電車で通勤しております。私の左側、一つ席をおいて、胸元の大きく空いたタンクトップ姿のお嬢さんが座っておりました。あー、「エロイオヤジが通りかかったら確実にここに座るなぁ」というポジションです。もちろん、車内は微妙に空いており、座りやすい席は他にも沢山あります。
 そんな席に小太りのオッチャンが座りました。
 携帯でメールを打ってるフリをしています。体は女性の方へ向いており、チラチラと胸元をのぞき込む姿が、私からも確認できました。ああ、最低だなぁ。こやつ。男性として、チラっと見えそうな人を「ちらっ」と見ちゃうことはありますけど、こんなに熱心に見るのは視姦ですな。わははは。向かい側に座ったお姉ちゃんのパンツが見えそうで、ついついイスから滑り落ちてしまうほど浅く座って視線を落としてる人ぐらいダサイ。
 駅に到着したので降りようとしたところ、隣のオッチャンは携帯を手に持ったまま「不自然な伸び」をしました。
 「ぱしゃ」
 とまあ、携帯のカメラでシャッターを切った音が... 周りは気が付いていない様子。エロイ胸元のお嬢さんはグースカ寝入っておりまして、これまた気が付いていませんでした。スカートの中の盗撮は話しに聞くけど、胸元盗撮か〜。コイツはおっぱいフェチだなぁ、なんて思いながら電車を降りました。
 いそいそと逃げるように階段を下り、改札までダッシュするおっちゃん。私は歩く速度が速いので、それに簡単に追いついてしまいます。すると、盗撮を咎められると思ったのか、スゴイ形相で私の顔をにらみ、どこぞへと走り去っていきました。これに懲りたらもうやらないでね。
 出来心と言うが、盗撮は立派な犯罪だ。だがしかし、自然を装った伸び体制でのシャッターでは、犯人が思うような画が映っているとは思えない。私が思うに、自分のはげた頭頂部が映って、確認した時に地団駄を踏むに違いない。間違いないっ

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