「なんか撮影に行きたいよねー」
 と、友人から相談がきました。

 「イルミネーションなんかどう? 季節だし」
 と、答えると、それは去年行ったし、と言います。

 「富士山撮りたいなぁ」
 という訳で、急遽富士五湖の方に向かうことになりました。


 行くと決めた時に行かないと、だらだらしてしまった、結局行動を起こさずじまいになってしまいます。

 「朝焼けと、夕焼け、どっちがいい?」
 「起きられないから、夕焼けかな!」

 八王子にある道の駅「八王子滝沢」に集合。ここから中央道に乗り、河口湖へと向かいました。


 昔からそうなんですが、カメラを持って気合い入れて富士山を取ろうとしに行くと、大概雲行きが怪しくて。たまたま通り過ぎた時は、すごくきれいな姿を見ることが多いです。
 (スマホで撮るのが精いっぱい)
 今回も、そんな感じでした。

 ファミレスで昼食を摂りながら作戦会議。
 まずは、行ってみたかった新倉山浅間公園を目指します。塔があり、それ越しに富士山を取ることができます。
 この公園は眺望がよく、近くに来た時には必ず寄りたいと思える所でした。
 桜の木もあったので、春には大変混雑するんでしょうね!


 眺望はよいのですが、太陽の位置をすっかり忘れていました。完全に逆光で、富士山は薄暗いままです。このまま夕陽を待てば、ただただ暗い山ですね!
 近くになる忍野八海も寄りたかったのですが、同じ方向から撮っても、同じ影です。
 慌てて進路を西にとります。

 本栖湖を最終目標にして、まずは西湖に立ち寄ります。
 ここは、割とよく撮影できました。

 この日は少し風があったので、完全な逆さ富士を作るのが難しい……
 仕方なく、注ぎ込む川の河口あたりでチャレンジ。ううう、この辺が限界かな。


 ロケハンを続けるべく、再び移動します。
 しかし、精進湖付近まで来ると、雲のかかり方が怪しくなってきます。
 このまま西進して本栖湖についても、肝心の富士山が雲に隠れてしまいそうです。途中でUターンし、西湖に戻りました。
 どうも、この辺が雲の端っこのようです。



 雨上がりからの晴れという天気だったので、空気中の塵が少なく、水分量が多いという、あまりよくないコンディションです。
 遠景はかすむし、夕焼けは赤くならないし、という撮影小旅行でした。



 自然相手の撮影は難しいですね。
 何度も通って、良いコンディションを狙いたいところです。

1件のコメント

  1. ほんとに自然相手は大変です、行こうと決めると1週間以上前から天気図を見て
    予定決めても、あまり悪いと中止もしくはドライブとなりますw

    carib7067
      1. ▼omoteさん
         風景というか、自然を相手にしている写真を撮る人は大変だなぁと思います。
         いや、人や物をとるのもノウハウがあって大変だと思います。
         なんだかんだ言って、人にみてもらってスゲーってなる写真は、大変って事ですねw

        千歳
    1. ▼carib7067さん
       一人の時は簡単に中止(急行もできますが)できますねー。
       一緒に行く人がいると、いつもいろいろ悩みますw

      千歳

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