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千歳忍の独り言

なんでも解説!

もくじ

1998年 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 > 1999年

12月9日・・・・・(コラム)Riseのmp6、専務一つ下さい、新ZIP
12月20日・・・・・(コラム)BeOS 4Jリリース、ネットスケープ、プランナー
12月21日・・・・・(解説)BeOS インストールしてみました
12月22日・・・・・(コラム)Notes、Chomedffects、NetWare
12月23日・・・・・(コラム)セレロンキーホルダー、Htmlウィルス
12月24日・・・・・(コラム)不正アクセス防止法、Linux、毒電波発射装置


12月24日
世の中はクリスマスイブだってさ

 不法アクセス防止法

 ようやく遅れ気味だった、日本国内のネットワーク内部での不法アクセスに関する法整備の下地ができてきました。重い腰を上げたか、偉い偉い、なんて思ってたら、実は、諸外国からの外圧が掛かってきたから。99年6月に開催予定のサミットまでになんかしらの成果を見せろといわれて、仕方なくやるか、と言う感じでしょうか。いかにも日本的らしいです。
 今回の件に関して、警察庁と通信関係を管轄する郵政省が、別々の形で見解を表明しており、多少食い違いがあるものの、これを一本化し、次期国会に提出する予定なんだそうです。
 保護される対象は「外部ネットワークに接続されたコンピュータで、ユーザーIDやパスワードなどを用いてアクセス制御が施されているもの」です。警察は、業務用のコンピュータにのみ限定していますが、郵政省は、IPアドレスなどで制御されているファイアーウォールなどもそれに含めるという意見で、微妙に食い違いがあります。
 また、不法アクセス幇助行為である「IDやパスワードの売買」などを抑止するため、IDやパスワードそのものも保護の対象とする様子。アングラな世界に対して、一応の規制にはなるのでしょうか。
 両者で大きく異なるのはログの管理についてです。
 警察はログの保存を義務づけ、3ヶ月保存などという具体的な内容まで提示しています。それに対して郵政省は、「一般企業にまでログの保存の義務は必要ない」としており、自己の責任の範囲内で実施するようにとしています。ただし、郵政省の管轄する通信事業者においてはその限りではなく、業務上必要なものに限り自主的に保存を求めると答えています。
 他国でもログの保存まで義務づけた国はなく、これからの動向が気になるところです。 しかし、問題がないわけでもなく、不正アクセスそのものの定義があいまいな点や、改ざんが容易なログの保存など、有識者の不満は多いようです。使用権のないIDやパスワードでのログインは不正アクセスと定義されるが、そのIDを総当たりでチェックする行為(ブルートフォース)などは不正アクセスに当たらないのではないか? と言う意見も出ていました。ポートスキャンなどもこれに当たると思います。
 どこまでが正常で、どこからが不正なのか非常にあいまいな部分も多いと思いますが、きちっとしたものを作ってほしいですね。

 Linuxが熱い

 フリーUNIXの雄であるLinuxが脚光を浴びているのは周知のとおりですが、それに更に追い風となるような話題がありました。
 一つは、日本Linuxユーザー会が日本Linux協会を設立、Linuxの普及や、知的所有権の保護などを目的として発足するそうです。一般のユーザーやLinuxディストリビューターが参加するそうです。
 Linuxの商用利用も多くなり、完全なフリーソフトとしてのサポートでは追いついていない部分のカバーや、前述したように知的所有権、知的財産権などの問題もあり、それをうまく調停すべく活動することになります。
 Linuxの登録商標出願に対して、一部の個人ユーザーやベンダから不満の声も上がっており、順風満帆とはいえませんが、日本でのLinuxが成功するためには避けては通れない道です。ぜひがんばってほしいですね。
 もうひとつは、Adaptec社がLinuxのサポートを表明。Ultra2SCSIアダプタ用のドライバを開発するためのツールキットや製品、ドキュメント類の提供をするというのです。また、同社のドライバはRedHotLinux5.2に同梱される予定です。
 それともう一つ。ノルウェーのTrollTech社は、C++で用いられるGUIのツールキット「Qt」に関し、オープンソースモデルに基づいて開発を行うのであれば、たとえそれが商用利用であったとしてもライセンス料の徴収などは行わないという説明がありました。
 このQt、デスクトップ環境KDEの標準ライブラリとして採用されたのでご存知の方も多いかも知れません。
 いま、時代の流れはオープンソースモデルに向かっているのでしょうか。今後、どんどん身近になっていくLinusに期待しましょう

 毒電波出てます?

 あっちでぴろぴろ、こっちでぴろろん。映画見る時ぐらいは携帯切っとけよ~っ なんて思ったことは一度や二度じゃないはず。くわー、こんな泣ける場面で「あー、モシモシ?あたしー。んー、いまちょっと映画見てるところ。それがねー」なんて話してんじゃねえよ、おまえ! そこのおまえだ~っ
 とまあ、そんな人を注意するおやじの声の方がもっと大きかったりして、大迷惑。どうでもいいからさ、静かにしてよ。そう思うことって多いですよね。
 先日、郵政省が特定の場所機関において携帯電話、PHSなどの通話防止機能を許可することを決定し、今月から、受付を開始しました。これは、一つの電波局とみなされるので免許が必要です。それと、申請、認可が必要で、おいそれと増やすことはできないようです。
 この、通話防止機能、電波を遮蔽するのではなく、電波を発生させることによって妨害するので、適切な管理が行われていないと、対象となる施設以外での通話が行えなくなってしまったり、ペースメーカーなどの医療機器への影響の恐れがあるため、これら無線局を実験局として位置づけ、基本的には、無線メーカーや、携帯PHSの研究施設、コンサートホールや、劇場などのみ設置を認める方針です。
 でも、この妨害電波のせいで、何か問題があったら、こりゃ、どえらい問題になりますね。無論、独り言のの表題は「正体見たり「毒電波」」ですが。しかも、この毒電波をホームアンテナで引き伸ばして、自宅も通話不能にしたりすることって可能なんでしょうかね?

 本日の愚痴「今日、声が掛かったのは、飲み屋のお姉さんからだけだったよ」


12月23日
秋葉原は超混雑でした

 混み混みアキバ

 ボーナス商戦もだいぶ落ち着き、普段の秋葉原かと思いきや、ボーナス直後の土日と変わらない混雑。公営の駐車場に入ろうとする車の列で、交差点は相変わらず渋滞の山でした。
 今日は、ミニコンポやTVなど家電品の購入者が目につきました。PC関連商品を買っている人もいつもと同数いるのでしょうが、あまり目立った感じはしませんでした。やはり、新しいアイテムを買って、正月は暖かく過ごそうという魂胆なのでしょうか。
 今日は、サーバー用のモニタ(15インチの中古品)を購入。それと、闇のルート(笑)から中山美穂を2体と飯島直子を1体入手。これ、宣伝用の等身POPです。設置すると170cmぐらいあるので、千歳の狭い部屋がますます圧迫された感じがします。しかも、外から見ると異常に怪しいので、そのうち誰かにプレゼントすることにしようと思ってます。当たった人、変な使い方だけはしないように(爆笑)
 夕方からオーバークロッカー(?)の友人宅へ遊びにいってきました。何と、彼、根性のなかったセレロンをキーホルダーにしてしまったというツワモノ。面取りまでしてありますが、一応まだ動作はするそうです。これが、証拠写真↓

 いやはや、感服するばかりです。
 彼から、448MHz動作確認セレロンとSlot1マザボ、PWR128Pを譲り受けたので、今年中にもう一台組もうと思っています。現在メインで使っているK6-2の333MHzマシンをNTサーバにしてしまう予定です。
 さぁ、こうなってくると、普段静めていた物欲がふつふつと沸き上がってくるのを感じます。野生の血が騒ぎ始めるかのようです(馬鹿)メモリが192MBしかないので(笑)、もう128MBぐらい追加しようと思ってます。それと、HDDも3.2GBしかないので、9.1GBを2台入れたいですね(金あんのかー) あ、どうせならハードウェアRAIDにしたいし、そうなると、RAIDカードに乗っている486をDX4に乗せ換えなくっちゃ。9821に埋めてあるゲタがこんな時に役に立つとは! 5年の時間を超えて、久々に486復活です。キャッシュも64MBのEDOが余っているので、これを流用します。
 サウンドカードもLive!Valueが安くなってきたので、これにしようと思います。バルクなら10k円ぐらいですしね。CD-ROMはプレクスターの40倍速で決定。SCSIコマンドの処理が早くなっているようなので、細かいファイルのアクセスも性能が落ちにくいのだとか。これは試す価値あり。安くなったしね。こうなったら、圧着器を買ってきて、ケーブルも自作してしまいましょう! 自分にもっとも便利の良い1:7のSCSIケーブルを作るしかありませんね。
 LANカードは、Beでサポートされている旧DECのやつにしたいな。CPUの負荷が低いというので評判です。
 ああ、ケースも買わなくちゃいけません。何しろ、ATケースしか持ってません。というより、自作を始めてこのかたケースは買い直したことがないのです。パーツが余ればもう一台とはいわず、そのまま横流しをしていたせいか、1台を延々と改造しつづけてきました。今や生き残っているのは、フロッピードライブとキーボードぐらいです。もっと大きな理由は、置く場所がないほど部屋が狭いということです。雑誌と山積みになったCD-ROMを処分すれば、それぐらいの場所はなんとか確保できそうです。
 SCSIのディスク使って、RAID組んだって、IDEのディスクとどれほど差が出るのか分からないところがミソですが、「作りたいものを作る」という自作の精神がそれを否定します。ああ、無駄に金をかけているような気がするなぁ

 どんどん広がるウィルス

 先月の末ごろ、シマンテックは、HTMLに寄生する新種のウィルス「HTML.Prepend」に対応したワクチンを一般に配布したと発表がありました。
 昔は、COMやEXEといった実行ファイルだけ心配していればよかったものが、最近ではエクセルのシートや、ワード文章のマクロウィルスの被害が甚大になっています。2~3年前、マクロウィルスの被害は、全体の数パーセントと言われていました。ところが、今年などは85%という恐ろしい量です。5/6はマクロウィルスな訳ですね。
 今回発見されたものは、WWWで利用されているHTMLファイルに寄生し、自己増殖を繰り返すものです。どのような被害が出るか、ちょっとまだ調べていないのですが、Office2000などが、標準でHTMLファイルを採用する今、こんなウィルスをPCに飼っていては、目も当てられない状況が待っているかもしれません。
 ただし、コレ、ページを閲覧しただけでは感染せず、IE4などを用いてページを保存、そのファイルを再表示すると発病してしまうようです。なぜIEなのかというと、このウィルスがVBスクリプトで記述されているからです。ですから、ネットスケープナビゲーターを利用しているユーザーは、キャリアになることはあっても発病はしないわけです。 最近は愉快犯が多いのか、ウィルスが発病してもあまり被害の大きくないものが多いようにおもえます。昔は、HDDのディレクトリエントリとFATがきれいさっぱり消えてしまったり、X68000などでは、本体のSRAMに寄生して、夜中にPCを起動させて音楽を奏でたり、なかなか味な真似をしてくれるやつが多かったのですが。
 被害は小さいことに超したことはないので、歓迎すべき事態なのでしょうが、感染しやすいのは、まるで毎年はやる風邪みたいで気分が悪いですね。
 みなさん、ウィルスは自分だけではなく、周りに迷惑をかけることがあります。怪しいファイルをダウンロードしたり(どきどき)、得体の知れないプログラムを実行したり(ばくばく)するのは止めましょうね。
 はっ、一番危ないのは千歳本人なんじゃ...

 本日のキーワード「NEC製MIPSアーキテクチャVR12000はサンプル30万円」


12月22日
天皇誕生日イブ

 生まれ変わるNotes

 比較的大きい会社に勤めている方であれば、社内インフラとしてNotesというグループウェアが採用されているところも多いかと思います。
 このNotes、どうしても、サーバーソフトと専用のクライアントソフトがワンセットで動作していると見られているのか、あまり良い評判を聞きません。あ、いやいや、ものは良いと思うのですが、Notesは専用クライアントでしか動かないという偏見です
 サーバーソフトはNotesドミノといいまして、NTやUNIX上で動くサービスみたいなものです。昔は、確かに専用クライアントでしか動かないものでしたが、近年のwwwブームに乗って、その機能のほとんどをWebブラウザ側でも操作できるようになりました。しかし、肝心な機能は専用品が必要ということで、そこらへんが噂の元になっていしまっていたんだと思います。
 来年初春発売予定のNotes5.0からは、サーバーソフトの名前からNotesの文字を取り、単にドミノとなります。クライアントは、専用品がNotesですが、wwwブラウザからも、専用品とまったく同じ機能を使えるということで、wwwユーザーを増やそうというねらいのようです。
 しかし、グループウェアの代表品ともいえるNotesの名前を消すことは、Lotusの戦略を多きく変えることにはならないのでしょうか。専用クライアントはwwwブラウザに駆逐され、Notesの名前が消えるとサーバーを導入する会社が減り、ドミノはドミノ倒しのごとく倒れていく...なんてことになりかねません。
 クライアントを開発していくリソースを、できるだけサーバー側に振りたかったのでしょうが、長年培ってきたブランドイメージを捨ててかまわないのでしょうか? 非常に疑問が残ります。
 あ、そうそう、次期版からLinux版も販売されるそうで、ちまたで話題になっているLinux人気に拍車をかけることになりそうです。

 無期延期されたChomedffects

 マイクロソフトが98年末にリリースするといわれていた、2D/3Dグラフィックス、音声、ビデオなどのコンテンツを表示再生する技術、それがクロームエフェクトでした。
 もともとは、InternetExplorer4上でマルチメディアを実現するための仕組みとしており、Windows98に追加パックという形で登場するはずでした。開発は遅れ気味ではあるものの、今年夏にはデベロッパーキットも配布され、徐々にではありますが基盤が整備されていた途中だったのです。
 それが、突然リリースの延期。マイクロソフトは、「Webの標準技術と統合データを視覚化する技術のサポートをより高度にするため」と説明していますが、そんなことで無期限延期にするわけがありません。
 タリスマンテクノロジーと一緒で、「できたらすごいけど、こんなもん作れるかー」ということが内部的に証明されたんだと思います。もしくは、「GDI+(GDI2K)と何が違うんじゃー」という批判が出てきたとか、「ファーレンハイトAPIセットが遅れとるけん、リソースば、そっちまわしたりー」という状況なのかも知れませんね。

 掲示板の方に「事情通」さんから補足が有りましたので、追加しておきます(原文ママ)
 正式な中止は11月中旬段階で米MSが各方面に通達と同時に公にしてます。 出荷理由の1つとして『供給形態がプレインストールで環境限定』も事実ですが、 それ以上にXMLでなく独自タグ記述による実装で各方面から他との互換性問題などから猛反発を食らったのが根本的な原因です。 W3Cに提案中のHTML拡張技術の統合に含まれて標準に含まれない限りは、出荷される可能性はないでしょう。標準前に実装されるとすれば、UI変更が予定されてい るWindows2000 Consumerにおいてだと思います。

 世間的にもあまり期待されていなかったのか、参加を呼びかけられていたメーカー各社も、今回の中止にはいたって静観しています。大方の声が「だいたい、それがなんだかわからん」というもの。説明もなしに物を売り込もうなんて、マイクロソフトおそるべし。
 そういえば、12月に3DfxしゃのVoodoo3記者会見を見にいった時、クロームエフェクトのサポートはどうなるんですか? という質問をしたら、「あ、いや、ちょっと、それについては答えられないんだよ」と言ってました。今思えば、ベンダには中止が行き渡ってたんですね。
 なんだか、業界の裏を垣間見た記事でした。

 復活の兆し? Novell NetWare

 一時期は死に体とまで言われたNetWareですが、最近は堅調に推移しているようです。それはもちろん、ネットワークサーバーとしての地位を確立したからですね。
 おいおい、ネットワークサーバーなんて当たり前じゃないか、なんていわれているかもしれませんが、それは、日本では、アプリケーションサーバーとそれを束ねるネットワークサーバーとの区別が正しくついていないために起こる現象なのです。
 部署ごとに置かれるファイルサーバーや、プリントサーバではNTのシェアが圧倒的と思います。以前はこの分野こそがNetWareの独壇場だったのですが、最近導入されるシステムでは見る影もありません(反論のある方も多いと思いますけど)NTはドメイン単位で物事を管理します。部署ごとにドメインを設定すると、ほかにあるサーバーのリソースを利用するには、信頼という関係を結ばねばなりません。Aというサーバーは、Bというサーバーを信頼しているので、Bというサーバーで認証されたユーザーはAというサーバを使っても良いですよという関係です。
 これもまた1桁のうちであれば何とか管理できますが、数十、数百のサーバーをすべて信頼させるのは骨の折れる作業です。10台もサーバーであれば、どのドメインはどのドメインを信頼しているのかぜんぜんわからなくなってしまいます。また、この手の一覧を見るためのツールも見たことがありません。
 NetWareは、NDSという仕組みを引っさげて登場しました。
 ディレクトリサービスというもので、それぞれドメインを階層でつなぎ、親子関係を持たせることで管理を容易にさせたのです。親のドメインで認証されれば、特に信頼などの関係を結ばなくとも子供のリソースを利用することができるというもので、ネットワーク管理者はぜいぶん助けられているのではないでしょうか。
 煩雑なNTを管理するためのネットワークサーバー、それがNetWareなのです。NetWare自身はもとろん、NTもNDS for NTを導入すれば即OK。ほかにもNDS for Solarisも登場し、NTだけではなく、UNIXまでも面倒見る事のできるものがサーバーソフトなのです。
 もっとも、マイクロソフトも黙ってこの機能を見逃すはずもなく、WIndows2000からは、ActiveDirectryという機能を用いて対抗する構えです。
 先日は配布が開始されたNT4サービスパック4にも盛り込まれているのでしょうか? すこし気になるところです。
 99年のNovellは元気です。NetWare5だけではなく、グループウェアGropeWise5.5など11品目をリリースするとしています。一時期はワードパーフェクトやクアトロなどを買収し、総合アプリケーションベンダとして失敗したネットワークの雄は本領を発揮できる年になりそうです。

 本日のつぶやき「ちっ、この時期になるとみんな浮かれおってからに」(一部の方よりツッコミ有り。ホントなんですってばぁ)


12月21日
天皇誕生日イブ前夜祭(イブが前夜だという突っ込みは却下)

 すっかり年の瀬です

 当Webページの更新が滞り出して、ほぼ一ヶ月ですね(笑) ここまで忙しくなるとは予期していませんでした。更新を楽しみにしている読者さんからもお叱りを受け、「うう、こりゃなんとかせにゃいかんな」と思ってはいるのですが、世の中時間だけは平等なようです。
 しかし、まったく遊ぶ暇がなかったかといえば、それは嘘で、ちゃんと発売日にBeOSRelease4JをGETしてきました。久々にわくわくできるOSです。何といったらいいのでしょう。可能性を示唆してくれているというか、触ることそのものが楽しいOSです。
 DOSというか、PC98全盛のころは、ユーザーは各自それぞれの環境を持っていました。VMMだけでも、メルコのMELEMMが良いというユーザーもあれば、I/OのVMM386が良いと言ってみたり、千歳のように、フリーのVEM486最高(^^) なんて掲げていたりしました。また、そういったメモリマネージャよりも、FDや、FILMTN、HFのようなファイラーを基礎としたツール群で多くの派閥に分かれ、日々カスタマイズにいそしんでいたものです。
 DOSエクステンダであるWindowsも、3.1までは、ほぼDOSのような状態を継承し、千歳は、プログラムマネージャをシェルからはずし、非常に軽快なものに乗せ換えていました。「血の1バイト」と呼ばれる時期は過ぎたものの、コンベンショナルメモリをいかに多くとって3.1を安定させるか、逆に、裏メモリや、裏VRAMをキャッシュに割り当てて凶悪に不安定な3.1を作ったりといろいろ遊んでいたと思います。
 DOSエクステンダを離れ、WIndows95はDOSとメモリを共有しているものの、多くを32ビットプロテクト領域へと移すことに成功しました。ほぼ完成形だと思います。それ故に、多くの機能を盛り込み、重く不安定であることは否めません。マイクロソフトは、大きく、重く、機能を搭載したアプリケーションを是とするところがあり、事実そのように進化しています。
 これは、決して悪かといえばそうとは言い切れません。この重たさが、プロセッサの処理速度を牽引し、ストレージの大容量化を育んできたのです。いまや、10GBクラスのATAハードディスクが2万円台です。千歳が最初にHDDを見た時は、10MB(実に1000分の1)のものが20万円ほどでした。最初に購入したものですら、40MBの品物が10万円ほどしました。このころを知っている人間にとって、現代はパラダイスです。
 完全な32ビット環境をもったWindowsNTはWIndows2000と名前を変えて、今後デスクトップOSの主流となっていくでしょう。問題がないわけではありませんが、ここに書くのはまたいずれの機会にしたいと思います。

 Beという名のOS

 もともとBeはBeという名前ではなかったようです。1990年のBeInc設立時代は別の呼称が合ったものの、語呂が悪いという理由で却下されたと聞きました。その後、アルファベットのBを用いることが決定し、それでは座りが悪いということで、eの文字が追加されて今の形となりました。eが小文字なのも、大文字じゃバランスが悪いから、という非常にアバウトな理由からです。
 Beはマイクロカーネル、マルチスレッドというだけではなく高度なタスクスケジューリング機能を持つOSです。マイクロカーネルは、WindowsNTなどがすでに採用しています。現代的なOSのデザインでは、ほぼ当然のように使われています。実際のところ、Unix系のOSよりも、WIndowsNTの方がマイクロカーネルとしての実装度は上です。そして、マルチスレッド。これは、Windows95や、NT、その他32ビット以上のOSではこれも当然の機能です。タスク=アプリケーションを実行する際、その処理を更に細分化し、よりきめ細かにCPUに実行させていくというものです。
 Beの特徴的な点は、このスレッドの実行能力です。新規に開発され、過去とのしがらみをもたないBeは過去との互換性に有する機能を保持する必要がありません。その分OSそのものやアプリケーション異割り当てるCPUパワーが増えるため、結果として高速に実行ができることになります。
 また、通常何の指定もせず作られたアプリケーションは、1タスク=1スレッドであるのに対して、Beは、自動的に複数のスレッドを生成し、複数のCPUに割り当てることが可能です。これが、Beはマルチプロセッサに強いといわれる所以です。ほかのOSでは、プログラマが明示しなければならず、非常に面倒です。Beは明示することも可能ですし、しなくても最高のパフォーマンスが選られるというしかけないなっています。
 また、マルチメディア関係のタスクに対しては優先的にスレッドを割り当てるなどの処理もあり、メディアOSと自称するだけの実力をもったものであるといえるでしょう。
 Beは1つのスレッドの切り替えが3ミリ秒です。Windowsの20ミリ秒に比べて細かいため、リアルタイム性の強いものに対しても滑らかに再生することが可能なのです。

 システム

 Beのファイルシステムは、BFS(BeFileSystem)です。DBのような構造をしており、ほかのファイルシステムとは一線を画す機能を持っています。もちろん、FAT16/32、HFSなどもマウントすることができ、混在OS環境下では威力を発揮します。次のリリースではNTFSもマウントできるようで(セキュリティからリードオンリーと思う)そのすごさには脱帽です。
 Beではファイルの操作はすべてOSが管理し、ログ(ジャーナル?)を取っています。有事の際でもファイルを追跡することが可能です。また、DOS系とは異なり、拡張子のみ種別を判断するのではなく、Macのようにリソースフォークをもち、それにより判断しています(MIMEをベースにしているようです)ですので、テキストでも、プレーンテキストなのか、HTMLなのか、そういったわけ方もも可能です。
 Windows・Mac・UNIXすべての良いところだけを凝縮させたような、という表現が一番似合うでしょうか。GUIはUnixとWindows風、コマンドラインシェルをもち、Macのような関連付け。 遊び心があり、なんというか「これこれ、これしかないっすよぉ」という気持ちにさせてくれるOSですね。
 しかも、マウントできる最大容量は256TB。テラバイトですよ。もう、すごすぎ。また、ファイルにユーザー独自のキーを追加できるので、検索する時に大きな力となります。

 しかし、若干不安定な部分や、ドライバの未整備など万人に受け入れてもらえるとこにまではいたっていないようです。アプリケーションの少なさもあげられるでしょう。BeWAREと呼ばれるBeのアプリは、その大部分がInternet上で流通し、まだまだ趣味の世界だと思います。オフィスソフトが出ているのが救いですが、WordやExcelのファイルが読めるでもなく、まだまだ発展途上です。
 Beは、メディアOSです。巨大な画像、スムーズな動画。そういった物を自由に扱えるキラーソフトが現れた時、世間の評価は一変するでしょう。BeINC自身、Windowsに代わるOSではないと明言しています。Windowsの隙間を埋め、補完していくOSなのです。
 千歳忍のNetでGOGO!では、Beを全面的に取り上げていきます。既にTOPページには「合い言葉はBe」(ベタベタ)というページを作り、さまざまなアプリの紹介や、リンク、情報の提供をしています。
 既存のOSに満足できない方、新しいものに触れてみたい方、Beはお勧めです。きっと共感できる何かがあると思います。99年春にはリリース4.1、秋口にはリリース5があるとされ、どんどん進化していきます。
 これからのBeに期待です。

 ちなみに千歳は以下の環境で動かしています。みなさんの参考になれば幸いです。

リソース 製品名  動作  サポート
CPU K6-2(300MHz)
マザーボード EPoX製 MVP3チップセット ×
メモリ 192MB
Video Matrox製ミレニアムG200
SCSI アダプテック製 2940AU
サウンド ノーブランド Maestro2 × ×
  クリエイティブ製 SB16PnP
HDD カンタム製 FBST3.2S
CD-ROM Plextor製 12/20PLEX
  CD-R55S
MO オリンパス製 MOS331E ×
TA サン電子 TS128GA2 × ×
モデム オムロン ME2814B2 ×
プリンタ Canon製 BJC700J × ×

 互換チップセットはサポート外のようですが、ほとんど動くみたいです。マザーの基盤クロックは66に落とし5.5倍で333MHz駆動させています。マザーが100MHz初期ロットのため安定しないからです。
 AGPも問題なく動いています。実際、Beはハードウェアアクセラレーションなど使っていないですから、AGPの機能も使っているとはおもえません。単純に高速なPCIバスです。(もともとAGP未対応のOSではAGPはPCIバスの一つとして動く)
 以前のバージョンで懸念されていたSCSIブートもぜんぜんOKです。でもWideSCSIのID8番以降は使えないみたいなので注意してね。
 サウンドカードは駄目でした。ドライバがないので、どうしようもありません。しょうがないので、しまっておいたサウンドブラスタを接続して使っています。
 MOドライブは、起動時にメディアを入れておかないと、マウント中にコケるみたいです。入れておけば問題なく使えるのでよしとしています。まあ、アメリカでのMOの普及度を考えればしょうがないですね。
 CD-RドライブであるTeacのドライブは、ソフトがないので本当にCD-ROMとして生きています。
 TAは試していないというのが正解。当然ドライバはないので、動きそうなドライバを一個ず つ当てていかなくてはなりません。普通のモデムと違ってコマンドの拡張が激しいので、合うやつはないのでは? と懸念しています。
 モデムも同様。オムロンはないのですが、アイワのはありました。これで動くようです。まあ、モデムはほとんどコマンド共通なので、似たような機種を選べばOKでしょう。念のため、千歳はヘイズ社の標準コマンド4を使っています。
 プリンタは、エプソンのドライバはあるようですが、キャノンはなし。海外では強いHPなんかもあるようです。これも、どれが入れれば使えそうな気はしますが(プリンタ側のエミュレーション機能で)Beで印刷する必要がないためチェックしてません。

本日のキーワード「合言葉はBe 作成完了」


12月20日
Be発売日なの

 買ってきたBe

 なんでも19日の深夜から販売開始したのにもかかわらず、300人とも400人ともいわれる人が並んだというのですからびっくりです。千歳は、20日になって、夕方あたりに購入してきました。Beのエンブレムがもらえてハッピーです。
 このBeは専用のパーティションを必要とするんですが、OSのCD-ROMにパーティションマジックが付属するので、入れたいハードディスクに空き容量があれば、バックアップ→FDISK→フォーマット→Windowsインストール→Beインストール、という手順を踏む必要がありません。元々あったドライブの内容はそのままに別のパーティションを作ってくれるので、非常に便利この上ありません。
 インストールそのものは、ものの10分そこらです。1時間以上かかる某OSとは次元が異なる快適さです。千歳は、さっそくWindows上からBeを呼び出すやつをコピーし、ついでに、98とデュアルブートできるように小細工もかましました。快適です(詳しくは特設ページを)
 いまのところ、Be泣ければ動かないアプリは少ないので、定期的なメールのチェックとか、ネットサーフィン、IRCチャットなど簡単なものしか利用してません。今後のBeWareに期待です。
 明日あたりBeIDE環境(プログラム開発ね)の本でも買ってきて、ちょっと勉強しようと思います。
 「レインボーベルにBeと書いてBeメイツ」とか、「合い言葉はBeにしてBeeにあらず」とか
そういうの募集してます。(ベルにマリ姉萌えーとか、ツイパラリスナー必見、なんて書いてあっちゃいけません。あくまでもBeOSのアイテムでなければなりません。って、千歳が一番ダメかも)
 面白いものがあれば、Be特設ページのほうで紹介させていただきます。

 しかし、なんというか、この1日で英語ばっかり見てたら、なんだか、語学系の能力値が3ポイントぐらい上昇した気分です(しかし、レベルが上がるほどではないらしい) 日本語版といいながら、IMEとフォントが入っているだけで、後はぜーんぶ英語ですし、コマンドラインシェル(DOS窓みたいなやつ)やダイレクトコネクト(パソ通の画面?)じゃ日本語使えないし、だいたい、メーラーがJISのエンコーダー持ってないので、なかなか苦労しました(笑)
 皆さんも、Be入れて最初に導入するのは、日本語の通るメーラーでしょうか。

 どうなるNetScape

 NetScapeがAOLに買収された話は皆さん聞き及んでいると思います。
 AOLが標準で採用しているブラウザは、ご存知マイクロソフトのIEです。この買収の後も、変わる様子はなく、AOLはIEを使いつづけるといいます。
 AOLはポータルサイトとしてのNetScapeとブランドを必要としており、今後煥発するであろうエレクトロニックコマース(電子商取引)に向けての地盤固めだといいます。そして、技術力のあるスタッフを迎え入れることにより、AOLは製品とサービスを拡充するともいってます。とれは、つまり、NetScapeのブラウザ「ナビゲータ」の衰退を意味するのではないかと思います。
 もともとフリーソース化で、サーバーソフトに対して開発比重を移していただけに、この傾向は顕著になると思います。世界中の有志が改良してくれるとはいえ、新バージョンに対する構想や、プロジェクトは誰かが指揮しなければ始まりません。NetScapeは大丈夫なのでしょうか?
 AOLはNetScapeのもつJavaの技術に着目したともいいます。今後、パソコンだけではなく、セットトップボックスや、PDAなど、非パソコン分野でもInterNet接続は必至です。
AOLはいつでもどこでもその環境を提供できるように準備をしておく必要があると考えたのでしょう。そういった意味でもNetSCapeは高い技術力を持ち、安心して任せられるベンダだと思います。
 しかし、マイクロソフトはIEは5.0をリリースします。4.0に比べて目玉となる機能の追加は少なく、細かいバグフィックスや、ルック&フィールの改良、速度の向上をねらったものです。ナビゲーターはこの隙間を埋める絶好のチャンスです。もう少しAOLが待ってくれたのならば、再び面白い戦いが見られたと思うのは私だけでしょうか。非常に残念でなりません。

 Mercedのフロアプランナー登場

 Intelから2000年中頃に登場するといわれている64ビットプロセサMercedのマザーボード作成支援ツールのお目見えです。
 作成したのは、アメリカのCadenceという会社で、製品は「SPECCTRAQuest」といいます。だからって、カノープスのSpectra3200を使わなきゃ動かない何てことないのでご安心を。
 フロアプランナーは、マザーボードを設計する上で欠かせないものです。スロットの個数や、コネクタの位置、バッファなどの位置を入力していくだけでマザーボードを設計してくれるという優れもので、これがなくては今のコンピュータは絶対に作れないでしょう。
 これのすごいところは、Mercedを搭載した高速基板に対して、部品の位置や配線の設計前にタイミングや信号の統一性、電磁干渉、同時スイッチング雑音などについての検証も可能な点。これと、Intelが提供するリファレンスがあれば、意外と簡単にMercedの基板が作れてしまうかもしれませんね。
 ちなみにSoket7系などでは、これらフロアプランナーを使って、メーカーのリファレンスでちょいと味付けすれば、あっという間にマザーが作れてしまうのだそうです。そう考えると、なんだか、ありがたみも薄くなるというものです(笑) プレビュー画面があって、赤い基板が良いとか、青い基板にしようとか、そんなことまでできたら楽しいでしょうね。
 しかし、まあ、フロアプランナーなしに、最近の6層基板など設計できる人間は存在しないと思いますが「職人が精魂込めて作った手作りマザーボード、本日発売」なんて書かれてたら買っちゃうかもしれないですね。

本日のキーワード 「Beのエンブレムは貴重品」


12月9日
関東地方、雨ばっかりです

ご無沙汰

 いやー、すんません。
 忙しい忙しいといいながら、3週間近くも更新をストップさせていました。ネタだけは収集するようにしていたのですが、それも断念し、最近では、アキバHotlineだけという体たらくぶり。ああ、読者の皆様千歳をお許しください。
 12月半ばからは大分落ち着く予定ですが、1月はまたまた忙しいと予想しています。サラリーマンではないので、忙しいことはイイと思うのですが、Webページが更新できないぐらい忙しいのは尋常じゃないですね。
 メールマガジンも、ほとんど月に1回発行できればいいペースなのかもしれません。しかし、今月はネタがあるので、ちゃちゃっと編集すれば大丈夫かな? 今回は初めてメールマガジンだけの題材を扱おうと思っています。
 今日の独り言は「小ネタ連発」です
 先月末から、今月頭にかけて、ためておいたネタから軽く流していきたいと思います。当「独り言」のウリである雑誌よりも速い解説ではなくなってますが、許してください。

 Rise社のmp6

 これは、MPEG Layer 6の略で、MPEG2のAACをも越える音声圧縮技術、なんて、誰しも考えるようなボケをかますのは止めておきましょう。
 mp6はx86アーキテクチャに基づくCPUを発売する第5のベンダRise社の製品です。本家のIntel、ナショナルセミコンダクタ(サイリックス)、AMD、IDTと強豪がひしめく中、新規の参入となります。
 CPUとしては、最高速高価格ではなく、最近はやりの1000ドルPCをターゲットにしたものです。周波数も現時点では266MHzと遅め。特徴というと、x86ネイティブ方式(RISC風命令には変換しない方式)で、3命令の同時デコード/発行が可能なこと。これにより、少々周波数が遅くても効率よく処理が行えます。パイプラインも6段と、最近のものとしては短めです。そして、もう一つは、MMXの同時実行命令数。K6では1つ、K6-2/MMXペンティアム、P2などでも2つなのに対して、mp6は同時に3命令をこなします。これにしょり、MPEGなどの処理は、より滑らかに行えるわけです。
 これには訳があります。mp6のターゲットは低価格PCだけではなくて、ノートPCも含まれているのです。そのために、低消費電力が必要なのです。周波数の向上は、消費電力に直結しますから、あんまり上げられないというのが実情のようです。また、セットトップボックス、ロボットなどの組み込み向け市場も意識しているようで、我々DIYユーザーがあまり目にすることのないCPUかもしれません。
 VIAのMVP4やIntelのi810などのVGA内臓のチップセットと組合わせれば、非常に廉価なシステムが作れそうですね。

アイオメガの新ZIP

 ようやくというか、待ちに待ったというか、アイオメガ社の新しいZIPドライブは、250MBにパワーアップ。きびきび動くZIPだから、この容量は魅力ですね。
 死のクリックでかなりヤバゲなアイオメガ社。これで、一気に収益を伸ばすことができるのでしょうか。日本での発売は年明けぐらいでしょう。
 ライバル会社であったサイクエストの会社更生法(Chapter 11)の適用という背景や、アイオメガのドライブ(クリック!やZIP)を用いた音楽データダウンロード技術などもあり、またまた目の離せない会社となりそうです。
 この、曲データ。ZIPなどにダウンロードする際に、暗号化して保存するのです。解除キーは、そのメディア一つ一つのシリアル番号なので、ダウンロードしたときのメディアでないとちゃんと再生できない。コピーしてもダメなんだそうです。ZIPがFDD並みに普及していれば別ですけど(アメリカではどうなのかな?)なんだか中途半端な規格に感じます。

 湯川専務一つ下さい

 セガから発売されたドリームキャスト。第2次出荷も終わったようで、ようやく街中でも本体のパッケージを見かけるようになってきました。11/27の発売日、秋葉原では徹夜組も出る始末。午後、この街ではどうやっても買うことのできなかったこのゲーム機。千歳は帰途につく途中、セブンイレブンで「現品限り」と札のかかったものを発見。ああ、ちょっと地方まで走ればあるんだなぁと実感しました。ドリキャス品薄現象は局所的なものだったのでしょうか?
 湯川専務はCDまで出すし、なんだか、本体以外のところが有名になっているような気がします。ソニックが出て、ファイナルファンタジーが出ないことには真価は本当の評価は出来ないのかもしれません。
 そういえば、COMDEX/FallのNECのブースでドリームキャストが展示されていました。3DアクセラレータPowerVR2がNEC製だからですね。なかなかソニックが走る姿は違和感がありました。
 パソコン用PowerVR2も発表になりました。歩留りは大丈夫なのでしょうか? 最終チェックのバグとあいまってドリキャスの販売を1週間延期させた歴を持つPVR2の歩留り。心配です。

 本日の言いたい放題 「AOLがネットスケープを買収したのに、標準ブラウザがマイクロソフトのインターネットエクスプローラーのままっていうのはどういうこと?」


当ページは「千歳忍」の独り言です。
極力真実に基づいて記述するようにしていますが、当方の思い違いや表記の方法によって一般的な解釈と異なる場合が有ります。意見や訂正の要請は大歓迎です。また、書いてほしいネタも募集しています。その場合はこちらまでどうぞ。

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