福岡で財布奪われ11日…仙台まで自力で帰宅

 8月末に福岡市で行方不明になっていた仙台市太白区、男性会社員(25)が5日、徒歩などで帰宅した。

 福岡市からは約1400キロ。11日かけて戻って来た男性は「福岡市内の路上で財布も携帯電話も奪われた時は焦ったけど、帰宅できてよかった」と話している。

 男性によると、8月25日に飛行機に乗り遅れた後、携帯電話の電池が切れた。福岡市内で夜を過ごすため、インターネットカフェを探していた。午後10時頃、路上で男5人くらいに「財布と携帯電話を渡せ」 と脅され、財布と携帯電話を置いて隙を見て逃げた。

 その後、野宿をしながら仙台に向かった。「靴の中に隠し持っていた2000円で、食パンや水を購入し、 飢えをしのいだ」という。

 9月5日午後7時過ぎに、母親(46)の経営する岩沼市のスナックに帰ってきた。その後、母親が宮城県警仙台南署に連絡した。男性は「まさかこんな大騒ぎになっているとは。皆様にご迷惑をおかけして申し訳ない」と話している。

 真っ黒に日焼けした姿で帰ってきた男性を見て母親は号泣。「幽霊が現れたかと思うくらいびっくりした。 本当にうれしい。皆様にはご心配かけて申し訳ございませんでした」と息子の無事を喜んだ。

 カードゲームが趣味の男性は、北九州市内で開催された全国大会に参加するため8月23日、仙台を出発。
大事なカードはショルダーバッグにしまい、無事、持ち帰った。 (2013年9月6日07時17分 読売新聞

 いろいろツッコミどころ多すぎ(笑)
 1400キロを11日ということは、一日130km。時速5kmで歩き続けて24時間か掛かるわけです。仮に1日16時間歩くなら、時速8km強。マジ競歩。
 道中の水は公園の水道水としても、2000円で買える食べ物のカロリーでは、この距離を歩ききれないんですよ。よっぽどの脂肪を蓄えているならアレですけど。
 あと、靴の中に別にお金を入れておくのは、物騒な土地に海外旅行に行くときか、相当にカツアゲされ慣れているか…。
 なんにしても、最も大事なカードを無事持ち帰る辺り、真のデュエリストではないだろうか。

1件のコメント

  1. 「徒歩などで」という記載があるので、ヒッチハイク等も考えられますね。
    また少しでも所持金があったのに何故自宅に連絡しなかったのも不思議ですね。
    交番に行って保護を求めるという手段も取れたと思うんですが・・・

    tan
  2. ▼DAIさん
     なるほど! すごく納得できる理由です!
     そうかー。あれは、そういう事だったのかー(笑
    ▼tanさん
     携帯を奪われて、自宅の番号が分からなかった… とか。仮に、連絡が付いてもお金などの受け取る方法が思いつかなくて、「いいや、歩いちゃえ」かと…。

    千歳

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