| 落葉しぐれ | |
作詞：吉川静夫 作曲：吉田 正 歌唱： 三浦洸一 制作：滝野細道 |
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（一） 旅の落葉が しぐれに濡れて 流れ果てない ギター弾き のぞみも夢も はかなく消えて 唄もなみだの 渡り鳥 |
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| （二） 酒にやつれて 未練にやせて 男流れの ギター弾き あの日も君も かえらぬものを 呼ぶな他国の 夜のかぜ |
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| （三） 暗い裏町 酒場の隅が せめてねぐらの ギター弾き 灯(ほ)かげもさみし 蛍光灯の かげにしみじみ 独り泣く |
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| この「落葉しぐれ」は、三浦洸一の最初の大ヒットです。このヒットにより、歌謡曲界 のトップに躍りでました。本名は桑名利康ですが出身が神奈川県三浦市だったので 三浦姓を芸名としました。東京音楽学校を出てクラシックを目指しましたが、他の歌 謡曲歌手のように、先に余技の歌が先行して紅白歌合戦に出るまでになりました。 当倶楽部には、「踊子」、「東京の人」がアップしてありますが、他に「弁天小僧」「郵 便船が来たとよー」「流転」などがあります。 吉川静夫（1907年（明治40年）8月28日ー1999年（平成11年）4月10日）は北海道 帯広市出身で、戦前から作詞をはじめ、昭和23年の「流れの旅路」が大ヒットして一 流作詞家となりました。当倶楽部のアップ曲は下掲載。倶楽部収載以外の曲には、 「流れの船唄」、「島のブルース」、「女のためいき」などがあります。 Photo taken by Hosomichi in 1999/11/07 (Usui Pass, Nagano) |
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