えびね丸

            かよい船





























 昭和24年(1949年)          JASRAC No.019-0344-6
かよい船

作詞:清水みのる
作曲:倉若晴生


 歌唱:田端義夫
 MIDI制作:滝野細道

(一)
銅鑼
(かね)が鳴るさえ 切ないものを
雨の出船は なお哀し
泣くな小島の いとしい娘
(ひと)
晴れて逢う日は あるものを

 (三)
 都通いも 潮路に馴れて
 帰る小島の なつかしさ
 君の愛情(なさけ)に 心の謎も
 解けて嬉しい かよい船

(二)
島に鴎
(かもめ)の 群れ飛ぶ頃は
便
(たよ)りもてゆく かよい船
待つ身つらかろ 一
(ひい)(ふう)(み)
君のこころの いじらしさ

 懐メロ 童謡・唱歌 八洲秀章&抒情歌
 *10/MAR/25
 船画像:海の素材屋  HOME

作詞:清水みのる、作曲:倉若晴生、歌手:田端義夫のトリオは、戦前の「別れ船」をはじめ
戦後昭和21年の「かえり船」など、いわゆる<船物>を沢山リリースしています。その主な
ものは、「とまり船」(S23)、「たより船」(S25)、「ひとよ船」(S26)、「ぎおん船」(S27)、
「みれん船」(S28)、「君待ち船」(S29)、「こがれ船」(S30)、「むかえ船」(S30)、など
十数曲に及びます。このトリオが最初にリリースしたヒット曲は、「島の船唄」を嚆矢とするで
しょう。
このトリオ以外では、清水みのるは、「森の水車」、「星の流れに」、「月がとっても青いから
「雪の渡り鳥」などの名曲があります。倉若晴生は、「旅のつばくろ」、「潮来夜船」、「あの夢
この夢
」など数多くリリースしています。