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千歳忍の独り言

なんでも解説!

2004年 4月

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もくじ

4月26日・・・・・今更NetMeeting
4月28日・・・・・FOMA SH900i


 

4月28日
 FOMAにしてみました

 発売日当日、FOMA SH900i買ってきました。
 有楽町の某カメラ店です。MOVA→FOMAの機種変更には4時間掛かると言われ躊躇しました。大量の人間が押し寄せて、登録も大変なんでしょうね。

 通話について

 そんなこんなで、FOMAにしてみたところ。
 思ったよりは電波が入ります。FOMAなんて、全然電波入らない、という風評なぞどこへやら。少なくとも、私の生活圏内ではMOVAよりも通話は安定しています。もっとも、MOVAでは入っていたけれど、FOMAでは入らない、またその逆もあるので、慣れるまでちょっと大変です。
 ビルの谷間は苦手。地下鉄駅構内は半分ぐらいOK、地下は完全にアウトっぽいですね。
 都心部を離れると、やっぱりFOMAは弱いです。郊外に出る人は、まだMOVAの方が良いですね。

 MOVAだと、音が悪くなってきて、無音になったりして「ああ、切れる」と分かる瞬間がありますが、FOMAはそこら辺粘りますね。伊達にアンテナ3本とリンクしてない。音が悪いながらも、何とかなります。無音になったりせず、通話が続きます。
 MOVAの時は「電波の谷間」と呼んでいて、通話中にぷつっと切れる瞬間があったのですが、FOMAではそれは経験してません。

 パケットについて

 早いです。
 メールなど細かいパケットの時はあまり早さを感じませんが、iアプリやiモーションなどの大きなものをダウンロードしたり、画像を見たりする時にその差は歴然です。
 あと、MOVAだと、(容量の関係で)ブラウズ出来ないサイトが多かったのですが、FOMAはかなりのサイトでも平気で見られます。パケット代を気にしなければ、PHS+ノートPCは要らないかもしれません。(20kbぐらいまでOKそうです。機種にもよりますが)
 画像はメールに添付して送信できます。
 MOVAのiショットのように面倒がないですし、画質も良いまま伝わるのが嬉しいです。
 FOMA同士や、PC、他のキャリアへは添付ファイルとして。MOVAへは、センターが自動的にリサイズして、iショットのようにURLが届くそうです。

 基本のパケット代が安くなるので、FOMAに移行するだけでパケ代が安くなる気がしますが、意外とそうでもありません。
 MOVAの場合は、250文字までと言う制限があり、iショットはパケット通信ではありませんでした。FOMAの場合、10kbまでメールが受け取れ、iショットの送信もメールに添付して行うことになります。ですから、iショットを多く送る人、PCなどのメールを転送して携帯で受信している人は、思ったほどパケット代が安くなりません。これには注意が必要です。
 当初パケットパック20(0.1円/1パケット)にしたのですが、結局パケット代はMOVAの時よりも高くなってしまいました(iモードが早くて便利なので、ついつい使ってしまう、というのもある)
 パケットパックが割引になると言うので、パケットパック30(0.05円/1パケット)へ移行することにしました。恐らく、これで大丈夫、のはずです。

 SH900i

 で、肝心のSHですが。
 デカイです。

 画面は綺麗ですね。驚くぐらい。
 カメラもいいです。かなりバッチリ取れます。ただ、AFが遅いので、動くものを取るのには苦労しそうです。シャッターを切ってから、実際に取るのに1~2秒のラグがあります。
 それと、もう一つの目玉「ドキュメントビューア」
 使う人には便利だと思います。ブラウザでHTMLを保存しておいたものや、pdf、エクセルのファイル、ワードや、パワーポイントのファイルなどが見られます。
 Webの画面を保存しておいて、移動中に見たり、持っているCDやDVDのコレクションをエクセルで管理していたら、それを持ち出すことも出来ます。
 もっとも、私は、もっと大画面のSONY CLIEがありますので、携帯で見るようなことはしませんケドね。

 文字を入力する際の変換補助も便利ですね。
 ただ、そのせいだと思うのですが、ボタンを押してるのにスリップしたりします。これが難点。遅い、遅すぎる。ここだけがお話しにならない。
 あと、動作は速いのですが、メールの本文を開こうとした時に「んっ」と一瞬間があったり、iアプリのソフトキーが、どう見てもアイコンのデザインしてねーだろ! と突っ込みたくなる形だったりするぐらいで、概ね満足な携帯です。

 パケットが多い人は、迷わずFOMA。
 型落ちした2102v辺りが安くてお勧めかも♪ パケホーダイも始まることですしね
 (ただし、電波の感度が良いのは900系移行の様子)

 本日のキーワード 「文字入力が多いなら、FOMAは900isまで待ったほうがイイ」


4月26日
もう、初夏ですね

 やべっ
 油断してたら、1月に更新したっきりだよ。もうすぐ4月も終わるってのに、どうなってんだい。
 パソコンなんて動けばいいや、になっているのも事実。
 前回の更新から、何か大きく変わったかといえば、ADSLがeAccessの12Mから、40Mになったぐらいかな。減衰が激しいらしく、リンク速度は全く向上しませんでした。今までよりブチブチ切れることが多くなったのが残念です。IP電話も導入したのに、通話中に「ブチッ」。リダイアルすると「ブチッ」。もう、お話しになりません。
 ああ、それから、携帯が、ドコモのFOMA SH900iになりました。
 5月よりパケットパックが安くなるので、プラン変更してきました。ここら辺は、後日まとめますね。

 PC用ハンドセットとして利用できるコードレス電話機

 パイオニアが出しているコードレス電話機「TF-FS22M-R」を買ってきました。これの最大の特徴は、USBに接続して、PCのヘッドセットとして利用可能なこと。

 IP電話の場合、キャリアが異なると通話料が発生してしまいます。
 ネットミーティングなら、ネットに繋がってればOK。うお、手軽。(最近だと、WindowsMessagerでしょうか。今回、NetMeetingにしたのは、WindowsMessagerを使う際に、.NetPassportに登録して、MSに個人情報渡すのがいやなだけです)
 キャリアの壁を越えて、音声チャット(タダの電話だな)するには、これ以上のものはないでしょう!

 元は電話機ですから、本当にPC同士で話している事を忘れます。
 それに、簡単に言えば、ワイヤレスなスピーカーとマイクな訳です。
 音質を気にしなければ、スピーカーを持ち歩く感覚で、どこでも音楽を聴いたりできます。意外と便利です。探してみると分かりますが、ワイヤレススピーカーは、なかなかお目にかかれません。

 コントロールパネルの中から、調節すれば、音声はPCのスピーカーから聞こえ、マイクだけ電話機、なんて事も可能です。非常に聞き取りやすくて良いです。
 身近な、家電とPCの融合を見た気がするこの電話機。

 ネックなのは、価格が高いことだけ(安いヘッドセットは1000円。この電話機は、量販店で1万3000円ぐらい)。
 音声チャットの時に利用可能だし、一般の電話としても使えるので、IP電話用に1台というのに良いかも。

 と、説明される事が多いと思うけど、それじゃ、「えー、チャットなんてしないし」ということになってしまう。
 ヘッドセットなんて言うけど、実際は、ワイヤレスのスピーカーとマイク。
 PCで音を鳴らせば、受話器から音が聞こえる。まま持ち歩いたり、スピーカーとして、TVチューナーの音をそのまま持ち歩いたり、MP3を再生しながら持ち歩いたりできますね。濡れないようにすれば、お風呂で聴いたりもできるのが魅力です。

 NetMeeting

 NetMeetingなどの、PCtoPCの接続の場合、純粋にインターネットに繋がっていれば通話が出来るので、プロバイダ費以外の料金がかからないのがメリット。ADSLなどの場合、モデムの種類や、回線速度に影響されないのも魅力です。IP電話の場合は、12M以上で、対応のモデムじゃないと、ダメって感じでしょう?
 (もちろん、ある程度の帯域は必要ですし、エコーや、遅延などは、IP電話の方が高度に制御されている為に有利といえます)

 NetMeetingで一番の問題は、ルーターを超えるのが難しいこと。
 これは、H323という音声/映像用のプロトコルの構造に依存する為です。
 H323では、自分のIPアドレスをパケットに埋め込んで発信します。自身にグローバルIPアドレスが割り当てられている時は問題ないのですが、ルーターなどを使用して、プライベートなIPアドレスを使用している場合、そのプライベートなIPアドレスを埋めてしまうのです。
 結果として、パケットは届くものの、戻って来れらないなどの弊害が発生します。
 片方の音声は届くのに、返事が聴けない、というのが分かりやすいでしょうか。
 NetMeeting(H323)に対応したルーターというものがあり、そう言ったものは、パケットの特定のIPアドレスを書き換えてくれたりしてくれました。過去形なのは、最近はWindowsMessagerが対応しているUPnPが主流となってしまったからです。

 対処方法はと言うと、モデムをルーターからブリッジにして、PCからPPPoE接続することです。PCからPPPoEを繋ぐと、PCに直接IPアドレスが付加されます。これにより、上記の条件を簡単にクリアすることが出来ます。
 もちろん、プロバイダや、キャリア、モデムの種類によっても設定できたり、できなかったりしますから、必ず確認してから試して下さい。

 開くポートは以下の通りです。
 389 Internet Locator Server [伝送制御プロトコル (TCP)]
 522 User Location Server (TCP)
 1503 T.120 (TCP)
 1720 H.323 コール セットアップ (TCP)
 1731 Audio コール制御 (TCP)
 1024-65535 UDP

 つうか、こんなに開けられるか! ヴォケっ!
 というわけで、広大なUDPを開けるか、セッションが開いたのを確認してから、使ってないポートを閉じるようにしましょう。あー、怖い怖い。

 本日のキーワード 「ヤマギワソフト館火災。ビルの建て直さず、現状の修復で8月開店を予定!」




当ページは「千歳忍」の独り言です。
極力真実に基づいて記述するようにしていますが、当方の思い違いや表記の方法によって一般的な解釈と異なる場合が有ります。意見や訂正の要請は大歓迎です。また、書いてほしいネタも募集しています。その場合はこちらまでどうぞ。

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