朝のくちづけ | |
作詞:有馬三恵子 作曲:鈴木 淳 |
歌唱:伊東ゆかり MIDI制作:滝野細道 |
(一) あなたの面影 だきしめながら 目ざめる朝の 私はしあわせよ 愛してみて 愛してみて はじめて わかるのね あなたのもとへ 届けたい やわらかい 朝のくちづけ |
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(二) 昨日のなごりが どこかにあって 私の胸は いまにもあふれそう 何もかも 何もかも いとしく みえるのよ 心をこめて おくりたい あなたへの 朝のくちづけ |
(三) 恋しいおもいを 胸にたたんで 一人でしのぶ ゆうべの出来事 私はもう 私はもう どこへも 行かないわ あなたのもとへ 燃えてゆく ひそやかな 朝のくちづけ |
*10/JUL/21 Photo arranged by Hosomichi |
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歌謡曲といえば、悲恋や別れやなさぬ恋といったものが圧倒的に多いのですが、伊東 ゆかりに限っては、「小指の想い出」、「恋のしずく」、「あの人の足音」、「星を見ないで」 「朝を返して」、「裸足の恋」、「知らなかったの」そしてこの「朝のくちづけ」、と、どの歌詞 を見ても恋愛真っ最中の女性の切なさを歌ったものです。内容も男の感覚ではちょっと 理解できないような激しい部分もあります。これはこれらの作詞者の全てが、有馬三恵 子、安井かずみ、山口あかりという女性作詞家であることによるものでしょう。伊東ゆか りの歌もその後「誰も知らない」、「わたし女ですもの」と変わって行きます。 |