昭和21年(1946年) | ||
JASRAC No.090−2043−6 | ||
リンゴの唄 | ||
作詞:サトウ・ハチロー(C) | ||
作曲:万城目正(C)(曲目) | ||
歌唱:並木路子 | ||
MIDI制作 : 滝野細道 | ||
(一) 赤いリンゴに 口びるよせて だまってみている 青い空 リンゴはなんにも いわないけれど リンゴの気持ちは よくわかる リンゴ可愛や 可愛やリンゴ |
(三) 朝のあいさつ 夕べの別れ いとしいリンゴに ささやけば 言葉は出さずに 小くびをまげて あすも又ねと 夢見がお リンゴ可愛や 可愛やリンゴ |
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(二) あの娘よい子だ 気立てのよい娘 リンゴに良く似た 可愛い娘 どなたがいったか うれしいうわさ かるいクシャミも とんで出る リンゴ可愛や 可愛やリンゴ |
(四) 歌いましょうか リンゴの歌を 二人で歌えば なおたのし 皆で歌えば なおなおうれし リンゴの気持ちを 伝えよか リンゴ可愛や 可愛やリンゴ |
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2006/SEP/01 開設曲 |
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1941年12月のハワイ真珠湾攻撃から始まった第二次世界大戦の一部太平洋戦争は1945年に 沖縄の壊滅、空襲による本土の焦土化、広島長崎の原爆で日本の大敗戦となりました。配給制 度はできましたが当てには出来ず、民衆は食料を求めて右往左往。生きるために人身は荒廃 しましたが、その中でこの「リンゴの唄」が巷を流れ、戦後の日本人の心を救った歌、と言われ ています。同じ21年の「みかんの花咲く丘」にも同様なことが言われています。 |
【万城目正】当倶楽部の作曲 | |||
曲 名 | 作 詞 | 歌 手 | 歌 い 出 し |
哀愁日記 | 西条八十 | C・ローズ1 | 山の一夜の行きずりの愛の言葉を忘れかね |
愛染草紙 | 西条八十 | 霧島/松原 | 流れくる流れくる君がやさしの歌声かなし男涙 |
愛染夜曲 | 西条八十 | 霧島/松原 | 愛染かつらの咲く春をなんで嵐がまたねたむ |
明るい雨 | 西沢義久 | 近江敏郎 | 誰かににたひと傘さして駅の時計をながめてた |
あの丘越えて | 菊田一夫 | 美空ひばり | 山の牧場の夕暮れに雁が飛んでるただ一羽 |
越後獅子の唄 | 西条八十 | 美空ひばり | 笛にうかれて逆立ちすれば山が見えます故郷 |
想い出のボレロ | 藤浦 洸 | 高峰三枝子 | 山川越えて思い出はながれる雲か夜の霧嘆き |
角兵衛獅子の唄 | 西条八十 | 美空ひばり | 生れて父の顔知らず恋しい母の名も知らぬ私 |
悲しき口笛 | 藤浦 洸 | 美空ひばり | 山のホテルの赤い灯も胸のあかりも消えるころ |
かりそめの唇 | 西条八十 | C・ローズ1 | 女ごころのしずかな湖に誰か小石を投げたのよ |
この世の花 | 西条八十 | 島倉千代子 | 赤く咲く花青い花この世に咲く花数々あれど |
しあわせはどこに | 西条八十 | C・ローズ1 | 街には楽しい人の波空には明るいバラの雲 |
純情二重奏 | 西条八十 | 霧島/高峰 | 森の青葉の陰に来てなぜに淋しくあふるる涙 |
純情の丘 | 西条八十 | 二葉あき子 | 黒髪風になびかせて夕日にうたうアヴェ・マリア |
情熱のルンバ | 藤浦 洸 | 高峰三枝子 | 嘆きの空の夕焼けはバラの花よりなお赤い |
旅の夜風 | 西条八十 | 霧島/松原 | 花も嵐も踏み越えて行くが男の生きる道泣いて |
懐しのブルース | 藤浦 洸 | 高峰三枝子 | 古い日記のページには涙のあとも切れ切れに |
涙の駒鳥 | 西条八十 | 霧島/二葉 | 逢うは別れのはじめとは誰が悲しく言い初めた |
リンゴの唄 | S.ハチロー | 並木路子 | 赤いリンゴに唇よせて黙って見ている青い空 |
別れのタンゴ | 藤浦 洸 | 高峰三枝子 | 別れの言葉は小雨の花かさようならと泣いて |