昭和56年9月(1981年)          JASRAC No.074-8698-7 
ふたりの大阪 
作詞:吉岡治(C)  作曲:市川昭介(C)  
歌唱:都はるみ【女】/宮崎 雅【男】       MIDI制作:滝野細道
 
  
  北新地 ©Pablic Domain

(一)
【女】頬寄せ合って あなたと踊る
【男】別れに似合いの 新地のクラブ
【女】泣かない約束 してたのに
【男】おまえの背中が しのび泣く
【女】残り【男】わずかな【女男】この刻(とき)
【女男】ああ 抱きしめて ふたりの大阪
【女男】ラスト・ダンス

(二)
【女】忘れはしないわ あなたのことは
【男】(まぶた)をとじれば 昨日(きのう)のようさ
【女】ふたりで歩いた 御堂筋
【男】そぼふる小雨の 淀屋橋
【女】残り【男】わずかな【女男】この夜を
【女男】ああ 思い出に ふたりの大阪
【女男】ラスト・ダンス

(三)
【女】さよならいわせる 時間をとめて
【男】ごめんよおまえに 幸(しあわ)せやれず
【女】だれにも負けない 愛なのに
【男】夜明けが静かに 幕をひく
【女】残り【男】わずかな【女男】この恋を
【女男】ああ 抱きしめて ふたりの大阪
【女男】ラスト・ダンス

童謡・唱歌 懐メロ 八洲秀章&抒情歌  *2011/NOV/23 「細道のMIDI倶楽部」TOPへ 

この「ふたりの大阪」の状況は、林伊佐緒の「ダンスパーティーの夜」や倍賞千恵子の
さよならはダンスの後に」などと全く同じようなものですが、曲から感じる雰囲気は全く
違います。前二曲がダンスホールが沢山あった時代のホールでのラスト・ダンスを思わ
せるものに対し、この曲はナイトクラブのラスト・ダンスを歌っているから当然ですが、歌
詞がなく、曲を聴いただけでも大阪の臭いがしてきます。市川昭介のウデなのでしょうか。
このことは「東京ラプソディー」と「大阪ラプソディー 」の対比にも言えます。何か“大阪演
歌”のようなものを感じてしまうのは細道だけ?    Silhouette from FLOP DESIGN