銀座カンカン娘

Photo:NIGHT Windows〜東京の夜景 銀座8丁目付近
 昭和24年(1949年)       JASRAC No.024-0323-4

作詞:佐伯孝夫
作曲:服部良一


歌唱:高峰秀子
MIDI制作:滝野細道

(一)
あの娘
(こ)可愛いや カンカン娘
赤いブラウス サンダルはいて
誰を待つやら 銀座の街角
時計ながめて ソワソワニヤニヤ
これが銀座の カンカン娘
※(コーラス)
これが銀座の カンカン娘

 (三)
指をさされて カンカン娘
ちょいと啖呵(たんか)も 切りたくなるわ
家がなくても お金がなくても
男なんかに だまされまいぞよ
これが銀座の カンカン娘
※(コーラス)
これが銀座の カンカン娘

(二)
雨に降られて カンカン娘
傘もささずに 靴までぬいで
ままよ銀座は 私のジャングル
虎や狼 怖くはないのよ
これが銀座の カンカン娘
※(コーラス)
これが銀座の カンカン娘


(四)
カルピスのんで カンカン娘
一つグラスに ストローが二本
初恋の味 忘れちゃいやよ
顔を見合わせ チュウチュウチュウチュウ
これが銀座の カンカン娘
※(コーラス)
これが銀座の カンカン娘


 懐メロ 童謡・唱歌 八洲秀章&抒情歌 *10/MAR/23 「細道のMIDI倶楽部」TOPへ
PhotoNIGHT Windows〜東京の夜景

細道はこの「銀座カンカン娘」が笠置シズ子の歌であると、かなり後年まで思っていました。「買物ブギ」
のアップテンポな曲調と混沌としたイメージがあったからでしょう。それと同じ高峰でも三枝子の方は盛
んに多くの歌を歌っていましたが、秀子の方は「森の水車」くらいなものでしたから。
高峰 秀子(たかみね ひでこ、1924年3月27日 - )は、函館市出身の女優で、日本映画史を代表する
一人でした。多くの大監督と仕事をともにし、とりわけ戦後は木下恵介、成瀬巳喜男両監督作品の顔と
して、『二十四の瞳』、『喜びも悲しみも幾歳月』、『名もなく貧しく美しく』、『カルメン故郷に帰る』、『女が
階段を上る時』、『浮雲』など
数々の名作に主演しました。子役で出発し、15歳の時、東宝映画『馬』(監
督:山本嘉次郎、助監督:黒澤明、伝説の名馬<勝山号>の物語)に主演し、若き黒澤明に恋したとい
う逸話があります。
当倶楽部にもある「めんこい仔馬」は、その映画『馬』の主題歌です。