デイリーポータルZでヨーグルトメーカーで低温調理しているページを見かけました。
 しかし、この高機能なヨーグルトメーカーはamazonで買っても1万円ほどするのです。それに容量もそれほど大きくありません。これだけのために買うのは、ちょっと躊躇う金額です。
 なので、別の方法を考えてみます。
 ・炊飯器の保温機能
 温度を一定にでき、火力もあって、これで調理している人も多いですが、肝心な温度の設定が出来ません(パナソニックの高級なヤツだと、1度単位で設定できるらしい)。70度を超えるのは、ちょっと勘弁です。
 ・電子レンジのオーブン機能
 5度単位で設定できるのですが、空気を媒介とするオーブンでは全く何時間掛ければ良いのか分かりません。これは却下です。
 ・卓上IH調理器
 天ぷら用の温度一定機能があるので、原理的には可能なはずですが、ぱっと探した範囲では100度未満で温度を一定に出来るものはなさそうでした。
 結局、今まで通り「大鍋に大量の湯を張り、その中に温度計を刺しておいて、時々チェックする」というアナログな方法になってしまうのでしょうか。面白くありませんね。
 そー言えば、ラズパイ(Raspberry Pi)に温度センサーをぶち込んで、火力の制御をさせれば良いのでは無いかと思いつきました(火力制御は、場合によっては危険な気がするので、指定の温度を外れたらアラート出すだけでもいいや)。 → オーバースペックすぎる!
 調べていくと、防水加工された温度センサーも安価(600円-800円ぐらい)で売られており、ラズパイ側で簡単に値を取得できる様子。温度を管理するプログラムなんて大して難しいものでもないので、チョイチョイで作れるはず。
 おおおお。これは面白くなってきた!
 よし、夏休みの自由研究に作るしかない!!!!
 と、思ったところで、普段使っているキッチン用の温度計に、指定の温度でアラームが鳴る機能があることを思い出しました。うん、これで十分でした。
 卓上IHを制御して、63度を4時間キープ、みたいな夢の調理器具作りたいなー。(卓上IHのマイコンをハックできんじゃろうか?)
 と、探してみたら、海外製品ですがいくつかありました。anovaなど。199ドルかー。センサーに電熱器、ポンプ(強制対流)出来ると思うと高くないなー。amazonのマケプレで見ると並行輸入品が30000円チョイ。うーん。直接輸入すると、24000円ぐらいで買える。
 鍋型のスロークッカーと比較すると、しまう場所を取らないとか、鍋の大きさに依存しないとか、いろいろ良い点が多いね。何かで小銭が入ったら買うとしましょうか。
 (追記)
 卓上IH調理器でも、いくつかのメーカーで60度保温できるものが有りますね… 

1件のコメント

  1. あのー差し出がましいことを申し上げますが
    赤ちゃんのミルク用に60度保温がある湯沸しポットがありませんか?w

    omote
  2. ▼omoteさん
     なるほど、こういう機能が付いたポットもあるんですね… なるほど…。
     肉4kgとかは一気に調理できなさそうですが…
     (業務用か)

    千歳

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