昭和30年(1955年)    JASRAC No.031-0161-4
高原の宿

作詞:高橋掬太郎
作曲:林伊佐緒


歌唱:林伊佐緒(曲目リスト)
MIDI制作:滝野細道

(一)
都おもえば 日暮れの星も
胸にしみるよ 眼にしみる
ああ高原の 旅に来て
一人しみじみ 一人しみじみ
君呼ぶこころ


 高原の宿(榛名湖畔)Photo Hosomichi
(二)
風にもだえて 夜露にぬれて
丘のりんどう 何げなく
ああ高原の 宿にみる
夢ははるかよ 夢ははるかよ
面影恋し

(三)
くれる山脈(やまなみ) 悲しく遠く
涙うかぶよ 旅の身は
ああ高原の 夜となれば
ともすランプも ともすランプも
せつないこころ


八洲秀章&抒情歌 懐メロ 童謡・唱歌
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林伊佐緒(はやし いさお、1912年5月11日〜1995年9月29日、山口県下関市出身)は
上京後明治大学に在籍(古賀政男同様マンドリン倶楽部にいたかどうかは不明)、後中
退して昭和11年キングレコードに入社、翌12年に「もしも月給が上ったら」をヒットさせ
ました。林伊佐緒は自身の作曲が多く、戦後の大ヒット曲「ダンスパーティーの夜」、「真
室川ブギ」、この「高原の宿」など数々の自作ヒット曲があります。またキングレコード所
属の三橋美智也(「リンゴ村から」「リンゴ花咲く故郷へ」など)や春日八郎(「長崎の女」
「海猫の啼く波止場」など)に曲を提供し、「てなもんや三度笠」の作曲も手掛けていまし
た。長い間、日本歌手協会の理事長、会長を勤め、勲四等旭日小綬章を受賞しました。


林伊佐緒の当倶楽部内の作曲・歌唱曲

林伊佐緒当倶楽部の作曲・歌唱曲
曲  名 作  詞 作  曲 歌  唱 歌 い 出 し
高原の宿 高橋掬太郎 林伊佐緒 林伊佐緒 都おもえば日暮れの星も胸に沁み
ダンスパーティーの夜 和田隆夫 林伊佐緒 林伊佐緒 紅いドレスがよく似合う君と初めて
長崎の女(ひと) たなかゆきを 林伊佐緒 春日八郎 恋の涙か蘇鉄のの花か風にこぼれ
ハバロフスク小唄 鈴木克東 島田逸平 林伊佐緒 ハバロフスク ラララ ハバロフスク
もしも月給が上ったら 山野三郎 北村  輝 林伊佐緒 もしも月給が上ったら私はパラソル
りんご村から 矢野 亮 林伊佐緒 三橋美智也 覚えているかい故郷の村を便りも
麗人草の歌 松村又一 加藤光男 林伊佐緒 愛の涙にやさしく濡れて咲くが乙女