Canon EOS R5入手！

7月10日に予約開始し、7月30日に発売開始されたCanonのミラーレス一眼EOS R5。
税込みの標準小売希望価格で50万円を超えるカメラです。

いくつかのサイトを見て回ったり、下取りなどを考えたり。ある程度売れるとは予想していましたが、まぁ、大丈夫だろうとたかをくくってました。最終的に、ビックカメラ.COMで予約。時間は予約開始から12時間近く経った、夜の9時頃でした。

様々なサイトの噂を見ていると、30日の発売

後、お盆までは1週間に1度程度の出荷があるとのことでした。
まぁ、発売日に手に入らなくても、8月の上旬には発送されるのではないかと勝手に想像していました。しかし、実際に発売されてみると、10日の10時直後にCanonの公式サイトからの注文でも、漏れている人が多数。
2回目、3回目の出荷でも、10時そこそこの注文分と、まるで分刻みの様子。
発売日を過ぎて注文した人は、年内には手に入らないんじゃないかという噂も流れています。

 

あ、これ、アカンやつや…

 

そう思うようになりました。

そんな中、8月30日に、クレジットカードでの売上が計上され、ポイントが先に付与されました。通常、売りが上がるときは、商品が手配され、出荷に移るタイミングです。
「やった！」と小躍りして喜びましたが、その後数日経っても一切動きはありません。
どうも、注文から50日経つと、仕組み上売上が立ってしまうようです。カードの与信も無限ではありませんから、致し方ありません。とは言え、サイトのどこかに書いておいてほしいところですね。

9月8日に、比較的まとまった数が出荷されるとの噂を聞きつけました。
座して待つと、9月7日にステータスに変更がありました。今まで、「メーカーに発注しました」だったところが「お届け日が確定しました」と表示変更です。
品物の入荷と確保が確定した証拠です。
ちなみに、日にちは確定したと出ていますが、いつ届くかはサッパリ分かりません。

8日に「発送準備中」にステータスが変わりました。
箱に詰めて、ラベルを貼って、宅配業者に渡すだけです。
8日中に引き渡せれば、9日には家に届きます。
（販売店によっては、7日ぐらいから届いている所もあるようですが)
ワクワクしながらステータスを確認しますが、ここからいっこうに変更がありません。おいおい、そんなに手が掛かる処理じゃないだろうと思いながら待つこと35時間。9日の夜になってから「発送しました」とメールが届きました。
予約してから60日目です！

1時間に10個ぐらいしか発送業務ができないのかな？

(ビックカメラ.comの場合、Twitterの情報を見ていると、7月12日の午後分ぐらいまで出荷された様子です)

佐川急便から箱を受け取ると「あ、軽っ」となりました。
カメラ以外の同梱品が、どんどん少なくなっていきますね。

ちなみに、本体と、バッテリ以外は、箱から出しませんでした。充電器は、USB PDによる充電が可能になったため、不要。ストラップも以前から使っている物があるので不要って感じです。

新型のバッテリは、10%程度の充電量でした。これではファームウェアの更新が出来ませんので、USBケーブルを繋いでしばらく放置しました。
ちなみに、本体のファームウェアは1.0.0でした。手元にあるRFレンズも全てファームウェアの更新ファイルが配布されていますので、まずは、これらを全て更新しなければなりません。

 

EOS Rを使っていた人だったら、ほとんど困ることなく設定可能です。
サブ電子ダイヤル2(モードボタン付いてる方)は、RよりもR5の方が押しやすくなっていると思います。反面、サブ電子ダイヤル1(背面の方)は、クリック感が強くて、サクサク回せません(元々の感覚が1Dですが)。
サブ電子ダイヤル1があるおかげで、Rの時のようなカスタマイズは必要なく、Canonの1桁機2桁機を使ってた人は、そのままスンナリ使えるように思います。

電源ボタンが左肩にあるのは賛否両論ですが、Rと異なり出っ張りがあるので、OFF/ONが分かりやすくなりました。
RATEボタンは、こんな重要な位置に必要なのかは悩むところです。
いろいろカスタマイズに使いたいところです。

さて、ファーストインプレッション。
EVFの見え方がかなり自然になりました。Rは、彩度が高いくせに微調整が出来なかったのです。R5は標準でもかなり良いですし、かなり細かく調整ができます。
リフレッシュレートも早いため「あー、これだからEVFはねー」みたいな残念さがありません。画面をパンしても違和感は少ないです。

AFは快適の一言。Rは顔を外すとあらぬ所にAFポイントが動き、それを復帰させるのが大変だったので「マルチファンクションバーじゃないんだよ！　マルチコントローラーが欲しいんだよ！」と声に出していたのです。R5は顔を外さない。目がファインダーから見えなくなっても「頭」を検出して追尾するので「あれ、マルチコントローラーすら要らないのでは？」と思える程です。
(Rの顔認識は、前髪が目に掛かったり、帽子被ったり、指が唇に掛かったりしてもNGだったので、扱いにくかった)

存外快適なのは、CFExpressの書き込みの速さ。
多少連射をしようが何をしようが、詰まる様子がありません。想像以上にストレスフリーです。SDカードに戻れる気がしません。それぐらい快適です。

軽く触った感じだと、IBISは強力です。少々ラフに扱ってもブレた写真になる気配がありません。画質に関しては、また後ほど。

ボディの三脚穴が、かなり前方に位置しています。バリアングル液晶に干渉しないような配慮なんでしょう。ただ、R用のL字ブラケットなどは、つけると端子に干渉するものがあるので注意が必要です。
普段、ケーブルを生やしながら撮影することは少ないでしょうが、三脚に据えて給電しながら撮影するときなど(タイムラプスとかね)、注意が必要です。

USB経由で充電できます。付属のLP-E6NHは問題なく充電できますが、LP-E6互換品は充電できませんでした。一応バッテリーとしては使えるようです(半分ぐらい残っているのに、急に電源が落ちたりする事もあるようなので、注意は必要です)

 

R5は、これぞ5の譜系と大々的にCMしてますけど。私、実は5系のボディを触るの初めてなので、なにが5なのかよく分かってません。
価格的にはちょっと前の1D系ボディと変わりません。1D系のボディ造形から見ると、R5はまだまだ物足りない部分があります。これは、ボディサイズと重量の制限が違う為だと思いますが、もう少し質感は上げて欲しかったなと思うところでもあります。

と言うわけで、まずは開封の儀でした。