12月の公開ビルド5270をインストールしました。
 以前のビルドよりも大きく進化している感じがして、なかなか楽しいです。調子に乗って、XPで使用しているアプリをインストールしてみましたが、Explorerが死ぬことが多かったです。わはは。locale設定合わせたらかなり動くようになりましたが、コモンダイアログの表示でも死んだりするので怖いです(再起動して実行すると、何事もなかったかのように動作する事が多い) インストールの時は、ちゃんとlocaleを日本にしてるんですが、初期設定が完全にUSになってます。トホホっす。
 nVidiaのGPUでも3Dを使用したUI(Aero Glass)が動作するようになり、かなり見た目の印象が変わりました。タイトルなどの部位が半透明、ぼかしなどの効果。表示縮小の時はふわっと表示される感じ。無駄かもしれませんが、余ってる3Dパワーを使ってる感じがして良かったです。また、懸念したほど動作に重さは感じませんでした。
 一部のデバイスドライバはXPの物がちゃんと動作しました。
 MediaPlayerが11になってましたが、中身はあまり変わってませんでした。グラフィックのドライバがnVidiaの物に置き換えられなかったので、ビデオの補完再生機能などが使えず、かなり悲しい結末でした。
 ファイルシステムは、かなりメタデータを積極的に使おうという意志が感じられます。画像データなどは、ファイル容量ではなく、撮影日時や、画像のサイズ。MP3などのデータは、アーティスト名やアルバム名でソートなどが掛かります。WinFSへ移行しても違和感がないようにExplorerが頑張っている感じです。
 あと、セキュリティ関連が強化され、マイクロソフトの認証のないプログラムを実行するとSecurityダイアログが毎回出てきます。ウザいっす。
 ディレクトリ関連が大きく変わっていて、特に新しいコモンダイアログでは表示も異なるので、ファイルの保存などをするとき、ちょっと戸惑います。慣れの問題でしょうけど、どうしても違和感を感じます。
 何にしても、Vistaに標準インストールされないアプリケーションを動かすと、かなり脆いです。これは、日本語特有のフォントの問題であったり、Explorerのバグだったりと、様々な理由があると思いますが、何にしても、動かすコツを身につけないと、「遊ぶ」のも難しいですね。