2002年 1月
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もくじ
1月15日・・・・・ADSL(Yahoo!BBその後ODN編1) TIPS!、メモリ高騰!
1月19日・・・・・ Yahoo!BBその後ODN編2
1月30日・・・・・ Yahoo!BBその後ODN編3 完結編
1月30日
キムチチゲ、美味しかった~
開通!無事に(いえいえ、無事じゃなかったんですけど)ADSLが開通しました。
がんばれ~と、多くの声援を頂きまして、本当に嬉しい限りです。1/18に「急にADSLモデムのLinkランプが点く」と言われ、ずっと待っていたんですが、なかなか点きやしません。もっとも、土日にNTTが工事をするとも思えないので、週明けまで待ちました。
ODNのサポートいわく、NTTへはFAXでしか問い合わせが出来ず、最長で2週間ほどかかってしまう、と回答を頂いていたので、せめて、2月ぐらいまでは待たないとダメかなぁ、と悲壮感漂う表情が抜けないままでした。
そんな折、ODNのカスタマから携帯にTELが。22日の事です。「え~、原因が分かりました。NTTの工事ミスです。」
「は。。。」「で、今、工事したそうなので、ADSLモデムのLinkを確認してみてください」
「え、えと、立ち会いなどは要らないんですか?」
「はい。局内工事のみで完了です」
「は、はぁ」
「もう、繋がっていると思いますよ♪」早速、家に帰ってからコートを脱ぐ事もなくADSLモデムを覗き込んで見ると... おおおおお~! 点いてる! 点いてるよ! Linkランプ! PPPランプ!
早速PCの電源をON!
ADSLモデムの設定画面からPPPに関る部分は既に設定済みなので、ブラウザを立ち上げるだけでホームページが表示されます。は、速い!
と、思わないのが悲しいですね(笑)
ここまで苦労した割には、既に別のところで8MbpsのADSLをひいていたりしたので、速度的に速い! とは感じないのです。
しかし、本当に早いのか、念のためブロードバンドスピードテストでチェックです。その時の結果。
測定サイト http://speed.on.arena.ne.jp/ v2.0.8
測定時刻 2002/01/24 12:16:27
回線種類/線路長 ADSL/2.5km
キャリア/ISP J-DSL/odn
ホスト1 WebArena(NTTPC) 1.33Mbps(539kB,3.6秒)
ホスト2 at-link(C&W IDC) 1.28Mbps(539kB,3.6秒)
推定最大スループット 1.33Mbps(166kB/s)ここで疑問点が。
光収容局から、メタル予備線への変更は速度が出ない。と、言われていたもの。
これが、本当に収容局替えしたか、分からないんです。もともと、YahooBBでISDNからアナログに変えろ、という指示のときに、NTTへその旨を伝えたので、最初からメタル収容に入っていた可能性があります。
さんざん「立ち会い工事が要りますよ」と言われ、大家にも承諾を取ったのに、なんか、馬鹿みたいです。トホホです。
そして、予備線の品質が悪いと言われますが、こればっかりは未知数です。
架線のメタル→光変更工事の時に、わざわざ品質の悪い線を残すとは思えないんですよね。
少なくとも、ウチは、局より道のり2.5km程度で、十分な速度が出ています。結論。
NTTはアテにならないということで。もう少ししたら、Web上で、メタル/光のライン距離や、経路を調べることのできるもの(現在は有料で、業者にのみだしている情報)を無料公開するそうですから、気になる方はチェックしてみるのがいいでしょうね。
距離が分かれば、おおよその速度の目安になりますから。ADSLになって、何をするか。
単純に常時接続だったり、スピードが速いだけで満足なんでしょうが、それだけじゃ面白くない。
(上り速度が遅いとはいえ)ISDNよりの相当に快適である事を考えると、自宅にある古い小さなパソコンをサーバーにしておき、外部から自分のネットワークにアクセスできるようにしたいと思うわけです。MP3をたくさん置いておき、出先から好きな曲をチョイスして、プレイヤーにダウンロードさせたり。
会社の資料をアップしておいて、家に帰って仕事をする時(したくね~)
家のメーラーのアドレス帳を見たい時。
などなど。外と中とをシームレスに繋ぐ事が可能になってきます(もちろん、著作権ものは不特定多数に公開しちゃだめよ。セキュリティも気をつけようね~)
動的に変わるIPアドレスをどのように追従させるか。
定期的に内部からアクセスして、ホームページを開く。そこではcgiでIPアドレスを抜き取り、保管。別の人は、そのページを見る事によって、IPアドレスを知ることができる。なんてのも考えたのですが、面倒! いろいろアンダーグラウンドで回りたい方は、どうぞこの方法で。
千歳は、面倒なので、ダイナミックDNSにしました。
以前は、国外で有料なのが多かったのですが、最近では ダイナミックDO!のように 国内で無料という所も出てきました(有料サービスもあります)
こうする事で、簡単に自分のサーバーを追従する事が出来ます。簡単に言うと、FreeHOUSE.ddo.jp(架空)にアクセスすると、自動的に、自宅サーバーにジャンプするって感じでしょうか?考えれば、無限の可能性が出てきます。
どうですか? わくわくしませんか? ブロードバンドになって、初めて実用的な事柄かもしれません(笑)
ああ、こうなると、上り速度がもう少し速い線がほしいなぁ~ くうっ本日のキーワード「変な事すると捕まるので止めようね」
1月19日
朝寒いよぉ~
YahooBB開通予定、なんて書いたのが間違いだったよ。
前回(15日付)でADSLが開通予定なんて、書いて、当人も「やっとか!」と小躍りして喜んでいたんですが、現実はそれほど甘くなかったようです。
14日(成人の日!祝日なのに)夜ODNより連絡があって「遅くなりましたが、千歳様のほう、NTTより(千歳宅は電柱上が光ファイバーなので)予備のメタル線が空いており、切り替え可能ということで、予定通り15日に工事を行わせていただきます」と連絡がありました。
「え~、明日ですか?」
「はい!(にこやかに)」
そりゃ、12月15日に申し込んだ時に、1月後ならいいでしょ、って事で1月15日にしたけどさ。前日の夜に言われても、明日、急に有給下さいって言えないでしょ~ しかも、あなた、休みとったら4連休ですよ! そんなもの、上司が許してもフロアの女性社員が許してくれません。恐いんです。
「急だったので、工事の方が先になってしまいますが、急いでADSLモデムとIDの方、送らせていただきますので、よろしくお願いします」
ま、急いでくれてるし、ODNのカスタマの人も一生懸命風だし。ここは、なんとかしましょう。
翌日、留守番を残して出社。一旦午後戻るも、工事の人からの電話も来訪もないという。午後から営業に行くと言っておいたので、少し待ってみるものの、一向に来る気配が無い。しかたないので、扉に「すぐ戻るので、携帯090-××××-××××へ連絡下さい」と残し帰社。
結局15日には何の連絡もなく終了。ど~なってるの?
15日夜間から16日と仕事上でトラブルがあり、徹夜状態。おおう。ADSLの事なんて、全くもって頭にあらず。
17日、佐川急便がメールを持ってくる。中には、封筒に入ったODNのID用紙。おお、わざわざ急ぎだからって、郵送せずにメール便で送ってくれたんか~ ありがとうなぁ。
と、思ったら、また佐川急便が。今度は、ADSLモデムが送られてきた。「準備万端」
と、ほくそ笑んだ。
でまあ、繋いでみるものの(ADSLモデムは、それこそ、5種類ぐらい見ているし、ODNのJ-DSLの設定もしたことがあるので問題なし)案の定、ADSLのリンクボタンはピカリとも光らない。薄ぼんやりと点いているようにも見えるけど、それは、POWERランプの光が漏れているだけなんだよと気がつくのに数秒。おお、私の思考回路はここまでヘタっていたのか!!
何度観察しても、ネゴシエーション(接続)に失敗しているというより、全くできていないと言うのが正しい感じ。
もっとも、ODNのプラン変更は、深夜0時を境に切り替わるので、仮にリンクしたって使えないのは事実なんですけどね。翌日、アサイチでODNカスタマーに連絡。
「15日に立ち会い工事の予定だったのですが、来た形跡がありません」
すると、
「工事は、立ち会いではなく、局内で終わっているようです。また、15日ではなく、16日です」
とのこと。う~ん? 収容局替えに1万円掛かって、開通確認もなしですか? まあ、電話は通じるので、平気ではあると思いますが。16日? うう~ん。先月のコラムを読み返してみる
>仮の工事日は1/15日です。
やっぱり15日じゃんよ~~~。 どうなってんだい?NTT!
今度は、ODNの接続サポートセンターに電話してみる。
「え~っと、かくかくしかじかで、繋がらないんですが?」
「お調べ致します」待つ事数分。
「え~っと、収容局替えで何もなかったというのはおかしいですね。いや~、ときどき、工事忘れがあるみたいなんですよね~ 困っちゃいますね~」
「困るわい!」
「こちらから、NTTへ連絡致します。ただし、電話は受付けておらず、FAXのみのやりとりですので、結果が返ってくるのに2週間程かかります」
「げ!」
「工事忘れで、あわてて工事した場合、急にADSLモデムのLinkランプが点くことがありますので、それだけ確認してみてください」
「ぐはっ!」
そ、そんないい加減な(笑)と言う待ち状態の千歳のところに、またODNより宅急便が!
な、なんだ? もう、必要な機材は全て揃ったハズなのに!まだ続く(早く終わりにしたいヨ)
本日のキーワード 「インテル、2.6GHz動作のPentium 4を公開」
1月15日
今年の成人式は、至極真っ当で。
ADSL(Yahoo!BBその後ODN編1)
ようやく開通しそうです。
長い道のりでした。千歳がADSLと言うものに始めて申し込んだのは、な、なんと、一昨年でしたから、実に1年超の壮大なストーリーになってしまいました。
千歳ヒストリー! パチパチパチ!
2000年12月。(職場)東京めたりっく通信にType2で申し込み。3月開通。1.6Mbpsで実測1.5Mbps。巣鴨局。道のり500m。
2001年6月。(自宅)Yahoo!BBにType1で申し込み。10月キャンセル(ふざけんな~!) 未だ解約処理中(どうなってんだ~! 来月ぐらいに、モデムとか送られてきそう~!)
2001年10月。(職場)東京めたりっく通信にType2で申し込み。10月開通。8Mbpsで実測2Mbps。後のバックボーン増強で、実測6Mbpsに! 築地局。道のり1km。
2001年10月。(職場)DTIにACCAでのType2申し込み。10月開通。1.5Mbpsで実測1.2Mbps。
巣鴨局。道のり2km。
2001年11月。(自宅)ODNにJ-DSL申請。
2002年1月。(自宅)開通(予定)をををををっ! 長いんだよ~
いろいろな問題もありまして(光ファイバー化だったり、借家住まいだったり)後手後手に回ってきましたが。ふう。ようやくです。詳しくは、開通後に書きます(^^)先日も「私も、アパート住まいで、光収容局で同じような状態です! 開通したら、またレポートお願いします!」とメールを頂いて、ああ、私のコラムも少しは役に立っているのかな?と励みになりました。
それで、今さらですが、ADSLに関するTIPSを。
・Type2の方が速度が出やすい。
・距離が長くても速度がでている人もいる(同芯上のISDN緩衝や、メタル線の古さ、絶縁体の材質などによる)資金に余裕があるなら、ゴネてみるのもいいかも。
・光ファイバー化されている部分を、予備のメタル線に切替える(収容局替え)と、速度が出ないらしい(ISP情報)
・フレッツは、レイテンシが多目(どうしても通るルーター多いですからね。ネットワークゲームユーザーは注意?)
・ADSLモデム周りのノイズには気を配る。
・3kmを境目に、1.5Mbpsと8Mbpsで速度が逆転する場合がある(8Mbpsの方が長距離に弱い)まあ、後は、週間アスキーでも読んでれば書いてある事ばっかりだと思うので割愛。
初期のころに比べて、ISP側も、ADSLモデムとの設定のノウハウが溜まってきたようで、安定して速度が出るようですね。
今まで、距離が遠くて無理かなって思っている人も、一度ISPに相談してみるといいかもしれませんよ。
メモリ高騰年明けたらすさまじい勢いで値段が上がってますね。
これにはビックリしました。まだまだ主力である(と、思われる)PC133。512MBのモジュールで、ほぼ倍って感じですか。8,000~9,000円だったものが、なんと、15,000円って感じですよ。あんまり値段が違いすぎて、「あれ?こんな値段だったっけ?」と認識するのにも時間がかかってしまいました。
一番値ごろ感のあった256MBのモジュールでも、4,000円ぐらいだったものが、7,000円ですよ。いや~、参っちゃいますね。
もっとも、今までが安すぎたというのも事実ですし、ここまで安いメモリが手に入るのも、秋葉原と、一部の電気街ぐらいなものでしょうから、世間一般から見たら、それほど跳ね上がってはいないのかもしれませんが、今後、この値上がり傾向は続くと考えられますから、注意が必要です。メモリは、大口向けの価格とスポット価格があり、前者はPCメーカーなど、大量にメモリを使うところなどが採用しています。××月まで200万モジュールとか言う感じでしょうか? 何かでチップ単価が上がっても、××月まではこの値段で買えるという安心感があります。
一方後者は、前者で余ったメモリなどを流通させる市場という意味合いが強く感じられます。大口向けのメモリが余る → スポット市場に流す → メモリが安くなる ボーナス、クリスマス特需などが見込まれる → 大口向けメモリが足りなくなる → スポット市場からメモリが減る(場合によっては、買い込まれる) → メモリの価格が上がる というサイクルを繰り返しております。今までメモリメーカーの熾烈な競争のおかげで、メモリは劇的に下がりました。
・PC9801を使っていて、EMSメモリを増設する際、1MB=1万円だった。
・Windows95が出る時、16MBのEDO SIMMが55,000円だった。
・WindowsXPが出る時、512MBのDIMMが7,000円だった。
この急激な差がおわかりでしょうか?(全て実体験に基づく)ですので、言うなれば、正常な価格に戻りつつあると考える事もできます。
今のメモリメーカーは赤字で瀕死です。
東芝がメモリ部門を売却するなど、再編が一段落しそうな雰囲気ですね。メーカー側も強気で値段を上げてきている素振りが見えますから、もう少し、値段は上がるのではないかと予想します。もっとも、メモリは水物。相場なんて誰にも先を予想できないものですがね。
PC133 2001/01 2001/06 最安値 2002/01 512MB 59,800 14,000 3,500 15,000 256MB 10,500 3,980 2,500 6,500 記憶を頼りに数字にしてみると、512MBは出はじめだったので別ですが、値段が1/4まで下がって、一瞬のうちに2/3まで戻ったという事ですね。
「あの時に買っておけばと後悔を、毎週毎週繰り返した日々」字余り。本日のキーワード 「X-BOXは2月22日に34,800円で登場!」
当ページは「千歳忍」の独り言です。
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