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千歳忍の独り言

なんでも解説!

2000年 1月

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もくじ

1月23日・・・・・2000年問題(千歳の正月編)、BeOSが無料になるらしい。

 


1月23日
ようやく更新できた...

 果たして2000年問題は過ぎ去ったのか

 どうも、皆様ご無沙汰しております。
 年末年始はやはり忙しいですね。コラムの更新もできないでおりました。
 季節ものといいましょうか、今のうちに書いておかないと風化してしまいそうな気がするので、えいやっ、とばかりに載っけてしまいましょう(^^)

 しかし、まあ、去年最後にして、今年最初の関心事といえば2000年問題。大手メーカーの社員や、情報システムに関わっている方などは、会社で年を越された方も多いと思います(居場所を明確にして、連絡のつくところで待機という人も多かったでしょうね)
 逆に、なんだか恐いから、と、海外旅行を中止して、家でのんびりしていた人も多いはず。
 年が変わる瞬間はちょっとドキドキ。されどビクビク。
 思わず買っておいた非常食とTVの速報を見比べながら、ああ、やっぱり何もなかったのかと落胆する人あり、ほっとする人あり、といったところでしょうか。
 結果からいって、ライフラインに関わるような大きな問題はおきていません。電気もガスも水道も。電話が、0時から不通になるのは今年に限ったことではないですし(一部問題があったようですが)いたって平和な正月でした。気になるものといえば、原子力関係の周辺で、1つ2つあったぐらいですか? それも、単純なログ取りシステムですからね。恐いも何もありません。
 北○鮮が混乱に乗じてテポ○ンの発射訓練でもしたら、それはそれは緊張感のある正月になったでしょう。ロ○アのミサイル基地でコンピュータが暴走したり、中東諸国で○○が××△◎にでもなったら、まるで映画のような状態になったのでしょうね(なってもらっても困るけど)

 千歳は大晦日の夜、ボーリングから始まりました。
 とりあえず、3ゲームほど行い、久々の感触に大満足。だって、2ゲーム目は、自己ベストを更新するスコア「194」をマーク。うおおお。近くのレーンの人々からの視線が熱いぜ(^^)
 そんなこんなで友人らと夜通し遊び、その後のお参りは西新井大師へ。おみくじは...末吉。とほほ。待ち人きたらず、恋人縁遠し。さがしものみつからず。健康に気を付けよ。と、なんだか、凶にも匹敵する厳しいお言葉がずらずら並んでおりました。
 屋台で散々飲み食いした後は、車を使って千葉県の九十九里浜まで初日の出を見にいってきました(ほとんど、毎年お決まりのコース(笑)) 犬吠埼まで行きたかったのですが、尋常ではないほどの混み方が予想できたので、普通に浜辺でぼへ~っとしていました。
 それにしても、人が多かったです。
 廃材を燃やしまくって、炎が10メートルも上がるようなファイヤー状態で日の出を見るのは、なかなか感動的でもありました(熱かったけど)
 しかし、水平線すれすれには雲があり、完璧な日の出と行かなかったのが残念です。
 あまりに人が多すぎて、芋も洗えないぐらいでした。例年なら、人がポツポツとしかいなくて、小さなたき火に当たりながら、その場で沸かしたお湯でコーヒーとかをのんびり飲んだりできるのですが、今年は、体育会系のお兄ちゃんが、一升瓶を一気したりして、ゲリラカイトを死ぬほど高く上げていたりして、本当にお祭り、という感じでした。そのカイトですが、凧糸だけでは足りず、近くのコンビにから買ってきた荷物用の紐を延々と継ぎ足して、長さにして500mぐらい。高さでも150m近くは上がっていたのではないかと思います。肝心のカイトの部分なんか、ごま粒のように小さくて、一瞬でも見失うと、どこにあるのかもわからないような状態でした。

 そんなこんなで、遊びつかれて家に帰ってきても、やっぱり最初にチェックするのが「年賀メール」。
 ふふ、何通来ているのかな? 早速見てみよう、とメーラーを立ち上げて受信してみると... あれ? 不整な処理を行いました...? 異常終了してしまいます。
 ものは試しと、他のメーラーを使って受信してみると、すんなりOK。どうも、そのメーラー固有の問題の様子。
 受信するメールのサイズが大きかったのか? なんか怪しい添付ファイルでもついてきているのか? 心配になっていろいろ調べてみたのですが、まったくといって症状は改善しません。
 まさか! 不審に思って、メーカーのHPを見ていると、案の定「メールの受け取りトラブルについて(2000年問題)」と書かれているではないですか。
 パッチを当てて事無きをえましたが、なんとも身近なところに2000年問題って転がっているんですね(^^;)

 OSが無料になる日

 BeOSの開発元であるBeINCは、先日、次世代BeOSであるVersion5を個人利用に限って無料にすると発表しました。
 細かなスレッド制御(Windowsは20ミリ秒単位。Beは3ミリ秒でスレッドを切り替える)や、ほとんど制限のないといってよいファイルシステムなど、なかなか魅力的な機能をもったBeは、MediaOSとして普及を図る予定でした。
 千歳もVersion4が出たときには秋葉原でパッケージを購入し、いろいろ試してみました。
 確かにいいOSなのですが、やはり出たてのの弱みか、アプリケーションが少なく、常用できるというところまでには至りませんでした。元々、Beは、Windowsを代替するものではなく、Windowsの弱いマルチメディアや、オーサリング、ノンリニア編集などの分野を補完するものとして誕生してきた経緯があります。ですから、そういった意味では、このような使い方は正しいのかも知れません。
 しかし、実際には、AVIファイルやQuickTimeMovieなどの再生など満足にできる状態ではありませんし、そういった分野でのキラーアプリとなるようなものも、ほとんど存在していないというのが現状です。
 BeINCでは、「Windows以外のOSに対して、対価を払おうとするユーザーが少なすぎる」としており、そうなのであれば、Beを無料にし、一般に広め認知してもらったほうがいいのではないかという考えのようです。
 それにより、フリーソフトなどの文化が出来上がれば、Beはそれなりの地位を確立できるのではないでしょうか。Linuxなど、フリーOSに対する認知度が上がっている今が、勝負のときと判断したのでしょう。
 消え去る過去のOSとなるのか、それは、皆さんが下す判断です。
 Version5は、雑誌などにも添付されるようなので、機会があればぜひ触ってみることをお勧めします。

 本日の独り言「ほかほかごはんにょ~(謎)」


当ページは「千歳忍」の独り言です。
極力真実に基づいて記述するようにしていますが、当方の思い違いや表記の方法によって一般的な解釈と異なる場合が有ります。意見や訂正の要請は大歓迎です。また、書いてほしいネタも募集しています。その場合はこちらまでどうぞ。

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