2000年 5月
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5月31日・・・・・ひさしぶりです。パソコン壊れたの。
最近身辺周りが忙しく、なかなかゆっくりとコラムを書いている時間がありませんでした。楽しみにして下さっている皆さん、大変失礼しました。
都内への引越しも完了し、24Hテレホーダイにも加入の手続きを済ませました。ADSLも魅力なんですが、実験地域が限定されすぎていて、かつユーザーが一杯でどうにもお手上げです。PSTN(アナログ線)に戻すのも面倒なので、今のISDNでいいやって感じです。
もっとも肝心の24HテレホであるIP接続サービスですが、NTTの対応もさるものながら、受け入れ側であるプロバイダの準備も進んでいないようで、5/13からの東京/大阪のスタート時に受け入れられるところなどほとんどなく、実際のサービスインは6月、場合によっては7月からになってしまいそうです(NTTの対応も極めて遅い)
また、地域によっては、交換機の変更が必要なところもあるらしく、申込みしたのに、「後から丁寧親切なお断りのメールが届いた」という事もあるようです。
はてさて、どうなっていくのでしょうね。
最近、みょうちくりんなダイレクトメールが多くて、ほとほと困っています。何しろ、メーリングリストや、メールマガジンを除くメールは、すべて携帯電話の方へ転送を掛けているので、邪魔なメールは課金の元ですし、何よりも会議中に慌てて確認したらスパムだったなんて、悲しくてたまりません。
「突然のメールをお許し下さい」「興味がなければ、そのままお捨て下さい」「このメールにはアダルトコンテンツを含んでおります。18歳未満の方は捨てて下さい」
なんて、文面が入ったのが、日に数通届きます。
全く持って不愉快です。
掲示板に書き込んだり、何かのアンケートに答えたときのメールアドレスが、どこかに流れていってしまっているのですね。
文面の構成を考えると、おそらく、1社、多くても数社の業者がこのようなメールを投げて来ているのだと思います。でなければ、ここまで似ている文章で届くとも思えません。もっとも差出人のメールアドレスが全く異なっておりますが、そんな事は当たり前。メールの転送経路までは面倒で調べてませんが、これを見れば、場合によっては一目瞭然かもしれません。
「興味がないなら捨てろだって? 最初から送るな!」
とブリブリ怒ってみたりしても仕方ありませんよね。
文面を見ていくと、「今後、こういった配信を受け付けたくない方は、空っぽのメールを返信して下さい」なんて書いてあります。が、しかし。1通返したところでそんなメールが止まるわけがないんですよね。じゃ、1通でだめなら... なんて感じで、一生懸命同じメールに対して、返信ボタンを押して、100通も書けば、おそらく大概のスパム業者はメールを止めてくれることと思います。
でも、面倒ですよね。
こんな時は、諸刃の剣。ウィルス恐いけど、VBAでなんでも出来ちゃうOUTLOOKで対抗します。上記のようなメッセージを含む文章を受け取った場合は、タイトルに「配信止めろ」。本文は、届いた内容を10回ぐらいコピーして長くしたものを自動的に送り返すシステムを構築すれば(笑) あ、タイトルを「I LOVE YOU!!」なんていうのにしたら、結構ビビると思うのですがどうでしょう?
そんなのを1通届く度に100倍返しにしてやれば... あ、悪魔だ。スパム業者よりも悪質な報復システムの出来上がり(というか、ほとんどウィルス並みのタチの悪さ)
なんてこと、想像しても実行に移しちゃいけませんよ。
そんな無駄なネットワークトラフィックを増やすなんて、ねぇ。
そんなスパムの中に「メールアドレス売ります」というのも有りました。その中に掲載されていたのは、10万件で1万円ほど(だったと思う)。はたしてそれが高いか安いかは分りませんなが、10万ものメールを集めるのは、それはそれなりに労力が掛かっているなぁと、思います。
でも、ちょっと有名なアダルトサイトなんかのアンケートフォームに書かれたアドレスを、がーっと回収したら、10万件ぐらいすぐに集められるのしょうね。
そういえば、最近チェインメールが来ません。
やっぱ、会社勤めして、お話好きな女性とかと交流がないと、そういう楽しいメールはこないんですかね?
以前の「あのファイルはウィルスだから、みんな気をつけろ」「鉄腕ダッシュ国分太一チームです」「これ面白いから読んで」なんていうのが、チラチラきてたのになぁ。
あ、不謹慎な発言ですね。ごめんなさい。
噂には、鉄腕ダッシュ・チェインはまだ続いてるらしいですね。いい加減止めましょうね。そういうの回すの(^^;)
馬鹿な事書いてたら、うちのPCがイっちゃいました。
何気なくPCの電源を入れて、メールのチェックしようと思ったら、「ジーガリガリ、ジーガリガリ...」という異音。それも、同じ所で、なんどもリトライして、先に進めないような雰囲気。
一瞬にして青ざめる私。ああ、何てことだ。症状から見て、HDDのプラッタに傷が付いて、何度も読み直しをしているのに間違いなさそうです。ふむ。HDDのヘッドがイってしまった場合、もっと連続的な異音が出る場合や、完全に動作すらしない場合が多く、電源を切ったときにシッピング(ヘッドを安全な最内周や、プラッタの外側に移動させること)に失敗したら、もっと派手な異音がするものです。経験則ですので、鵜呑みにされても困りますが、参考になると思います。
一応、BIOSでのHDDの認識も問題なく、「Starting
Windows」の文字も出るので、MBR、io.sys辺りも問題ないようです。ですから、HDD丸ごと使えなくなった可能性は低そうです。
次に起動時にF8キーを押して、MS-DOSモードで起動を試みます。
F8のメニューまで出るようなので、IO.sysまで問題なさそうだと、判断できますが、その後、StepByStepで起動しようとしても、その瞬間に例の「ジーガリガリ、ジーガリガリ...」という異音。
どうやら、HIMEM.sysを読みに行こうとして、そこに該当するクラスタ(セクタ)に異常が有るようです。ディレクトリエントリが壊れているだけであれば、デバッガでちょいちょいとアドレスをいじってしまうのですが、不用意にやると面倒なので、お手軽にScandiskを使うことにしました。あ、でも、Scandiskすると、取り返しのつかなくなることも多いので、注意して下さいね。
調べてみたら、Windowsフォルダのディレクトリエントリが壊れているみたいでした。
もう一台あるマシンで、起動ディスクを作ります。
Windows98の場合2枚組みになりますが、2枚目なんて要らないので、途中でキャンセルしちゃいます。1枚目も、SCSIのCD-ROM環境も要らないので、ばっさりカット。その他もろもろ削除して、シンプルな構成にします。
逆に必要なattrib.exeや、Format.exe、sys.com、Scandisk.exe、mscdex.exeなどをコピーして、便利なディスクを作成します。Filmtnなんかあると、ディレクトリツリーの削除とかし易くていいかもしれませんね。windowsフォルダをDOSで削除するのは、結構面倒くさいですから、ATTRIBで所定のフォルダを通常属性にしておいて、Filmtnで消しまくれば、案外簡単にWindowsの再インストールとか出来ちゃいます。Smartdrv.exeも一緒にしておくと、キャッシュが効いていいですよ~。
さて、今作った起動ディスクで頑張ります。
Scandiskを実行してみると、案の定ディスクそのものは壊れていない様子。しかし、特定の部分で怪しげな動作音。がんばれスキャンディスク。応援してるぞ!
幾度となくエラーファイルを掃き出しながらも処理は続いていきます。
10分ほど待つと、Windowsフォルダにあったファイルは、すべてエラーファイルに、ディレクトリは、ルートに個別に掃き出されていました。
一度再起動し、1回目のバックアップを取ります。
本当に念のためです。DOS上からVFATをきっちり扱えるファイラーを持っていないため、そのままコピーしても使える可能性が低くいためです。
また、Windowsフォルダ以外は無傷でしたが、これまた念のため、別のドライブにコピーしておきます。
Windows配下で必要そうなのは、「Favorites」お気に入りフォルダ。「SendTo」送る。「Application
Data\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch」クイックランチなどでしょうか?OutlookExpressを使っている人なら、そのメール保存フォルダも取っておくといいでしょう。
さて、バックアップは取ることができました。
続いては、Windowsのインストールです。これは、また次に。ではでは。