さくら貝で有名な能登海岸と垂水の滝
わが恋の如くかなしやさくら貝
  かたひらのみの寂しくありて
 
               詠:八洲秀章

鈴木義光は、思いを寄せていた乙女を北海道に残し、作曲家を目指して上京していた。ある日枕元に乙女がたち、鈴木は乙女が18歳の若さで亡くなったのを悟った。北海道に駆けつけた鈴木は、乙女横山八重子を偲んで、八重子から八、戒名から秀を取って八洲秀章と名乗り、上記のうたを詩人の土屋花情に持ち込んだ。土屋にも同じような経験があり、「さくら貝の唄」が誕生した。昭和15年のことである。
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    昭和15年作、昭和24年発表         JASRAC No.036−0055−6


   さくら貝の歌


    作詞:土屋花情(C)
   作曲:八洲秀章(C)
   歌唱:岡本敦郎
(曲リスト)
   MIDI制作:滝野細道



   (1)
  美(うるわ)しき 桜貝ひとつ
  去り行ける  きみに捧げん
  この貝は   去年
(こぞ)の浜辺に
  われ一人   拾いし貝よ

   (2)
  ほのぼのと うす紅染むるは
  わが燃ゆる さみし血潮よ
  はろばろと 通う香りは
  きみ恋うる 胸のさざなみ

  ああなれど
  わが想いは儚
(はかな)
  うつし世の渚に果てぬ


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    *2006/SEP/01 開設曲

    八洲秀章伝「さくら貝の唄」誕生秘話

    さくら貝の唄2


岡本敦郎の当倶楽部内のアップ曲

岡本敦郎当倶楽部の曲
曲  名 作  詞 作  曲 歌 い 出 し
アカシヤの花 松坂直美 橋本國彦 たそがれの並木をゆけばアカシヤのアカシヤの
あこがれの郵便馬車 丘灯至夫 古関裕而 南の丘をはるばると郵便馬車がやって来る
美しい乙女  江間章子  高木東六  森のこみちをあるいてた小鳥のような美しい乙女 
高原列車は行く 丘灯至夫 古関裕而 汽車の窓からハンケチ振れば牧場の乙女が
さくら貝の歌 土屋花情 八洲秀章 麗しきさくら貝ひとつ去りゆける君に捧げんこの
汐鳴りの丘 鈴木比呂志 八洲秀章 胸に泌み入る上げ汐の海の蒼さにしみじみと
白い花の咲く頃 寺尾智沙 田村しげる 白い花が咲いてた故郷の遠い夢の日さよならと
たそがれの旅愁 西沢  爽 田村しげる 消ゆることなき哀しみは旅路の果ての入日雲
チャペルの鐘 和田隆夫 八洲秀章 懐かしのアカシアの小径は白いチャペルに続く
野菊の小径 石川紫水 八洲秀章 そぞろ歩きの行きずりに逢えば懐かし野菊の
リラの花咲く頃 寺尾智沙 田村しげる リラの花が胸に咲く今宵ほのかな夢の香に