AND OR
用語辞典、過去のコラムの内容を検索する?

千歳忍の独り言

なんでも解説!

2000年 5月

1999年 < 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 > 2001年

 

もくじ

5月31日・・・・・ひさしぶりです。パソコン壊れたの。


5月31日
もう夏って感じですね

2月ぶりのコラムです

 最近身辺周りが忙しく、なかなかゆっくりとコラムを書いている時間がありませんでした。楽しみにして下さっている皆さん、大変失礼しました。
 都内への引越しも完了し、24Hテレホーダイにも加入の手続きを済ませました。ADSLも魅力なんですが、実験地域が限定されすぎていて、かつユーザーが一杯でどうにもお手上げです。PSTN(アナログ線)に戻すのも面倒なので、今のISDNでいいやって感じです。
 もっとも肝心の24HテレホであるIP接続サービスですが、NTTの対応もさるものながら、受け入れ側であるプロバイダの準備も進んでいないようで、5/13からの東京/大阪のスタート時に受け入れられるところなどほとんどなく、実際のサービスインは6月、場合によっては7月からになってしまいそうです(NTTの対応も極めて遅い)
 また、地域によっては、交換機の変更が必要なところもあるらしく、申込みしたのに、「後から丁寧親切なお断りのメールが届いた」という事もあるようです。
 はてさて、どうなっていくのでしょうね。

 スパム

 最近、みょうちくりんなダイレクトメールが多くて、ほとほと困っています。何しろ、メーリングリストや、メールマガジンを除くメールは、すべて携帯電話の方へ転送を掛けているので、邪魔なメールは課金の元ですし、何よりも会議中に慌てて確認したらスパムだったなんて、悲しくてたまりません。
 「突然のメールをお許し下さい」「興味がなければ、そのままお捨て下さい」「このメールにはアダルトコンテンツを含んでおります。18歳未満の方は捨てて下さい」
 なんて、文面が入ったのが、日に数通届きます。
 全く持って不愉快です。
 掲示板に書き込んだり、何かのアンケートに答えたときのメールアドレスが、どこかに流れていってしまっているのですね。
 文面の構成を考えると、おそらく、1社、多くても数社の業者がこのようなメールを投げて来ているのだと思います。でなければ、ここまで似ている文章で届くとも思えません。もっとも差出人のメールアドレスが全く異なっておりますが、そんな事は当たり前。メールの転送経路までは面倒で調べてませんが、これを見れば、場合によっては一目瞭然かもしれません。
 「興味がないなら捨てろだって? 最初から送るな!」
 とブリブリ怒ってみたりしても仕方ありませんよね。
 文面を見ていくと、「今後、こういった配信を受け付けたくない方は、空っぽのメールを返信して下さい」なんて書いてあります。が、しかし。1通返したところでそんなメールが止まるわけがないんですよね。じゃ、1通でだめなら... なんて感じで、一生懸命同じメールに対して、返信ボタンを押して、100通も書けば、おそらく大概のスパム業者はメールを止めてくれることと思います。
 でも、面倒ですよね。
 こんな時は、諸刃の剣。ウィルス恐いけど、VBAでなんでも出来ちゃうOUTLOOKで対抗します。上記のようなメッセージを含む文章を受け取った場合は、タイトルに「配信止めろ」。本文は、届いた内容を10回ぐらいコピーして長くしたものを自動的に送り返すシステムを構築すれば(笑) あ、タイトルを「I LOVE YOU!!」なんていうのにしたら、結構ビビると思うのですがどうでしょう?
 そんなのを1通届く度に100倍返しにしてやれば... あ、悪魔だ。スパム業者よりも悪質な報復システムの出来上がり(というか、ほとんどウィルス並みのタチの悪さ)
 なんてこと、想像しても実行に移しちゃいけませんよ。
 そんな無駄なネットワークトラフィックを増やすなんて、ねぇ。

 そんなスパムの中に「メールアドレス売ります」というのも有りました。その中に掲載されていたのは、10万件で1万円ほど(だったと思う)。はたしてそれが高いか安いかは分りませんなが、10万ものメールを集めるのは、それはそれなりに労力が掛かっているなぁと、思います。
 でも、ちょっと有名なアダルトサイトなんかのアンケートフォームに書かれたアドレスを、がーっと回収したら、10万件ぐらいすぐに集められるのしょうね。

 そういえば、最近チェインメールが来ません。
 やっぱ、会社勤めして、お話好きな女性とかと交流がないと、そういう楽しいメールはこないんですかね?
 以前の「あのファイルはウィルスだから、みんな気をつけろ」「鉄腕ダッシュ国分太一チームです」「これ面白いから読んで」なんていうのが、チラチラきてたのになぁ。
 あ、不謹慎な発言ですね。ごめんなさい。
 噂には、鉄腕ダッシュ・チェインはまだ続いてるらしいですね。いい加減止めましょうね。そういうの回すの(^^;)

 なんてさ

 馬鹿な事書いてたら、うちのPCがイっちゃいました。
 何気なくPCの電源を入れて、メールのチェックしようと思ったら、「ジーガリガリ、ジーガリガリ...」という異音。それも、同じ所で、なんどもリトライして、先に進めないような雰囲気。
 一瞬にして青ざめる私。ああ、何てことだ。症状から見て、HDDのプラッタに傷が付いて、何度も読み直しをしているのに間違いなさそうです。ふむ。HDDのヘッドがイってしまった場合、もっと連続的な異音が出る場合や、完全に動作すらしない場合が多く、電源を切ったときにシッピング(ヘッドを安全な最内周や、プラッタの外側に移動させること)に失敗したら、もっと派手な異音がするものです。経験則ですので、鵜呑みにされても困りますが、参考になると思います。
 一応、BIOSでのHDDの認識も問題なく、「Starting Windows」の文字も出るので、MBR、io.sys辺りも問題ないようです。ですから、HDD丸ごと使えなくなった可能性は低そうです。
 次に起動時にF8キーを押して、MS-DOSモードで起動を試みます。
 F8のメニューまで出るようなので、IO.sysまで問題なさそうだと、判断できますが、その後、StepByStepで起動しようとしても、その瞬間に例の「ジーガリガリ、ジーガリガリ...」という異音。
 どうやら、HIMEM.sysを読みに行こうとして、そこに該当するクラスタ(セクタ)に異常が有るようです。ディレクトリエントリが壊れているだけであれば、デバッガでちょいちょいとアドレスをいじってしまうのですが、不用意にやると面倒なので、お手軽にScandiskを使うことにしました。あ、でも、Scandiskすると、取り返しのつかなくなることも多いので、注意して下さいね。
 調べてみたら、Windowsフォルダのディレクトリエントリが壊れているみたいでした。

 もう一台あるマシンで、起動ディスクを作ります。
 Windows98の場合2枚組みになりますが、2枚目なんて要らないので、途中でキャンセルしちゃいます。1枚目も、SCSIのCD-ROM環境も要らないので、ばっさりカット。その他もろもろ削除して、シンプルな構成にします。
 逆に必要なattrib.exeや、Format.exe、sys.com、Scandisk.exe、mscdex.exeなどをコピーして、便利なディスクを作成します。Filmtnなんかあると、ディレクトリツリーの削除とかし易くていいかもしれませんね。windowsフォルダをDOSで削除するのは、結構面倒くさいですから、ATTRIBで所定のフォルダを通常属性にしておいて、Filmtnで消しまくれば、案外簡単にWindowsの再インストールとか出来ちゃいます。Smartdrv.exeも一緒にしておくと、キャッシュが効いていいですよ~。

 さて、今作った起動ディスクで頑張ります。
 Scandiskを実行してみると、案の定ディスクそのものは壊れていない様子。しかし、特定の部分で怪しげな動作音。がんばれスキャンディスク。応援してるぞ!
 幾度となくエラーファイルを掃き出しながらも処理は続いていきます。
 10分ほど待つと、Windowsフォルダにあったファイルは、すべてエラーファイルに、ディレクトリは、ルートに個別に掃き出されていました。
 一度再起動し、1回目のバックアップを取ります。
 本当に念のためです。DOS上からVFATをきっちり扱えるファイラーを持っていないため、そのままコピーしても使える可能性が低くいためです。
 また、Windowsフォルダ以外は無傷でしたが、これまた念のため、別のドライブにコピーしておきます。
 Windows配下で必要そうなのは、「Favorites」お気に入りフォルダ。「SendTo」送る。「Application Data\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch」クイックランチなどでしょうか?OutlookExpressを使っている人なら、そのメール保存フォルダも取っておくといいでしょう。

 さて、バックアップは取ることができました。
 続いては、Windowsのインストールです。これは、また次に。ではでは。

本日のキーワード 「みんな更新しなくてごめんよぉ」


当ページは「千歳忍」の独り言です。
極力真実に基づいて記述するようにしていますが、当方の思い違いや表記の方法によって一般的な解釈と異なる場合が有ります。意見や訂正の要請は大歓迎です。また、書いてほしいネタも募集しています。その場合はこちらまでどうぞ。

[戻る]