15年ぶりに冷蔵庫を買いました!

料理を大量に作って冷凍保存するため、我が家の冷蔵庫(主に冷凍庫)は常にパンパンでした。

購入したのは15年も前。
独身でしたが、350Lサイズでした。あの時無限にも感じた「圧倒的収納力」。それも今は昔。何かを入れるためには、何かを出さなければならない状態です。

調理済みの食材は「冷凍」
肉や魚などの食材は「冷凍」
飲物などは「冷蔵」
米、小麦粉などは「冷蔵」
野菜は使う分だけ都度購入。

我が家は「野菜室が不要」という結論に達しました。
そして必要なのは、巨大な冷凍庫。
冷蔵庫とは別の冷凍ストッカーも検討しましたが、これを買うと無限にストックして使わない可能性が高いという結論に達し、却下。
冷凍庫のサイズで冷蔵庫を選ぶ事になりました。

メーカーの一押し

東芝 → まんなか野菜室
日立 → 真空チルド&新鮮スリープ野菜室
パナソニック → ワンダフルオープン
シャープ → メガフリーザー
三菱 → 切れちゃう瞬冷凍
※スゲー適当

この時点で東芝が購入候補から脱落。

500Lクラスだと(シャープを除いて)単体の冷凍庫は100Lチョイという所です。このクラスだと製氷室と、急速冷凍室が別にあり、合計で130Lぐらいが目安のようです。
シャープはメガフリーザーと言うだけあって、単一の冷凍庫で130Lほどあります。
大変魅力的なのですが、10年、15年と長く使うと思うと、シャープにそこまで信頼することが出来ません(個人的感想)。コストパフォーマンスに優れ、新製品時の性能も高そうなんですが、長期的信頼性という要素において、私はシャープを選べません(ソニーも同じ)。と言うわけで、大変魅力的ですが、シャープも候補から脱落。

日立、パナソニック、三菱が残りました。
これまた個人的な感覚なのですが、パナソニックは余り好きではないので、全く同一性能であった場合、パナソニックは候補から外れます。

今使っている冷蔵庫は三菱ですし、日立も大変評判がいいので、このどちらかに決めたい所です。

そんな中、昨年日立より「ぴったりセレクト」なる機能を持った冷蔵庫が登場しました。
野菜室、冷凍室という概念をなくし、いずれの温度帯も設定変更できるというものです。下2段を冷凍庫にした場合、圧倒的な200Lを越える冷凍庫(100L×2)を得ることができます。

発売から1年経ち、後継機種も発表されず、かなり実験的な機種だというのが分かります。断熱材も最新のものではないため本体外寸のわりに容量が少ないとか、複雑な機構のせいもあって省エネ性能も物足りないとか。
不満はいくつかありますが、それでも、急速冷凍庫もあわせて250L近い冷凍性能は圧倒的です。

価格次第ですが、この機能を持った機種に絞り込んで買うことを決めました。

市場調査

冷蔵庫は(一人暮らし向けサイズを除き)、秋~冬に新モデルが出るようです。
他にも、ボーナス月や決算月も安いですね。新モデルが出る直前でかつ、決算月ですから、この時期はなかなか期待ができそうです。

2019年始の発表時の価格が44万円(たかー!)。
緩やかに価格を下げながら、1年後の2020年始。大手量販店の表向きの価格は30万円前後でした。
ヨドバシカメラやビックカメラの価格をチェックしていましたが、3月に入っても27万円前後でした。まだちょっと高いなぁ。

嫁に無断で買うわけにはいかないので、新宿の電器屋に連れて行き、実際のサイズ感を見てもらいます。
「大して大きくないから大丈夫」とのこと。
ええ、嘘でしょ。私の方が、あまりの大きさに買うのを躊躇してたんですけど!!!! 350L→567Lですよ。ちょっとした冷蔵庫まるまる1個分増えるんですよ!
そりゃ、昔の機種は断熱材も厚いし、容量のわりには外寸は大きいと思いますが…… 横幅8cm、奥行き15cmもでかいんだよぉぉぉ!!!!
(家に帰って改めて確認して貰ったら「やっぱりでけぇ」とのこと)

しかし、この日は3連休。外出を自粛できなくなった人々が街に溢れかえっています。売り場も混雑していて、店員は全然捕まりません。販売応援に来ているメーカーの人は全くやる気がありません。こちらの人には値引きの権限がありませんので、こちらも聞く気がありません。
諦めて帰りました。

いざ勝負

本来なら稼ぎ時の3月末。量販店は喉から手が出るほど売上が欲しいはずです(勝手な妄想)。
その為「ライバル店が近くにある」「空いてる時間帯」の量販店に向かいました。ネットの最安値を出すのは野暮なので、近隣の店舗やライバル店の実店舗の金額を調べました。

該当の機種の値札が貼ってあり、さらに「×」が書かれ「ご相談下さい!」となっています。

さっそく店員を捕まえます。
「すいませーん。この機種なんですけど、いくらになりますか~?」
「表示価格から、3万円お値引きさせていただいております!!!」

え、いきなり3万円?
新宿に見に行ったときより、表示価格が2万円引き。そこから更に3万円びき。合計5万円引き。
一生懸命調べた「最安価格」とほぼ一緒です。

出鼻をくじかれました(嬉しいですが)。
「かなり安いと思います。本当にギリギリなんですよ」
「でも、もう少し安くなりますよね?」
「ちょっと上司と相談してきます」

だって、値札に「ご相談下さい」って書いてるんですもの!!!

「もう1万円お値引きできます」
「端数を切ってくれたら買います」
「ちょっと上司と相談してきます」

だって、値札に「ご相談下さい」って書いてるんですもの!!!(2回目)
「許可が出ました。その値段で大丈夫です」
「買います」

とまぁ、実価格だけでもかなり安くなりましたが、そこに買い替えポイントやら、下取りポイントらがついて、価格.comの最安値を軽く下回る価格で買うことが出来ました。白物家電は、やはり実店舗で買うのが一番ですね。

いろいろ考えたら初期価格の60%引きですよ(笑)
(もっとも全額ポイントで支払ったので、そこまで安くありませんが)

お持ち帰りできる商品でもないので、配送をお願いします。

あー、これで、部屋に入らないとかだったら笑えるんですけどねぇ。

(と言うわけで、続く)

1件のコメント

  1. うちの冷蔵庫って何リットルだったっけ?とふと思ったり。
    収納は多いに越したことはありませんよね。

    猫8
    1. ▼猫8さん
       冷蔵庫は大型の方が電気代は安いという(体積と表面積の差?)もありますし、入るなら可能な限り大きい方が良いですね~!

      千歳

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