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 滝巡りをしておりますと、滝への遊歩道に産業廃棄物や粗大ゴミが捨ててあるのを見ます。滝が可哀相ですし、腹も立ち、行く気も萎えてきます。滝壷に空き缶やビニールの袋などが浮いていると、滝の泣き声が聞こえてくるような気がして、暗い気持になります。しかし、これは滝だからという問題ではなく、河川や富士山なども同じ問題を抱えています。日本人全体のモラルののもんだいです。一番怖いのは、最近、村おこし、町おこしで、自治体がお金になると見ると、環境整備に名を借りて、コンクリートの遊歩道を作ったり、滝前にトーチカ様の観瀑台を築いたりすることです。見物人のためと称して。
 最悪なのは「赤目四十八滝」で、環境保全といいながら、サンショウウオを捕獲してきて見物させて入場料を取り、自然を守るといいながら、コンクリートで固めた遊歩道の環境を作り上げています。大概にしろ!
 子孫にはこのままの姿、改変しない姿のまま残したいものです。開発に反対しましょう。主張はこちらをご覧下さい。