昭和62年(1987年11月)         JASRAC NO.083-8015-5



星野哲郎の当倶楽部作詞曲

星野哲郎当倶楽部の作曲曲
曲  名  作  曲  歌  唱 歌 い 出 し
アンコ椿は恋の花 市川昭介  都はるみ   三日おくれの便りをのせて船は 
おんなの宿  船村  徹  大下八郎  想い出に降る雨もある恋に濡れ
かるかやの丘  遠藤  実  島倉千代子  かるかやの丘に来てかるかやの
なみだ船  船村  徹  北島三郎  なみだの〜〜ォ終わりの一滴 
みだれ髪  船村  徹  美空ひばり  髪のみだれに手をやれば赤い 
雪椿  遠藤  実  小林幸子  優しさとかいしょの無さが裏と表 
みだれ髪
いわき市「背戸峨廊」の滝    
「昭和の歌姫は誰だ」美空ひばり
美空ひばりの当倶楽部内の歌 
福島県いわき市「塩屋岬」灯台 License:GNU FDL1,2 of F. S. F
(三)
春は二重(ふたえ)に 巻いた帯
三重(みえ)に巻いても 余る秋
暗や 涯(はて)なや 塩屋の岬
見えぬ心を 照らしておくれ
ひとりぼっちに しないでおくれ
(一)
髪のみだれに 手をやれば
赤い蹴出(けだ)しが 風に舞う
(にく)や 恋しや 塩屋の岬
投げて届かぬ 想いの糸が
胸にからんで 涙をしぼる

(二)
すてたお方の しあわせを
祈る女の 性(さが)悲し
(つら)や 重たや わが恋ながら
沖の瀬を行く 底曳き網(そこびきあみ)
舟にのせたい この片情(かたなさ)
   作詞:星野哲郎(C)  作曲:船村徹(C)    歌唱:美空ひばり  MIDI制作:滝野細道
美空ひばり

 童謡・唱歌  懐メロ   八洲秀章&抒情歌     *2013/FEB/12  「細道のMIDI倶楽部」TOPへ
みだれ髪
この塩屋岬灯台を望む所(写真撮影場所の後方)に「みだれ髪」の歌碑が建っています。普通歌碑が建つのは名曲を作り名を成した作詞家、作曲家の故郷などゆかりの地に建立されるのが一般的です。次は、東京など大きな都市や広範な地名を除き、小都市など特定できる地名が曲名に入ったところに歌碑が建ちます。「湖畔の宿」の<湖>は何処か、で50年以上も揉めて、やっと群馬の榛名湖が歌のモデルとなった湖であったことが判明し、立派な<湖畔の宿公園>内に歌碑が建ちました。一方、小柳ルミ子の歌った「私の城下町」の<城>は未だ特定されておらず、歌碑は建っていません。この「みだれ髪」の作詞者星野哲郎は山口県出身、作曲者の船村徹は栃木県出身、とご当地には全く関係ありませんし、歌詞の中でもあまり関係ない所に<塩屋の岬>がでてくるだけですが、この歌が美空ひばりが生存中にシングル・リリースされた最後のヒット曲であった、ということがあったのと、塩屋岬を観光スポットとするのに必要だった、というところでしょうか。ちなみに、船村徹は字こそ違え、栃木県塩谷郡塩谷町出身というところに、微かな繋がりが・・・