生しているわけでもないようですが… しかし、明らかにアクセス速度は落ちてきています。寿命なんですかね。
 バックアップ用に繋いだUSB3.0接続のHDDの方がベンチ高速という笑えない始末。PCIe1x接続なのに…。いくらSATA2(300Mbps)とはいえ、内蔵だろう…と思うんです。
 最近SSDが安くなってきたので、もう、換装するしかないと思いました。とはいえ、MLCは少し高いし、TLCは若干不安が。そこで3次元NAND技術を採用したCrucial MX300にしてみました(新しい物が好きなだけ)。書き換え可能容量が220TBと十分に大きくなり、データ破損を防止する「Exclusive Data Defense」などもあり、長期利用でも安心かな?というのがこのSSDを購入した理由。あと、Crucialが好き。
 早速PCの天板を開け、SATAポートに接続。Windowsから領域確保&フォーマット。
 特に問題なさそうなので、ドライブのクローンを作成。
 SATAポートをHDDと逆にして、念のためBIOSでブートデバイスを確認。
 「起動!」
 おおおおおおお!!!!! 速い! 速い! むちゃくちゃ速い!
 ログイン後、デスクトップの操作が15秒ぐらいで可能になっているじゃないですか! これだよこれ! SSDって素晴らしい! SATA2接続なので、ベンチを取っても200MB/s程度しかでませんが、ランダムアクセスが速くなるって、やっぱり体感にガツンと効いてきますね~!
 今回のSSD購入は、2枚とも当たりでした。万歳。