昭和22年(1947年)
JASRAC No.055-2926-3

  

作詞:佐々木俊一(著作権消滅)
作曲:佐々木俊一
歌唱:灰田勝彦
制作:滝野細道


(一)
恋の東京 さようなら
またの逢
(お)う日は 何日(いつ)の日
可愛い瞳よ あまい唇
みんなみんな さようなら
想い出の かずかずよ
泣いて涙の ことばかり
明日はどうして どんな気持で
東京の空を見る


  (三)
  夜の東京 さようなら
  今宵涙で 見る灯
(あか)
  夢のタンゴよ 恋のブルース
  別れは 哀
(かな)
  ジャズの音も なつかしや
  耳に夜汽車の すすり泣き
  呼んでみようか 愛(いと)し面影
  忘れな草よ


(二)
夢の東京 さようなら
(あ)うは別れと 誰(た)が言うた
あの夢も この夢も
みんなみんな さようなら
なつかしの 花の径
二人唄った 愛の歌
せめて今宵は ひとり唄おか
夜霧に濡れて


  この「東京よさようなら」は佐々木俊一の作詞・作曲にな
  る  ものです。佐々木俊一は佐伯孝夫とコンビを組ん
  で沢山の軽快な曲を作っていますが、これは自身の作詞
  だけに、佐々木俊一調が横溢しているようです。佐伯との
  コンビ曲は、
赤い灯青い灯」「雨の酒場
  「高原の駅よさようなら」「桑港のチャイナタウン
  「月よりの使者」「無情の夢」「燦めく星座」「新雪
などを
  アップしています。佐々木俊一は1957年に49才で亡く
  なっていますので著作権は消滅しています。


懐メロ 童謡・唱歌 八洲秀章&抒情歌


  *09/AUG/11  「細道のMIDI倶楽部」TOPへ