Illustrated by T. Hosomichi

      昭和31年(1956年)         JSRC No.094−2062−2

     リンゴ村から

     
    作詞:矢野 亮(C)

    作曲:林伊佐緒(C)
    歌唱:三橋美智也
    MIDI制作:滝野細道

    (一)
    おぼえているかい 故郷の村を
    便りも途絶えて 幾年過ぎた
    都へ積出す 真赤なリンゴ
    見る度 辛いよ 
    俺らのナ 俺らの胸が
    

    (二)
    おぼえているかい 別れたあの夜
    泣き泣き走った 小雨のホーム
    上りの夜汽車の にじんだ汽笛
    切なく 揺するよ
    俺らのナ 俺らの胸を
   
 
     
    ()
    おぼえているかい 子供の頃に
    二人で遊んだ あの山小川
    昔とちっとも 変わっちゃいない
    帰って おくれよ
    俺らのナ 俺らの胸に





    懐メロ 八洲秀章&抒情歌 童謡・唱歌  「細道のMIDI倶楽部」TOPへ   *2006/SEP/01 開設曲



【三橋美智也の曲】
ああ新撰組 加茂の河原に 千鳥が騒ぐ  またも血の雨
赤い夕陽の故郷 呼んでいる呼んでいる 赤い夕陽のふるさとが
哀愁列車 惚れて惚れて 惚れていながら 行く俺に
石狩川悲歌 君と歩いた石狩の 流れの岸の 幾曲がり
おさげと花と地蔵さんと 指を丸めてのぞいたら 黙ってみんな泣いてい 
おさらば東京 死ぬほど辛い 恋に破れたこの心 泣き泣き
お花ちゃん  お名残り惜しいはお互いさ涙は門出に不吉だよ
おんな船頭唄 嬉しがらせて 泣かせて消えた 憎いあの夜の
古城 松風騒ぐ丘の上 古城よ独りなに偲ぶ 栄華 
達者でナ 藁にまみれてョ 育てた栗毛 今日は買われて
星屑の町 両手を回して 帰ろう揺れながら 涙の中を
北海道函館本線 都遥かに今を発車の ああ函館本線 
北海の終列車 暗い夜霧に汽笛を鳴らし ああ北海の終列車
夕やけとんび 夕やけ空が真赤ッか トンビがくるりと輪を
りんご村から 覚えているかい故郷の村を 便りも途絶えて