ノクターン第20番嬰ハ短調(夜想曲)

またまた、ショパンのノクターン(第20番)となりました。いろいろ考えて見ましたが、ピアノ・クラシックというと、どうしてもショパンやリストの方に行ってしまいがちとなります。しかもショパンとなるとノクターン(ピアノの詩人ショパンの特徴を一番発揮しているのがノクターンと思っています)という具合でまことに芸のないことですが、暫しのお付き合いを願います。このノクターン第20番嬰ハ短調は、ショパン没後16年経った1875年に出版されました。作品番号もOp.posthとなっています。なぜこれが没後になったかは定かでありませんが、この曲の中盤からリズムが、4/4→2/4→3/4→4/4と変わり、細道もMIDIで情感を出そうとえらく苦労をしましたが、果たせませんでした。そんなことで、あるいはこれは習作だったのか、と・・・ま、そんなことはありませんね。ありえない素晴しい曲です。ショパンの曲は遺作として出版されたものや、未出版のもの、演奏されたものの楽譜が紛失して分らなくなったもの、などが結構沢山ありますので、そのうちの一つ、というのが正解でしょう。ショパン(18101849 Fryderyk Franciszek Szopenポーランド名:フリデリク・フランシスチェク・ショペン)の当倶楽部の曲は、No.4に「幻想即興曲」、No.22に「ノクターン第1番変ロ短調」、No.27に「ノクターン第2番変ホ長調」がアップしてあります。(3'46")


        Fryderyk Franciszek Chopin


      ノクターン第20番
                      Nocturne No.20






























              MIDI制作:滝野細道 ピアノ・クラシックのトップへ

                  *2009/APR/11