冬モデルまで待った方が良いのかと、問い合わせがあったので。
私なりの見解。
ドコモは、LTEの1.5GHz帯が2012年末よりスタートする予定です(それに伴い下り最大100Mbpsになります)。今夏モデルは、まだこの1.5GHz帯に対応した機種がないので、冬モデルを待った方が良いという声も多く聞きます。確かに、冬モデルよりこの周波数帯が使用可能になりますが、東名阪で使えるのは2014年度(電波整理の関係)から。
(800MHz帯の一部(5MHz)でもLTEをスタートさせるようですが、さてはて)
その先、2015年スタート予定の700MHz帯に対応してきます。LTEが本当に実用になるのは、この辺りではないでしょうか。
2年後、3年後に大きな再編があると思うと、今買い控える必要があるか。自問自答してみて下さい。冬から100Mbpsとなります。しかし、都市圏のユーザーが1.5GHz帯の恩恵を受けるのは2年後です。
現状でも、パケットを多く使うユーザーがLTEに逃げることで、WCDMA域が少し空くかもしれませんし。
状況を見てというか、欲しい端末があれば買えばいいんじゃないかな!
現在の2.1GHz帯は直進性が高く、建物の影や、屋内で電波を掴めないことが多いです。移動中も基地局の少なさからハンドオーバーに失敗することもあり、FOMA網に固定しておいた方が良いんじゃないかと思うことも多々あります。
でも、新宿駅とか、渋谷、秋葉原などの駅で携帯を触っていて、にっちもさっちもいかないぐらいデータが送られてこないときにLTEを掴めると、天国のような快適さを味わえるのも事実。
苦労した人ほど得るものが大きい、ということなのだろうか(違います)