昭和50年(1975年) JASRAC NO.050-2449-8
千曲川

作詞:山口洋子(C)  作曲:猪俣公章(C)
歌唱:五木ひろし    MIDI制作:滝野細道
(一)
水の流れに 花びらを
そっと浮かべて 泣いたひと
忘れな草に かえらぬ初恋こい
想い出させる 信濃の旅路たび
(二)
明日(あす)はいずこか 浮き雲に
煙りたなびく 浅間山
呼べどはるかに 都は遠く
秋の風立つ すすきの径(みち)
(三)
一人たどれば 草笛(くさぶえ)
(ね)いろ 哀(かな)しき千曲川
よせるさざ波 くれゆく岸に
里の灯(ひ)ともる 信濃の旅路たび

童謡・唱歌   懐メロ   八洲秀章&抒情歌    「細道のMIDI倶楽部」TOPへ
*2011/SEP/11  Photoes by Hosomichi 

河川<千曲川>は日本最長の信濃川の上流60%を占める部分で、
南東は群馬県境碓氷峠を分水嶺とし、軽井沢から佐久平に流れ込
み、南は埼玉県境三国峠・秩父山系、山梨県境の八ヶ岳山麓を水
源とする長大な川です。この千曲川は善光寺平(長野市)で、木曾
の藪原・塩尻市奈良井を分水嶺とする大河<犀川>と合流します。
この千曲川と犀川に挟まれた中洲状の部分を川中島と呼び、かの
武田信玄と上杉謙信が何度も合戦を繰り広げた<川中島の合戦>
の場で、上掲写真より信玄、謙信が陣を張った山々が望まれます。
冒頭の写真は飯山市常盤付近の千曲川ですが、犀川と合流以後も
長野県内は千曲川と呼ばれ、森宮野原から新潟県に入った途端に
<信濃川>と呼ばれるようになります。 
千曲川支流松川「雷滝

            【山口洋子の当倶楽部内のアップ曲】


山口洋子当倶楽部内の作詞曲
  曲  名  作 曲  歌 手   歌 い 出 し
北の旅人  弦  哲也 石原裕次郎 たどり着いたら岬の赤い灯が点くぽつりとひとつ
千曲川 猪俣公章 五木ひろし 水の流れに花びらをそっと浮かべて泣いたひと
ブランデーグラス 小谷  充 石原裕次郎 それでおよしよそんなに強くないのに酔えば酔う
ふるさと 平尾昌晃 五木ひろし 祭りが近いと汽笛が呼ぶが洗いざらしのGパン
よこはま・たそがれ 平尾昌晃 五木ひろし よこはま・たそがれホテルの小部屋くちずけ残り
夜空 平尾昌晃 五木ひろし あの娘どこにいるのやら星空のつづくあの町辺