ぐんばいほおずき(テングニシ貝) Illustration by Hosomichi |
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(一) その日は海が あれていた 大波小波に はこばれて 見知らぬ浜べに 打ちあげられた わたしゃほおずき 海ほおずきよ ソレ ドンブラドンブラドンブラコ |
(三) おかめにかがみ なぎなたと 名まえは形で ちがうけど きょうだいそろって みな歌うたい わたしゃほおずき 海ほおずきよ ソレ ドンブラドンブラドンブラコ |
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(二) りょうしに ひろいあげられて きれいにおけしょう させられて 遠くの町まで うられて行った わたしゃほおずき 海ほおずきよ ソレ ドンブラドンブラドンブラコ |
<海ほおずき>は数種のニシ貝などの角質の卵嚢(卵の袋)のことで、卵を抜いて乾かして<ほおずき>のように鳴らして遊びます。<なぎなたほおずき>はアカニシ貝の卵嚢、<さかさほおずき>はナガニシ貝の卵嚢など、三番の歌詞のように色々あります。作曲の山本雅之は、「月見草の花」「森の小人」などを当倶楽部にアップしています。作詞の田中一郎はキングレコードの戦前の童謡ディレクターだった柳井堯夫であるとのウェブがありましたが検証できていません。 |
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*09/JUN/30 |