国境の町
作詞:大木惇夫
作曲:阿部武雄(曲リスト)
歌唱:東海林太郎
制作:滝野細道
(一)
橇の鈴さえ 寂しく響く
雪の曠野よ 町の灯よ
一つ山越しゃ 他国の星が
凍りつくよな 国境
(二)
故郷はなれて はるばる千里
なんで思いが とどこうぞ
遠きあの空 つくづく眺め
男泣きする 宵もある
(三)
行方知らない さすらい暮し
空も灰色 また吹雪
思いばかりが ただただ燃えて
君と逢うのは いつの日ぞ
阿部武雄の当倶楽部内のアップ曲
【阿部武雄】当倶楽部の作曲 | |||
曲 名 | 作 詞 | 歌 手 | 歌 い 出 し |
雨の夜船 | 佐藤惣之助 | 東海林太郎 | 雨の夜船の片隅で今宵初めて見た娘なぜか |
裏町人生 | 島田磐也 | 上田敏・結城 | 暗い浮世のこの裏町を覗く冷たいこぼれ陽を |
国境の町 | 大木惇夫 | 東海林太郎 | 橇の鈴さえ寂しく響く雪の曠野よ町の灯よ |
妻恋道中 | 藤田まさと | 上原 敏 | 好いた女房に三下り半を投げて長どす永の旅 |
南国の夜 | 大木惇夫 | 東海林太郎 | 行こか帰ろかあの娘のために伊豆は湯の町 |
春の悲歌 | 大木惇夫 | 東海林太郎 | 馬車は行くあの峠道春を乗せて馬車は消え |
むらさき小唄 | 佐藤惣之助 | 東海林太郎 | 流す涙がお芝居ならば何の苦労もあるまいに |
流転 | 藤田まさと | 上原 敏 | 男命をみすじの糸にかけて三七さいのめ崩れ |