*2007/SEP/01 細道撮影「アシリベツの滝」
北海道根室生まれの高橋掬太郎と函館市近郊の北斗市生まれの三橋美智也の歌唱、それに「下町の太陽」
「忘れな草をあなたに」の江口浩司の作曲を得てこの歌はできました。昭和36年のリリースで、三橋
美智也としては昭和30年〜34年頃の全盛期ほどではなかったものの、ヒット曲となりました。歌謡曲の
大作曲家江口夜詩の息子として、抒情歌に力を発揮した江口浩司のメロディーが高橋掬太郎の歌詞と相
まって、民謡調をもとにした従来の美智也節とは少し変わった哀調がうけたのでしょうか。
(*1)当財団は、石狩川など川と周辺の人々とのより良い共生を図る公益法人です。詳細はこちら
(三)
君を思えば 身にしみる
石狩川の 夕風よ
二度とは逢えぬ この道なれば
ああ初恋の 日が恋し
(二)
ひとり仰げば ただわびし
木立の丘の 日ぐれ雲
くろかみ清く まぶたに消えぬ
ああ初恋の 面影よ
(一)
君と歩いた 石狩の
流れの岸の 幾曲り
思い出ばかり 心につづく
ああ初恋の 遠い日よ
作詞:高橋掬太郎(C) 作曲:江口浩司(C) 歌唱:三橋美智也 MIDI制作:滝野細道
石狩川悲歌(エレジー)
旧石狩川の夜明け(写真提供:(財)石狩川振興財団*1) 禁転載