サイクリング中に掛ける眼鏡が欲しかったのです。
 ですが、度入りのサングラスって高いんです。ビックリするぐらい高いんです。値段聞いたら、ぶふって笑って、その一瞬で鼻毛が伸びちゃうぐらい高いんです。
 なので、いろいろ考えてました。なるべくコストを掛けたくないですから。
 1)コンタクト+普通のサングラス。風が巻き込んで目が乾燥するのに、わざわざコンタクトは自殺行為。砂埃も入りますし、出来れば避けたい。
 2)普通の眼鏡+クリップオンのサングラス。普通に使ってる眼鏡に、色つきのフィルターを重ねる感じ? 装着感というか、重くて、風の巻き込みなんかを防止できないなぁ。
 なんて感じで、多くの人が悩んでたんですよ(本当)。
 なので、1万円以下という価格帯のスポーツサングラスが出たので飛びつきました。
 えー、他のメーカーからもいろんなスポーツサングラスが出てますが、サイクリングに必要なのは、風の巻き込み具合と、耐衝撃性能(虫や小石が飛んでくる)です。あとは、基本上目遣いになるので、上が見やすいことでしょうか。
 近場で言うと眼鏡市場(アイ・アスリート)、JINS(スポーツシリーズ)、Zoff(ゾフ・アスリート)、メガネスーパー(ロックベリーズ)辺りかな。この中で決め手になったのがNXTレンズ。
 

アメリカ陸軍による超軽量防弾プロテクター開発プロジェクトから生まれたNXTは、卓越した強度も大きな特徴。耐久性や耐衝撃性は、スポーツグラスのレンズとして一般的なポリカーボネートを超え、なんとマグナムの銃弾も貫通しないほど

 こういううたい文句に弱いのです。小石が飛んできても安心ですしね~! ちなみに、全力で走っている時にカナブンと正面衝突すると、本気で脳しんとうが起きます(経験有り)。
 JINSで視力測定をする際、ハイカーブ(曲面の強い)レンズだと、従来と見え方が異なるので、と前置きされて、専用の検眼仮枠(?)で見え方をチェックできます。日中使う物ですし、少し度を下げて(その方が、曲面の件もあって見えやすい)レンズを作ることにしました。
 一般的にJINSでは、レンズの在庫があれば30分ほどで作ってくれるんですが、このスポーツサングラスは3週間程度掛かるそうです。必要になって作りに行っても、時間が掛かるので注意して下さいね。
 フレーム自体は結構なフィット感。スポーツ用なので横から挟み込む感じです。滑り止めにシリコンの鼻パッドなんですが、ちょっと私には高さが足りなくて、まつげがレンズに当たってしまいました。替えのパッドは今のところ無いそうなので、何か工夫が必要です。
 で、3週間後
 電話連絡が無かったので、お店に直接行ってみました。
 すると、サングラスは出来上がっている様子。おいおい、それなら出来上がりの電話ぐらい入れてくれよ。店員さん忙しいのかな?なんて思ってましたが、様子がどうもおかしい。
 受け付けると、お兄さんが非常に困った顔で「大変申し訳ありません」と言ってくるではありませんか。何事か!と、身構えると、どうも、レンズに異常がある様子。しかし、その内容もよく分からないまま「返金します」と繰り返すばかり。
 こっちは、次の日使いたくて、それに間に合うように注文してるんだから、いきなりゴメンナサイされても困るわけです。
 話が飛んで、イマイチ要領を得ないのですが、かみ砕いて説明すると、以下の通り。
 1)元々、確認して貰った色と、違う色のレンズで製造されてきてしまった。
 2)なので、全額返金させて頂く。
 3)出来上がったサングラスは、そのまま持ち帰って良い(ちゃんと保証も付く)。
 ということでした。えー、逆に申し訳ないぐらいですな。レンズの色だって、そんなこだわってるわけではないので、ほんの少し違うヤツでも「全く問題ない」ですよー。
 くれるというので、ありがたく頂きましたが。不備のあったレンズはまだしも、フレーム代ぐらいは払っても良かったなぁと思う次第。
 最近は、中途半端な対応をして、BlogやTwitterに書かれ(て炎上す)るぐらいなら、潔く処理しちゃう方がいいのかなと、邪推してしまった夏の夜。

1件のコメント

  1. ほうほう。よさそげですん・
    私のは、なんだか安っちぃインナーレンズが使えるグラスを、
    スキー用のミラーとサイクリング用のスモークと二種類持ってるんですが、
    インナーレンズがまつげに当たるんですよね・・・。
    あと、シールド上げた時の絵面がカッチョ悪い。

    ちゃがま
  2. ▼ちゃがまさん
     まつげが当たるのは私もです~。
     JINSのも少し当たるのですが、鼻パッド調整でなんとかなりそうです~
     跳ね上げた時のサングラスは、ちょっと残念な画ですねぇ(^^;)

    千歳

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