あまりの蒸し暑さに耐えきれず、何とか涼しくなろうと考えていたものの、それこそ脳みそがオーバーヒート。気が付くと、濃厚豚骨ラーメンの店で注文している自分がいました。
 激アツのラーメンをすすり、口内を火傷し、汗で眼鏡がかけられないほどダラダラになり、帰る時になって、店内に冷房が入ってないことに気が付きました。どうりで暑いわけです。
 「ごちそーさま」と外に出たところ、あの蒸し暑かった外気が、なんとも爽やかなそよ風に感じるのです。ああ、素晴らしい! サウナから飛び出た時のような爽快感。熱いものや辛いものを食べれば涼しくなるって言うってのは、こういう事だったんだ!
 帰りに、コンビニでアイスを買い込み、冷房の効いたマシンルームへ待避。ぬおおおお! 汗が引いていく! 涼しい! そして、胃の中からクーリング! さっきまでの熱い麺や背脂などどこへ行ってしまったやら! おおう! 人類の英知の結晶、クーラー万歳! 蒸し暑いそよ風なんてクソッ食らえ! かーっ! もー、クーラー大好き!
 ガクガク震えるほど寒くなってきました。ああああ。お腹が痛い。