最近、USB Type-Cコネクタ採用のガジェットが増えてきました。
個人的には、コネクタがMicro-Bに比べても頑強だし、電源供給も多いので、同じような品物が売っていたら、多少割高でもType-Cを選ぶようにしています。
ケーブルが同じ方が、管理も楽ですしね。

とは言え、充電器のポートは、Type-Aのまま!! ケーブルはType-A-TypeCばかり! これでは、新しいType-Cの能力を享受できません。

ずーっと、Type-C搭載の充電器を探していたのです。
1口タイプなら、割と選択肢があります。でも、ケータイを充電中にSwitchも充電したいとか、カメラ(EOS R)も充電したいとか、色々なシチュエーションを考えると、やはり2口は欲しい所です。
どうせ充電するなら、PD(Power Delivery)を使いたいんですよ!!! だって、その方が早く充電終わるじゃない!!!

今回購入したのは、Anker PowerPort Atom PD 2。昨年発売され、しばらく品薄になっていた商品です。忘年会でAmazonギフトが当たったので、Anker PowerCore Slim 10000 PDというモバイルバッテリと共に購入しました。
(以前、回収騒ぎになった製品があったので、様子を見ていたというのもあります)

(画像はAmazonより)

 窒化ガリウム(GaN)半導体を採用したUSB PD対応充電器です。従来よりも大幅に小型化されているので、持ち運びでも邪魔になりません。いや、物理的には、Type-Aの4口ぐらいのサイズがあるのですが、これで60W出力があるかと思うと、信じられません。

この充電器は、1口なら60W。2口使用なら30W+30Wなどと上手いこと振り分けてくれます。最近のノートPCなら45Wあれば充電できるので、残りをスマホなどに割り当てられるのが便利です。
同様の充電器は、RAVPower、AUKEY辺りも出していますが、高密度電力を扱うならAnkerの方が信頼性が高いと思います(個人的感想)。

(画像はAmazonより)

 Anker PowerCore Slim 10000 PDは、PDに対応した10000mAhのモバイルバッテリです。給電がPDというのも有り難いのですが、充電も早い。わずか3.5Hでほぼ満充電できます(非PDだと9時間)。
スリムなモバイルバッテリを使っていましたが、5年も使うとさすがにへたりもでます。8000mAhなんですが、充電に8時間かかりますし、急に必要になったときに全然充電が終わってないときの悲しさと言ったらもう! 出力も落ちてきたのか、最近のスマホの消費電力を越えられないのか、画面がついていると充電が遅いんです!
一般的な16550電池を使った「厚め」なモバイルバッテリの方が若干価格が安めですが、重ねて持っても違和感のないスリムタイプが好きです。
(あと、Ankerのモバイルバッテリは、残量インジゲーターの明かりが控えめで嬉しいです)

それにしても、Type-Cケーブル選びの難しさよ。
特にAmazon。A-Cなのか、C-Cなのか分かりにくいし、PDが100W対応なのか、65Wまでなのか分かりにくいし、さらに信号線がUSB2.0相当の物ばかり! USB3.1はGen1とGen2が変わったりで、もう何が何やらって感じです。
早く、USB4.0が一般的になーれ!