昭和9年(1934年)
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     JASRAC Code No.031−0333−1

     国境の町     


     作詞:大木惇夫
     作曲:阿部武雄(曲リスト)
     歌唱:東海林太郎
     制作:滝野細道

 (一)
  橇の鈴さえ 寂しく響く
  雪の曠野よ 町の灯よ
  一つ山越しゃ 他国の星が
  凍りつくよな 国境

 (二)
  故郷はなれて はるばる千里
  なんで思いが とどこうぞ
  遠きあの空 つくづく眺め
  男泣きする 宵もある

 (三)
  行方知らない さすらい暮し

  空も灰色 また吹雪
  思いばかりが ただただ燃えて
  君と逢うのは いつの日ぞ


    八洲秀章&抒情歌 懐メロ 童謡・唱歌 「細道のMIDI倶楽部」TOPへ   *08/5/5  幌馬車イラスト:「みてみ亭」


 阿部武雄の当倶楽部内のアップ曲

阿部武雄当倶楽部の作曲
曲  名 作  詞 歌  手 歌 い 出 し
雨の夜船 佐藤惣之助 東海林太郎 雨の夜船の片隅で今宵初めて見た娘なぜか
裏町人生 島田磐也 上田敏・結城 暗い浮世のこの裏町を覗く冷たいこぼれ陽を
国境の町 大木惇夫 東海林太郎 橇の鈴さえ寂しく響く雪の曠野よ町の灯よ
妻恋道中 藤田まさと 上原 敏 好いた女房に三下り半を投げて長どす永の旅
南国の夜 大木惇夫 東海林太郎 行こか帰ろかあの娘のために伊豆は湯の町
春の悲歌 大木惇夫 東海林太郎 馬車は行くあの峠道春を乗せて馬車は消え
むらさき小唄 佐藤惣之助 東海林太郎 流す涙がお芝居ならば何の苦労もあるまいに
流転 藤田まさと 上原 敏 男命をみすじの糸にかけて三七さいのめ崩れ